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【第90回天皇杯2回戦 富山 vs 横浜FC】レポート:横浜FCが逃げ切り、川崎Fとの神奈川ダービーへ。富山は先制点を許して必勝プランが瓦解。(10.09.06)

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9月5日(日) 第90回天皇杯2回戦
富山 1 - 2 横浜FC (18:00/富山/2,593人)
得点者:7' カイオ(横浜FC)、38' 難波 宏明(横浜FC)、88' 平野 甲斐(富山)
チケット情報天皇杯特集
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横浜FCが前半の2点を生かして逃げ切った。3回戦で川崎Fとの神奈川ダービーが実現し、岸野靖之監督は「勝ちたい。勝利に飢えているサポーターもファイトしてくれるはず。それに応えたい」と力強く語った。

富山は一発勝負の天皇杯に合わせたゲームプランを描いた。楚輪博監督は「0−0でもPK戦がある。守りの意識を高くして臨んだ」と言う。リーグ戦の前節で負傷したFW黒部光昭が大事をとって先発から外れたこともあり、ツートップにはスピードタイプの木本敬介と石田英之を起用。「リトリートして守って相手を引き出し、2人を裏に走らせる」(楚輪監督)ことを狙った。
無失点の時間を続けることができれば、リーグ戦で12試合連続して失点している守備が立ち直るきっかけにもなるはずだった。だが、前半7分の失点で計画は破たんする。ゴール前の混戦で審判のジャッジを待つような間ができ、選手の動き一瞬止まった。そのすきをとがめるかのように、こぼれ球がちょうど相手FWカイオの目の前に転がり、あっさりと蹴り込まれてしまった。

横浜FCは、なおも前線の選手が流動的に動いて富山のバイタルエリア付近でボールを受けて好機を作る。MF寺田紳一やDF阿部巧がサイドから積極的にドリブルで仕掛けてアクセントになった。そして同38分、左CKをDF渡邉将基が折り返し、FW難波宏明が頭で決めてリードを広げた。

富山は前半13分に左サイドからのクロスに木本が頭で合わせるがGKの好セーブに阻まれた。2点差をつけられて方針変更を余儀なくされ、前掛かりにボールを奪いにいって攻めに転じた。後半立ち上がりにはスルーパスを受けた石田が決定機を迎えるが、ここでもGKシュナイダー潤之介の体を張った守りに防がれた。後半12分に黒部とMF渡辺誠を投入。同23分には渡辺、木本とつなぎ朝日が狙うが決めることはできなかった。
ようやく1点を返したのは同43分。ルーキーの平野甲斐がゴール右からのミドルシュートで公式戦初ゴールを挙げた。スタジアムは一気に盛り上がり、ロスタイム7分に望みをかけたが追い付くことはできなかった。

横浜FCは昨季J2に参入した富山から初勝利。岸野監督は「前回の対戦(リーグ第5節)では守備を固められてカウンターから失点し、情けない試合をしてしまった。何ヵ月かたって我々のチームに大きな成長を感じる。二の舞を踏まないようにみんなが集中してプレーした」と振り返った。

以上

2010.09.06 Reported by 赤壁逸朗
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