8月7日(土) 2010 J1リーグ戦 第17節
仙台 0 - 1 横浜FM (19:04/ユアスタ/18,894人)
得点者:12' 松田直樹(横浜FM)
スカパー!再放送 Ch181 8/8(日)後01:30〜
☆ついに1等的中サポ登場!クラブ対抗totoリーグ投票受付中
----------
●手倉森誠監督(仙台):
「『こういう試合を勝たなければいけない』という話を、試合後の選手たちにしてきた。
ゲームとして前節の反省から、攻守のバランスを整えて戦うことはできた。失点もセットプレーでちょっとした隙を突かれてしまったことが悔しいが、ビハインドを跳ね返そうと必死になって選手たちは後半特に攻め立ててくれた。
取られた時間帯がまだ序盤だったということを考えれば、もう少し落ち着いたプレーにつとめ、攻撃で焦らなくてもよかったと思う。そういった焦りが見えたときに、ラストパスの精度が落ちたのが今回は残念だった。
ただし、今回は久しぶりに相手に対してシュート数で上回れたこともあり、選手には『うなだれるな』と話をした。こういったゲームを前節の反省からできたときに、自分は後半戦に向けての可能性を見た。
仙台サポーターは、試合が終わってから負けてもコールをしてくれた。粘り強く後半戦を巻き返してくれるだろうという可能性に対してのコールに応えられるようにやっていく。
一巡を終わって厳しい順位についたわけだが、まだ我々には半分ある、というところで、次のG大阪戦から後半戦の開幕なのだと思ってきっちり切り替えて、巻き返していきたい。最後まで共に闘って声がかれるまで応援してくれたサポーターに、勝点3をなかなかプレゼントできない状況が続いているが、まだまだ成長過程のチームが、彼らの力なしにはここまで戦えないので、ぜひ最後まで信じて、共闘してほしい」
Q:攻撃面での意思統一がはかれなかったのはどの部分においてか?
「1点を取ったことで相手が中央に集結していて、広がりのオプションをつけてサイドからきっちりと起点にできればよかったところを、無理矢理間を抜こうとしたパスが引っかかってしまった。
後半はそういったところでサイドにつけて、そこから攻撃というところでは何回かいい攻撃ができていたので、中にいきたがるところではやはり焦りが見えたところがあったし、どうしてもやはり繋いでいくときのボールに対して、やはり遠回りでも近道であったりすることがある。
あとひとつは、サイドを起点にしながら、DFラインが降りきる前のキーパーとディフェンスラインとの間を突くようなパスが前半は少なすぎたので、そういった際どいボールをペナルティエリアの中にもっと入れていかなければいけないし、少ない失点でもああやってプレーが焦れてしまうともったいないゲームになると思う」
Q:太田選手投入後に梁選手をボランチに下げてからいい形ができていたが、その手ごたえは?また、それをスタートからやることも考えているか?
「後半は相手も1点を守りながらカウンター狙いだということが見えていたので、ボールを持たれたときの守備でボールを奪いにいくところでは、田村のあのポジションでの能力は光るが、逆に彼がターンできたときの散らしやくさびのパス、スルーパスといったところでは十分フリーでプレーできていたので、そこには梁を入れた方がいいと思った。
サイドは関口と太田のスピードを相手のサイドバックに当てれば突破できそうだというのが後半は見えていた。このJ1はいかに仕掛けられるかが大事というところを、一巡したときに気付いていたので、我々もそういった仕掛け、最初から仕掛けていくというところを攻撃のリズムでゲームをコントロールできるようなところも相手によって考えていかなければならない。それで、梁があのポジションでもプレーできることと、両翼がスピードを効かせられれば、相手は嫌だろうというところも、相手によって考えていきたい」
Q:前節から先発を入れ替えた目的として、守備のてこ入れというところがあったが、攻撃面でチームとして繋ぐ意識を持つという点の効果はどうだったか?
「ビルディングアップも、渡辺が入ってからなるべく早くつけられるというところでは、チームとしてなるべくボールを持つ時間を持てたし、こういったリズムを取れるゲームはこれからもトライしていきたい。渡辺が入って早いうちにボランチにつけたり中盤に預けたりするところは、前節までよりはスムーズにいったと思っている」
Q:前半に交代した朴柱成選手の状態は?
「ばたっと倒れたので自分もびっくりした。診断は熱中症だそう。
いかに独り身の朴柱成が栄養の部分と水分の部分を怠っていたのかというところが、この大事な試合で出てしまったところが非常に残念。もう少しキムチでも食べて踏ん張ってもらいたい」
Q:折り返し点まできて、12戦勝ち無しという状況。その原因をどのようにとらえているか?
「勝てない中で一試合一試合切り替えて、メンタリティのところも週の中で話しながらしぶとく戦えるようにはなってきている。
本当にここでやれていることが、負けているから自信を失って全てを無くすことはないので、やれているものに対してもう少し肉付けしていくこと、そして足りないものに対して向き合っていくことが大事だと思うし、それをやり続けていくのがプロだと思うので、最後までこのベガルタを上に引き上げるまで、自分を含めてみんな責任を持って仕事をするべきだと、必死に生活をかけてやっていきたいと思う」
以上
- 2024 明治安田Jリーグ終盤戦特集
- アウォーズ2024
- 2024J1昇格プレーオフ
- 2024J2昇格プレーオフ
- J3・JFL入れ替え戦
- bluelock2024
- 2024JリーグYBCルヴァンカップ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- FIFAワールドカップ26 アジア最終予選 特集ページ
- 2024天皇杯
- 明治安田Jリーグ 月間表彰
- 2024Jユースカップ
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE
テレビ放送
一覧へ明治安田J1リーグ 第37節
2024年11月30日(土)14:00 Kick off