8月22日(日)J2 第23節 徳島 vs 北九州(18:30KICK OFF/鳴門大塚)
スカパー!生中継 Ch186 後06:20〜
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徳島は前節の岡山戦で4試合ぶりの勝利を手にした。チームは甲府戦(21節・8/8)の敗戦を引きずることなく戦い、巻き返しに必要な勝点3をしっかりもぎ取ったと言えるだろう。
ただ、「守り切れたというのは結果であって手放しで喜べる内容ではなかった」と美濃部直彦監督も振り返っていたように、様々な課題が顔を覗かせていたのもその前節の事実と言わざるを得ない。トドメを刺す3点目を決め切れなかったこと、注意すべき時間帯での失点で岡山にリズムを与えてしまったことなど、今後の浮上を狙うチームとして考えたなら反省すべき部分は少なくなかった。
それだけにこの一戦では組織としての立て直しが求められる。そして幾つかの問題の中で今節特に修正が不可欠となるのが選手たちの距離感であろう。
というのも、そのマズさが基となって前節の徳島は苦しんだ。DFラインとボランチの間隔を上手くコントロール出来なかったために「岡山の2トップに入ったボールを潰し切れなかった(美濃部監督)」し、それを解消しようとボランチの濱田武と倉貫一毅が位置を下げればもう一列前との間にスペースが出来、「クロスを弾き返してもそこでセカンドを拾われてまた展開されていた(三木隆司)」。その結果、反撃の1点を返され、その後ゲームの主導権まで奪われてしまったのである─。それを思い返せばやはりその解決は絶対に怠れない。個々が気配りを高め、さらに周囲とのコミュニケーションも密に図ることで、全員が常にいいバランスのポジショニングを取りながらプレーしなくては。
また今節迎える北九州に空間を突くのが上手い選手がいることもその必要性をいっそう高める。美濃部監督は要注意の1人として昨季途中まで一緒に戦っていた大島康明を挙げたが、徳島としては「一度スペースで(ボールを)落としてから次に抜け出す動きが上手い(美濃部監督)」彼に起点やアクセントを作られてはならない。
いずれにしても、今節の徳島はピッチ上の全員がいい距離感を保ちながら戦えるかが何より重要。前記のような守備面だけでなく攻撃面にもいい作用をもたらすそれの実践こそが望む結果を引き寄せるカギとなる。
逆に北九州は当然、徳島の間延びを誘い出してそこから勝機を見い出したいに違いない。先で名前の出た大島の活発な顔出しと佐野裕哉の精度ある配球で細かく起点を作りながら徳島の最終ラインに緩みを見つけ出し、そこから決定打へと結び付けたいはずだ。加えてもう1つ、北九州としてはアウェイであっても攻撃的な姿勢を最大限に強めて戦うことがポイントとなるのではないか。前節の岡山が例を示したように、臆することなく前へ出て徳島を受けに回らせられれば戦況を優位なものに出来るであろう。
お盆を過ぎたとは言え徳島地方の暑さはまだ何ら和らいでいない。今週も過酷な環境下での戦いになる。しかしそんな中でも相手を上回るハードワークで自分たちのすべき戦いを実行しなければ勝利は決して得られない。
巻き返しへの連勝を狙う徳島。今季2勝目を目指す北九州。タフさを見せ成果を出すのは果たしてどちらか!?
以上
2010.08.21 Reported by 松下英樹
J’s GOALニュース
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