9月5日（日） 第90回天皇杯2回戦
徳島 2 - 1 鳥取　（18:30／鳴門大塚／1,728人）
得点者：15' 津田知宏（徳島）、48' 美尾敦（鳥取）、54' 佐藤晃大（徳島）
チケット情報 ｜天皇杯特集
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●美濃部　直彦監督（徳島）：

「組み合わせが決まってからガイナーレについてはかなり分析したのですが、JFLでここまで2回しか負けていないし力のあるチームだと思っていましたし、戦い方は難しくなるなと思っていました。結果的に2-1で勝つことは出来ましたが、内容的にはそんなに良くないゲームだったと思います。
スタートから調子の悪い選手が2〜3人いましたし、前半の終わりには3人くらい変えたいなと思うくらいの調子の悪さだったし、この天皇杯はリーグ戦と同じ日程で回れるのでリーグ戦のひとつであるというとらえ方でしっかり調整しなければいけないのですが、気持ちもコンディションも悪い選手がいました。そこは選手として責任を持ってやらなければいけないところなのに少し残念に思います。あと、ちょっと自分達のイメージしているようなボールの回し方が出来ていないのでそこは修正したいなと思っています。
次にコマを進めることが大切な大会なので、結果だけは良しですが内容は悪かったです」
Q:後半に押し込まれる場面もあったが、原因はどこにあると考えるか？
「スタートから10番の選手（実信）が出ていませんでした。彼とかハメド選手はJFLでも点を取っている中心選手だったのですが、彼らが前半から出ていなかったということもありある程度ブロックを作って守備は出来ました。しかし彼らが途中から出てきて、ハメドはスピードもあり背後に脅威があるというのがひとつ、それから10番が中盤に入ってからかなりテンポよくボールを動かされたので苦しい展開になったなあと思います。それの対応としてトップを1枚切って六車をアンカーに入れて、中盤のスペースを相手に与えないで最後の15分は逃げ切ろうと考えてそうしました」

Q:イメージしているパス回しが出来ないのはなぜだと思うか？
「少し足に違和感があるということで津田を早めに変えたのですが、津田と佐藤のところで起点がしっかり作れないとなかなかボールの動かし方はよくないと思いますし怖さがないと思います。あとは中盤で簡単にボールを失っている選手がたくさんいましたがそういった個人的なミスは影響が大きいです。チームとしてやろうとしていることは一貫してやっているのでイメージは共有できていると思いますが、タイミングや判断やプレーの質は少し問題を抱えているなと感じました。ただ、今日はガイナーレだから出来なかったというよりも、自分達に足りないという部分が大きかったのではないでしょうか」

以上