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【J2:第18節 栃木 vs 東京V】プレビュー:巻き起こせ!再びの栃木旋風。中断期間を経てパワーアップした姿を、苦手・東京Vを相手に「グリスタ」でお披露目する。(10.07.18)

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7月18日(日)J2 第18節 栃木 vs 東京V(18:00KICK OFF/栃木グチケット販売はこちら
スカパー!生中継 Ch185 後05:50〜
--試合速報--
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日本代表のゲームキャプテンを務めた長谷部誠は、Jリーグの盛り上がりこそが今後の日本サッカーの躍進に繋がる、と熱っぽく語った。トップカテゴリーで戦う機会を得た栃木は、Jリーグも栃木県も活性化できる権利を持っている。実際、序盤戦では上位争いを繰り広げ、“栃木旋風”を巻き起こした。リーグ戦再開後も望まれるのは、栃木からホットなニュースを配信すること。昨季3戦3敗の東京ヴェルディ戦から、数々のクラブ記録を打ち立てた序盤戦の快進撃がフロックではなかった、と証明する戦いがスタートする。
 
5月を5勝1分と無敗で終えて迎えた6月。アビスパ福岡とサガン鳥栖との上位対決では、立て続けに星を落とした。今季初の連敗の原因は、試合直後の目覚めの悪さ。スローな入りが早い時間帯での失点を引き起こした。課題を克服するために行った県内でのミニキャンプでは、選手だけのミーティングを行い、その後スタッフと意見をすり合わせ、実際にトレーニングマッチの中で修正を図った。「入り方には気を付けなければいけないが、悪いイメージはなくなった」と赤井秀行が言うように、問題は解決の方向へと向かっている。

再び昇格争いに絡むために、松田監督は「現状に満足しないことが大切」だと話す。そこで水沼宏太とパウリーニョを補強。得点力を上げるためにFWを獲得するのではなく、FWへのパスの質を上げることに主眼を置き、強化部は中盤に厚みをもたらすことを選択した。合流して2週間の水沼は「ボールを中心とした守備組織」の理解に苦しんでいるものの、持ち前の攻撃力を発揮し存在感は日増しに強まっている。「栃木に来てから点を取っていないので、点に絡めるように、点が取れるようにゴール前に出ていけたらいい」と、プロ初ゴールへの意欲は満々だ。
 
パワーアップを中断期間中のテーマに掲げた松田監督。戦力補強で個を上積みし、主導権を握る時間帯を増やすと同時に失点のリスクを減らすためにポゼッションを磨き、セットプレーの精度を上げることで勝率を高めることに取り組んだ。成果は蓋を開けてみなければ分からないが、チャレンジしたことに対して結果が伴えば、栃木が再びリーグを沸かせる存在になれるはずだ。

中断期間前の最終戦を勝利で飾った東京Vは、いい流れを継続させ、“2度目の開幕戦”を白星でスタートさせたいはずだ。「昔のヴェルディのイメージが残っている」と松田監督が話すように、OBの川勝良一監督が指揮を執る今季はポゼッション志向がより強まった。黄金期の香りを漂わせる中盤にはテクニシャンが揃い、シーズン当初は左サイドバックを務めていた平本一樹がトップに収まったことで安定感が生じ、パス回しが目的ではなくゴールへの手段に変わった。「試行錯誤していたが今はチームとして攻撃の形ができている」と大久保裕樹は警戒を強める。松田監督は、「河野(広貴)と平本はカウンターが上手い。そっちの方が怖いかもしれない」と言う。カウンターとポゼッションを融合させ、上位へ肉薄するために栃木戦の勝利で弾みを付けたい。

「僕の中では、また開幕戦がやってきたという感じ。監督からは『決勝戦のようなつもりで』という話もあった。それくらい重要な一戦になる」(大久保)
栃木にとっても“2度目の開幕戦”。勝癖を付け、無敗を続けた状態に少しでも早く持ち込むには、シーズン当初に誓った「一戦必勝」の思いで、あらゆる局面で「コミットメント(懸ける気持ち)」を発揮し、“初”勝利を掴む必要がある。4節の大分トリニータ戦が飛躍のきっかけとなったように、今度は苦手・東京Vを倒し、再びの連勝街道の入り口としたい。

以上

2010.07.17 Reported by 大塚秀毅
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