9月25日（土） 2010 J1リーグ戦 第24節
神戸 0 - 0 Ｃ大阪　（15:05／ホームズ／12,775人）
スカパー！再放送 Ch181 9/28（火）後09:00〜
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●和田昌裕監督（神戸）：

「お疲れさまでした。感想はそう簡単には勝たせてもらえないな、と。広島戦もそうでしたが…ただ選手は最後までファイトしてくれたし広島戦とはまた違う引き分けかな、もっと価値のある引き分けだったと思っています。
前半はどちらかというとうちの方がゲームをコントロールできたという印象です。特に広島戦から修正した部分がきっちりと前半、特に良く出来ていたなという印象です。ポポのFKだったりがもしや得点に、というシーンもありましたし。後半に入るとセレッソさんも個の強さを発揮して、少しセレッソ側の試合だったと思いますが、それでも最後まで守備の組織と言う部分で、最終的に徳重も含めてしっかり守れたというところも大きかったと思っている。まだ私にかわって２週間ですが、選手は本当に前向きにとらえてくれて、全体的に非常にいい方向に修正できているかなという印象です。なかなかそう簡単に勝たせてくれませんが、なんとか１勝できるようにまた１週間しっかりと修正して、調整してやって行きたいと思います」

Q:広島戦の勝点１より価値があるという理由は？
「広島戦と違うのはもうちょっと攻撃的な守備、コンパクトというところを強調してやってきて、４人のラインの高さが広島戦に比べて高かったと思われた方が多かったと思います。それと、ボールを奪ってから出て行くところが非常に連動していた。ボールの奪い方も中盤で…だんだん攻守に連動できていて、そこは求めていたところですし、完璧ではないが良くはなっていると思います」

Q:広島、C大阪と戦い、今後は上位との戦いになる。やれるという手応えは？
「あまり上とか下とか関係なく、とにかく対戦相手に対して非常にうちはモチベーション高く毎試合できるという…どちらかというと直接対決というのは非常に難しい部分があって、少し堅くなったりそういう空気になりがちだけど、当然、上位チームばかりで常にチャレンジャーという気持ちで戦えるのは逆にうちにとって大きいのかな、と。そこは前向きに捉えています。戦い方もできるだけコンパクトに、どんな相手に対してもというのをベースに…あと、今日もっとよかったのは前線でボールを奪われた後の切り替え、もう一度前線で取り返すというシーンがいくつか見られたと思いますが、そうした切り替えの部分も広島戦からよくなっている部分かなと思います」

Q:残留争いを勝ち抜く上で大事なのは？
「とにかく広島でも引き分けで１、今日も１、と勝てない中でも１つずつ積み重ねていけているのは絶対に最後に大きな差になって出てくることを、信じて選手たちと一緒に頑張っていきたいと思います」

Q:イ・ジェミンについて。
「もともとFWですが、韓国では３トップの右だったので、先週から右サイドでやらせている。縦への突破が非常によくみられていたので、今日は朴康造にかえて彼の突破力を期待したが、今日は石櫃がどんどんオーバーラップしてくることもあって、ジェミンが気を使って石櫃が出てくるスペースをあけてあげていたのかなという気はします。そういう意味では本来のジェミンの縦への突破はなかったですが、見方をつかうような献身的な動きは練習ではあまりみられなかったので、今回はそういうプラスの良さが見えたのは良かったのかなと思います」

以上