8月22日(日) 2010 J2リーグ戦 第23節
岐阜 1 - 0 千葉 (18:05/長良川球/3,379人)
得点者:32' 西川優大(岐阜)
スカパー!再放送 Ch183 8/24(火)前07:00〜
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キックオフ前から戦いは始まった。
長良川球技メドウに選手バスが到着するときから、サポーターの応援合戦が始まった。「サポーターが出迎えのときから雰囲気を作ってくれた力が大きかった」と倉田安治監督が振り返るように、全席完売の3379人のサポーターに、岐阜は結果で応えた。
千葉も決して試合の入りが悪かったわけではない。倉田監督も「予想していた以上に勢いがあった」と言うように、岐阜の耐える、我慢の時間が続く。千葉が決めるときに決めていたら、結果は変わっていたかもしれない。
しかし、この日の千葉は「思っていたより攻撃のリズムがゆっくりだった」(嶋田正吾)。岐阜は「前節ラインが下がりすぎて相手に自由を与えてしまい、ボールを保持される時間が長かった」(橋本卓)反省のもと、吉本一謙を中心に声を掛け合って、勇気をもってDFラインを高く保っていた。試合が動いたのは前半32分。橋本からのボールを嶋田が右で勝負し、グラウンダーのセンタリング。佐藤洸一が相手DFをひきつけ、西川優大がゴールした。「両サイドの裏」岐阜の狙い通りの得点となる。試合前に吉本がポイントだといっていた先制点を手に入れた。
1−0のまま前半を終えた岐阜は「0-0の心理でいこう」と倉田監督が選手に声をかけ、後半に入る。試合開始5分、得点が動いての5分が課題の岐阜だったが、岐阜の選手たちはお互い声を掛け合って集中した。後半も続く、耐える、我慢の時間。
後半33分、ドリブルで仕掛けた嶋田が千葉・福元洋平のファウル誘う。「FWだったら、あの場面は点を取りにいく」。嶋田はターンをしたときに福元が食いついて来たとみると勝負をかけた。この日2枚目のイエローカードで福元退場。その後の岐阜は、押し込まれても、今季のコンセプトであるカウンターを続け、GK野田恭平のファインセーブも含め、最後までリズムを崩さなかった。
水分補給の姿も、前半から岐阜の選手のほうが多かった。試合終了間際、何人もの選手が足をつらせていたのも岐阜だ。岐阜は千葉に走り勝った。
この日の岐阜はアイデアをもってサッカーを楽しんでいた。
西川は「攻撃は自由に個人のイマジネーション。守備のとき決められたポジションに戻ればチームとして問題ない」と話す。攻撃の起点となる橋本がボールを持ったときにみんながどう動くかによって攻撃のバリエーションが変わる。西川は「今日は選手の距離感がよかった」と続ける。
そして、この日の岐阜は各選手が自分の役割を理解して動いていた。例えば、久々スタメンだった佐藤は、前で体をはったり、ルーズボールをマイボールにしたりとチームのために動いた。また、「前が頑張ってくれているのだから、後ろは耐えないと」(吉本)、「DF陣が辛抱強く守ってくれた」(嶋田)。試合後のお互いの労いも忘れない。チーム一丸となって得た勝利だ。
「スタジアムの雰囲気をつくってくれたサポーターに勝利で応えることが、また僕たちを応援しにきてくれる第一歩になると思う」と嶋田が語るように、サポーターと一緒に勝ちとったこの自信を確かなものにするために、今季初の3連勝目指して、次節(8/29@西が丘 vs東京V)は大事な試合になる。
最後に千葉についてだが、アウェイでの成績2勝5分4敗。アウェイで勝たなければJ1復帰への道はない。
以上
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