日本国中、ワールドカップ南アフリカ大会で盛り上がっています。
読者の皆様の注目国はどこですか？
華麗なパスサッカーを見せるスペイン、メッシの左足ドリブル、守備的と言われるブラジル…そして、日本は惜しくもベスト16でした。もちろん、残り試合を全部見るつもりです。(^_^)
それは、鳥栖の選手・スタッフとて同じ事。今回は、鳥栖の選手やスタッフに、ワールドカップについてお聞きしました。

第８回目は、自称“炎のサイドディフェンダー（だった？）”で、この人がいないと選手は試合や練習ができないといわれる副務・築地原義人さんです。
いつも笑顔で優しい人柄があふれているのですが、芯は強く曲がったことは大嫌いのしっかり者というのがチーム内での評判です。東福岡高校では、あの宮原裕司さん（現アビスパ福岡育成コーチ）と同期で朝から晩までサッカーに打ち込み、その後は佐賀県サッカー協会で審判として活躍されました。Ｊリーグの試合で第４の審判を務めたり、天皇杯の副審としても大活躍されていました。仕事で手を一切抜かない姿勢は、サッカーに向き合う者の鏡ですね。

そんな、築地原さんの優勝予想は、アルゼンチンとオランダ。「この２チームは、他のチームから頭２つほど抜き出ている」と断言してくれました。
チームの誰よりも早く練習会場に現れ、最後の１人になるまでチームのために働く築地原さん。練習中もこまめに走り回り、選手に気を遣い、最善の準備をこなす姿勢に頭が下がります。さすがに夜中のワールドカップは見ていないだろうと思ったら、ちゃんと見ているそうです。あの小さな身体で、これだけのバイタリティがあるとは、さすが“炎のサイドディフェンダー”です。日本代表の長友佑都選手もビックリ！（のはず）ですね。

余談ですが…６月３０日の鳥栖名物“早朝練習”が中止になった理由は、「日本代表戦を見たいだろう」との鳥栖スタッフの粋な計らいだったそうです。そのスタッフ全員は、みんなで某所に集まって日本代表戦を観戦したそうです。選手だけでなく、スタッフも熱い鳥栖でした。
これもサッカー、それもサッカーです。

以上


2010.06.30 Reported by サカクラゲン