7月18日（日） 2010 J1リーグ戦 第13節
広島 3 - 0 横浜FM　（19:04／広島ビ／23,948人）
得点者：37' 中島浩司（広島）、39' 佐藤寿人（広島）、59' 森崎浩司（広島）
スカパー！再放送 Ch181 7/19（月）後00:30〜
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●ペトロヴィッチ監督（広島）：

「この試合について、特にコメントをすることはない。見てのとおり、選手たちは素晴らしいシンフォニーを奏でてくれた。Ｃ大阪戦の大敗の後、中３日の選手たちは強い気持ちで闘った。いいものを見せてくれたと思う。あの大敗の後、サンフレッチェはどうなのかと懐疑的に見られた中、選手たちは正しい回答を示してくれた。
Ｃ大阪の後というか、昨年の９月くらいから、皆さんに言いたかったことがある。サンフレッチェは今、奇跡を起こしているチームだ、ということを。私は35年間、プロの監督や選手として過ごしてきたが、今の広島に起きているようなことは、そうそうあるものではない。
ストヤノフは7ヶ月、青山敏弘は8ヶ月、ミキッチも同じくらい、そして森崎浩司は昨年復帰したものの（今年も含めて）14ヶ月もプレーできなかった。そして今も、森崎和幸・山岸智・盛田剛平・高柳一誠を体調不良で欠き、今日の試合は高萩洋次郎が出場停止だ。ケガから復帰した選手のコンディションにしても、青山・ミキッチは50％、ストヤノフは60％、森崎浩にしても70％の段階でしかない。本来の調子では、まだないのだ。今日はＣ大阪戦よりも、少しは走った。ただ、まだ足りない。復帰した選手たちが本来の調子に戻れば、今日の試合でも、もっとゴールに迫れたはずだ。問題は、相手どうこうとかクオリティとかいうよりも、まずいかに走れるか、ということだ。
全員が揃えば、タイトルは十分に狙えるチームだ。しかし現実は、今日のような試合も、Ｃ大阪戦のような試合もある。今の状況では、安定して勝ち続けることが難しいのが現実だ。
次の浦和戦（7/24＠埼玉）で今日のような試合ができるかどうか、それはわからない。ただ、私は自分たちの選手を信じている。このチームを信じている。厳しい状況は続いているが、私は強化部長に4〜5人補強してくれと要求したことはない。4年前、私と共にスタートしたチームと共に、最後まで闘う。私は52歳だが、そのスタンスを変えるつもりはない。これまでどおり、続けて闘う」
　
以上