本日、南アフリカから帰国したワールドカップ日本代表（SAMURAI BLUE）記者会見が行われました。
会見での出席者コメントは下記の通りです。
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●大仁邦彌団長／(財)日本サッカー協会 副会長：
「まずこのワールドカップ期間中、私ども日本代表・SAMURAI BLUEに熱烈な声援を送ってくださいました、全国の皆さん、サポーター・ファンの皆さんに心から感謝いたします。また、現地南アフリカまで駆け付けてくださいました大勢のサポーターの皆さん、我々に大きな力を与えてくれました。本当にありがとうございました。
残念ながらベスト８には進出できませんでしたが、岡田監督以下、チームが一丸となって、日本の持てる力をフルに発揮し、素晴らしい結果を出すことができました。岡田監督、コーチの皆さん、スタッフの皆さん、そして選手の皆さん、その家族の皆さんに心から感謝を申し上げます。ありがとうございました」

●岡田武史監督：
「我々の予定より少し早い帰国になってしまったことを残念に思っております。できればもう１試合、１試合でいいからやらせてやりたかった。なぜなら、このチームは本当に素晴らしいチームだったので、もう１試合やらせてやりたかった。出場している選手、出場していない選手に関係なく、皆がチームが勝つために、ということを考えて、そのために何をするんだ。チームが勝つために、ということを前提に、皆が動いてくれた、考えてくれた。自分たちで考えて、自分たちで戦って、僕もたくさんのチームを作ってきましたが、その中でも１、２を争う素晴らしいチームだったと思っています。
ピッチの中でも日本の代表として、日本人の誇りをもって、脈々とつながってきている日本人の魂をもって戦ってくれた。この選手達を本当に誇りに思います。それとともに、こういう素晴らしい選手達、スタッフと一緒に仕事ができて本当に幸せだなと思います。またサッカー協会、Ｊリーグなどなど関係者の皆さんのサポート、そしてスポンサーの皆さんの支援、またこのチームを信じて応援し続けてくれた人達の想い、想いは伝わりました。その一つ一つの想いは小さいかもしれませんが、どの一つの小さな想いもなくては、今の我々はなかったと思います。そういう意味では、サポーター、関係者の皆さんに心より感謝申し上げます。
我々のワールドカップはこれで終わってしまいましたが、選手達はまだまだ前に向かって進んでいかなくてはいけません。彼らはいろいろな場所でいい時も悪い時も懸命に前に進んでいくと思います。私ともう一緒に仕事をすることはないかもしれませんが、常に彼らを応援して、成功を祈って幸せを祈ってやりたい。ぜひ多くのサポーターの皆さん、メディアの皆さん、ここにいる彼らを温かい目で見守ってやってほしいと思います。ありがとうございました」


●川口能活選手（磐田）／チームキャプテン：
「このチームでもう少し試合をしたかったのですが、残念ながらベスト１６止まりになってしまいました。ただ、選手・スタッフ。選手は出ている選手はもちろん、出ていない選手、サポートしてくれている選手、みんなで力を合わせてそれぞれが１００％の力を出して戦ってきました。それぞれが自信や手ごたえを掴んだ大会ではありましたが、まだやるべきことは沢山あると思いますし、このチームでもう少しやりたかったんですけど、このチームで活動することはないんですが、それぞれが各クラブに戻って、さらに飛躍するべきだと思うし、しなければいけない。そして、Ｊリーグで闘う選手達もさらに飛躍しないといけない。そのためには選手も当然頑張りますし、皆さんの熱い声援、それから厳しい意見、時には称賛やそれぞれの意見を出して、共に日本のサッカーをより強くしたいなと思います。そういう思いを感じた今大会でした。Ｊリーグの方にもぜひ関心を向けてもらえればと思います。今日はどうもありがとうございました」

●長谷部誠選手（ＶｆＬヴォルフスブルク／ドイツ）／ゲームキャプテン：
「まずは、日本から、そして現地に駆け付けてくださって熱い応援をしてくれたサポーターの皆さん、本当に熱い応援をありがとうございました。今回ゲームキャプテンという大役をやらせていただいたんですが、こんなに名ばかりのキャプテンはいないなと僕自身感じています。本当にこのチームには、能活さんはじめ、楢さんや佑二さん本当に経験のある選手達がチームを支えてくれて、本当に素晴らしいチームワークのあるチームでした。もっとこのチームで本当に試合をしたかったなとうのは本音ですが、このチームメートとスタッフと戦えて、本当に幸せでした」

以上