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【J1:第14節 C大阪 vs 山形】プレビュー:5位に浮上したC大阪が、7月唯一のホームゲームで、小林伸二監督、DF前田和哉ら旧C大阪勢擁する11位山形と対戦(10.07.23)

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7月24日(土)J1 第14節 C大阪 vs 山形(18:00KICK OFF/長居チケット販売はこちら
スカパー!生中継 Ch183 後05:50〜
--試合速報--
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梅雨明けを境に、日中は照りつける陽射しもどんどん強くなり、日が暮れても街中には熱気がこもる。昼夜問わず歩くだけで汗が噴き出すような、蒸し暑さが日ごとに増している大阪。夏休みもスタートし、この24日、25日の週末には天神祭も行われることもあって、いよいよ「なにわ」の地も夏本番を迎える。そして、「ミナミ」がベースのC大阪も、W杯後初めて、J1リーグ戦ホームゲームを大阪長居スタジアムで行う。その相手は、かつてC大阪に在籍していた小林伸二監督、DF前田和哉、宮本卓也、MF下村東美、FW古橋達弥らを擁する山形だ。

C大阪は再開されたJ1リーグ戦で、14日に広島、その後、中2日で17日に新潟と、ともに敵地で、タイトなスケジュールのなかで連戦に臨んだ。結果は、広島には、MF家長昭博、高橋大輔の移籍後初得点などもあって5-0と大勝。新潟には、負傷明けのFWアドリアーノの約2カ月ぶりとなる公式戦でのゴールで1-1と引き分け。アウェイで勝点4を獲得し、まずまずのリスタートを切った。4、5月の勢いも併せ持って、現在は今季最高の5位に浮上。後半戦、トップ3入りという、開幕前から上方修正した目標を、早くも十分に射程圏内に捉えている。

ただし、今季もJ1は混戦模様。今回対戦する11位山形との勝点差はわずか3。少しでも取りこぼしを続けると、途端に下位に転落する危険性もはらんでいる。しかも、この酷暑とも言える7月に、C大阪は18日間でアウェイ4試合を含む、5試合をこなす超過密日程中。フィジカル、メンタルの両コンディションを調整具合がポイントになってくる。そこで今月唯一のホームゲームとなる今節は、絶対に勝たなければいけない、大事な試合となる。

最初に述べたように、この試合は現C大阪vs旧C大阪の選手たちの戦いが見どころの1つ。特に山形DF前田は、C大阪から6月下旬に山形へ完全移籍したばかりで、早速の長居初凱旋となる。「和哉さんはC大阪のことをよく分かっているし、気を付けないといけない」とC大阪DF藤本康太は語る。ただ、一方で「今までもそういうこと(旧チームメイトとの対戦)はあったし、特に気にならない」というのは、前田の初芝橋本高校時代からの後輩であるMF酒本憲幸。「むしろ、小林さんとの試合が楽しみ」と、かつてC大阪で師弟関係にあった監督との対戦を心待ちにしている。「サイドを使ってくるのは、小林さんの一番の特徴だし、よく知っている。みんなにはその辺の情報をしっかり与えておきますよ。出番が来たら、もちろんサイドをつぶしに行きます!」と気合も入っている。

また、「疲れとかは全然ない。相手はディフェンスが強いけど、やりにくさとかはない。試合が楽しみ」と言うのはC大阪MF乾貴士。この7番のJ1初ゴールを、C大阪サポーターは待ち望んでいる。奇しくも山形は、C大阪へ移籍加入後初得点を決めたゲンのいい相手。香川真司が抜けた今、彼の活躍なくして、チームの上昇はあり得ない。家長、清武弘嗣らとともにピッチを縦横無尽に駆け回る乾が見られるか、注目せずにはいられない。さらには司令塔のMFマルチネスがケガからいよいよ復帰に近付いており、もしかするとベンチ入りする可能性も十分にある。

もちろん、リーグ戦再開初戦となった仙台との「みちのくダービー」を制し、活気づく山形も、当然この試合はを勝ちに来るだろう。ダービーで2得点を挙げて、いまや山形の顔となっているFW田代有三を筆頭に、両サイドを起点に、組織的に「堅くやってくるチーム」(C大阪MF高橋)は、前線から最終ラインまでハードワークを惜しまない。その姿勢を暑い大阪の地でも発揮できるかが勝点3へのポイントだ。相手のことをよく知る選手が多く、そのなかでも古橋という攻撃のオールラウンダーもいるだけに、この9番の使い方と合わせて、この一戦での楽しみは膨らむ。

様々な要素を持つ一戦となる今節、「スカパー!×キッズステーションプレゼンツ『イナズマイレブン』Day!」ということもあって、多彩な各種イベントも設けられている。しかし、メインは試合。W杯後、目の肥えた子供たちをはじめとするサポーターを満足させられる試合を、C大阪、山形の両者には見せてほしいものだ。

以上

2010.07.23 Reported by 前田敏勝
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