9月18日（土） 2010 J2リーグ戦 第26節
水戸 3 - 1 富山　（13:04／Ｋｓスタ／1,844人）
得点者：2' 常盤聡（水戸）、8' 片山真人（水戸）、21' 苔口卓也（富山）、27' 片山真人（水戸）
スカパー！再放送 Ch183 9/19（日）前05:00〜
☆新機能／試合速報一覧はここをクリック!!
☆クラブサポーター対抗totoリーグ投票受付中！
----------

●木山隆之監督（水戸）：

「立ち上がりいい形で攻めれて点が取れて、早い時間に点差が開いたので、その後ちょっと消極的になったなと思って見てました。後半はある程度守備をしっかりしながら点差をうまく生かしてのサッカーだったと思うんですけど、ちょっと持たれすぎたかなという印象です。ただ、勝つために選手たちが必死にやっていることなので。次節もホームで戦えるので、連勝目指して頑張っていきたいなと思います」

Q.小池選手をサイドバックに入れましたが、その意図は？
「なかなか勝てない時期に4−3−3で、島田と小池の前への力を生かして、シンプルにサッカーをすることに取り組んで、ある程度は結果を出せて。ただ、ずっと4−4−2でやってきて、真ん中を作りながら両サイドの推進力を生かして攻撃に厚みをつけるということをトライしてやってきているので、ちょっと形に戻す時に中村ではあのプレーがなかなかできないかなと。守備のことを考えると小池だと不安な面もあるんですけど、チームも勢いに乗ってきたので、今ならいいかなと試してみました。それなりにはしっかりやってくれたと思います」

Q.消極的になったのはリードしたという精神的な面が問題なのか、戦術的な面が問題なのか？
「相手がパスの上手なチームと分かっていたので、ある程度試合が拮抗したとしても、相手が持つ時間が多くても自分たちがしっかり守備をして出て行くという可能性はあったと思う。その想定はしてました。立ち上がりことのほか自分たちの方がうまくいって、あんな早い時間に2点リードしたことはなかったので、相手もまだその時点ではいい部分が出てなくて、1点取られる間際ぐらいから相手のギャップを突くプレーが出始めて、その辺から前から行ったらそこを突かれる、引いたらサイドを突かれるという感じだったので、どうしたらいいのか分からないといった、なんとなく守備をしている時間が続いたので、ちょっとはっきりさせないといけないと思ってたんですけど、そうこうしているうちに3点目が入ったので。後半、少し厳しいと思ったら守備をしっかりする選手交代をして、カウンター狙いに切り替えようと思ってました。ただ、前半の途中からそうなったのは事実で、それが精神的な部分か戦術的な部分かと言われると、どっちもだと思います。フッと余裕ができたことと、相手のパスが回り始めたことが原因だと思います」

Q.常盤選手が前線で起点となる動きを見せていました。常盤選手の評価は？
「いや、今日はよかったと思いますよ。彼は足元の技術がしっかりしているので、ボールが入ればなんとかなるんだけど、なかなかきれいにおさまることは少なかった。どちらかというと裏への飛び出しやオフで外すというプレーがメインになって、しっかり受けて周りを生かすというプレーがすごく増えた。いいクサビのパスが入ったけど、すべてがいいパスではなかった。苦しいけど、常盤を走らせて預けるパスがあったんだけど、そういうのもおさめられた。だから、サイドの選手が前向きにプレーできたのが前半はよくあった。守備でも要求してきたことができていた。今まで僕が不安だと思っていたことが出なかった。守備とボールを簡単に失わないということ。相手にとっては怖かったんじゃないかと思います」

Q.片山選手が3点に絡みましたが、どういった評価でしょうか？
「FWは2点取ったら悪いということはないです。もちろんミスもあるし、でも、そういうのを抜きにして、点を取ったことと味方のパスがつながらない苦しい状況の時に競り合いでもプレーしていた。ちょっと淡白なところがあるんですが、今日はしっかり競っていた。彼のプレーとしてはすごくよかったと思います」

以上