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【J1:第23節 G大阪 vs C大阪】C大阪側プレビュー:G大阪より上の2位で「大阪ダービー」に臨むC大阪。大阪代表の地位を奪い取るべく、勝利を目指して万博に乗り込む(10.09.17)

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9月18日(土)J1 第23節 G大阪 vs C大阪(19:00KICK OFF/万博チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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G大阪側プレビュー関西Jバトル2010特集

前節の広島とのホームゲームで勝ち切れず、連勝が4でストップしたものの、勝点を40に乗せて、2位をキープしているC大阪。好調を継続したなかで宿敵、G大阪との大阪ダービーを迎える。しかも、5位G大阪より勝点3上回るという優位なポジションにいることもあり、「今回は面白い状況でのダービーになる」とC大阪のレヴィー クルピ監督。高いモチベーションを持って、万博の地に乗り込む。

1995年、C大阪がJリーグに昇格して以降、激戦の火ぶたが切って落とされた大阪ダービー。対戦成績はC大阪の8勝1分16敗。2度J2降格の屈辱を味わって、今季J1に復帰したC大阪は、リーグ創設時から名前を連ね、J1優勝経験もあるG大阪に対して劣勢を強いられている。特に2003年2ndステージ以降、06年シーズンにかけては7連敗を喫していたが、前回、第2節の大阪長居スタジアムでの対戦では、先行されながら、アドリアーノのゴールで1-1の引き分けに持ち込み、その悪しき記録をストップ。この試合から徐々に勢いを得たC大阪は、4月以降のリーグ戦で勝星を積み重ね、W杯中断明けからはその勢いが加速。J1昇格即優勝という快挙も、決して夢ではないような戦いぶりを見せている。

その自信を胸に、今季2度目の大阪ダービーを戦うC大阪だが、押し込まれた前回の対戦時とはメンバーも、戦い方も違うだけに、楽しみは尽きない。大黒柱だった香川真司が移籍してチームからいなくなったこと、正守護神のキム ジンヒョンがケガで引き続き欠場することはマイナス要因になるだろうが、それを補って余りあるだけの要素は揃っている。

アドリアーノ、家長昭博、乾貴士、清武弘嗣で確立された1トップ3シャドー、C大阪生え抜きである丸橋祐介の目覚ましい成長、リーグ最少失点に大きく貢献する茂庭照幸と上本大海の強力センターバック、キムの穴を見事に埋めているGK松井謙弥の活躍などもあり、チーム力は確実に半年前からアップしたC大阪。そのなかで一番の注目は、やはり万博凱旋となる元G大阪の家長になる。

J1の8月度 J's GOAL月間MIPにも選ばれるなど、その活躍が目覚ましい背番号14は、C大阪が誇る3シャドーの中心選手として君臨中。ボランチのマルチネスとともに、攻撃の起点としての活躍も光る。かつてはG大阪の至宝とも言われた男は、前回の対戦では87分からのわずかな出場時間だったが、今回は満を持して先発のピッチに立ち、G大阪と対峙する。古巣相手でも「試合は楽しみだが、いつもと変わらずやることが大事」というクールな家長だが、「次に勝たないと、上位に行けない」と危機感も強い。前節の広島戦では不満足な出来だっただけに、この試合での爆発を願わずにはいられない。

また、家長同様、元G大阪の播戸竜二も、当然、この一戦に高い意欲を持っている。「久々の万博は楽しみ。そこで出て点を取りたい」という熱血ストライカーは、「向こうの4バック相手に、どんどんいろいろやっていきたい」と、知り尽くした相手にも容赦なく戦いを挑む。

このダービーマッチを控え、トレーニングを積み重ねてきたC大阪。ゲーム形式の練習でも、熱を帯びたマッチアップが随所に見られるなど、気合も十分すぎるほど入っている。もちろん、G大阪については「個の能力が高く、センスのかたまり」と上本も言うなど、警戒は怠っていない。特に遠藤保仁については、「インテリジェンスと経験のある選手。日本人トップレベルであることは間違いない。準備できる部分はすべてやっていきたい」と、レヴィー クルピ監督も直前まで入念に対策を施す模様だ。実際に、遠藤と対面するのはC大阪3シャドーなだけに、この直接対決は試合の趨勢を占ううえでも見逃せない。

C大阪サポーターも、バスツアーなどで大挙して向かう予定を組むなど、4年ぶりの万博に、気持ちは高ぶる。最後に大阪ダービーで勝利したのも、2003年1stステージの万博だった。それ以来の勝利を目指して、C大阪は、クラブ、選手、フロント、サポーターが一体となって、宿敵に立ち向かう。「僕らが勝って、大阪代表として、最後まで上位に食らいつく」という思いを実現するために。

以上


2010.09.17 Reported by 前田敏勝
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