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【2010FIFAワールドカップ南アフリカ パラグアイ vs 日本】試合前日の岡田武史監督、長谷部誠選手(日本代表)会見コメント(10.06.29)

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6月29日(火)2010FIFAワールドカップ南アフリカ パラグアイ vs 日本(23:00KICK OFF/プレト)
-試合速報はこちら-
※この試合はスカパー!・TBS系列で全国生中継
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●岡田武史監督(SAMURAI BLUE/日本代表):
「明日の試合はベスト8というまだ日本が経験したことのないところと言うことで、我々としては今持っている力の全力をぶつけて、チャレンジしたいと思っています。
パラグアイ代表は非常に守備も堅く速い攻撃のあるいいチームだと思います。当然グループリーグを1位で抜けるんですからいいチームだと思います。ただ我々の力を100%出せば十分に可能性があると信じています。そういう意味で、明日選手たちが心身ともに自分達のベストの力を出せるゲームをできるよう、使ってやりたいと思っています。以上です」

●長谷部誠選手(VfLヴォルフスブルク/ドイツ):
「明日は決勝トーナメント、ワールドカップと言う舞台で決勝トーナメントの雰囲気を感じながらしっかり試合を進めて勝ちたいと思います」

〜質疑応答〜
※一部質問が聞き取れない部分がありましたので、補足しております。あらかじめご了承ください。

Q:(岡田監督に):16強で満足することなく8強に行くんだという気持ちを持つことが大事だと思いますが、そのようにモチベーションを上げるためにやられていることがあれば教えてください。
「自分自身に対しては、問題ないです。選手たちも明日の試合、どれだけのレベルなのか。サッカー人生の中でワールドカップに出る事。メンバーに選ばれること。そしてベスト8に行けるというのはそう何度もあることではないと思いますので、それを理解していれば当然、モチベーションが下がるということはないと信じています」

Q(岡田監督に):この4年間で日本が進歩したところは?
「ワールドカップの大会だけでその国のレベルは測られるんですが、これはしょうがないことだと思いますが。今回我々がココまでこれたということに関しては我々だけ、また選手だけの力ではなくて、日本のサッカー界みんなの努力だったと思います。それとともにやはり、じゃあそれで国のサッカーのレベルが確実に上がっているのか、というと、やはり我々日本サッカー界は慎重にならなければならないと思う。結果だけでその国のレベルを判断するのは非常に危険だと思います。ただ、確実にいろんな経験則、経験値、それから選手のレベルは上がってきていると感じています。
どこまでいけるのか、これは誰にもわからないことで、ただ我々は可能性がある限り、前に進んでいく。常に前に進み続けるというそれだけです」

Q(岡田監督に):対戦相手のパラグアイについて。
「パラグアイのチームが、グループリーグを1位で通過すると。当然、個々の選手、ヨーロッパでやっている選手もたくさんいますし、力は持っていますが、何よりも、やはり伝統的な全員での守備の強さ。前からのプレッシャーの速さ。そういうところにロングボールを拾ってからの展開など。いろんな南米のチームは当然、いろんな応用性を持ったチームだと思っています。パラグアイというチームはどちらかと言えば派手さはないかもしれませんが、非常に底力を持ったチームだという風に感じています。パラグアイのイメージと言われると、全体としてのディフェンスからの早いボール。プレッシャーからの早いボール。そういうところに気をつけなければならないと思っています」

Q(岡田監督に):2002年の決勝トーナメント初戦の敗戦から学べるものがあれば教えてください。
「2002年の時は僕はスタッフじゃなかったので、良く分かりませんが、あの時に、チームが満足していたとか、いろんなことを言われましたが、日本のサッカー界は満足していたところはあるかもしれませんが、チームだけの責任ではなくてあったのかなと、思っています。今は我々はそういう意味で、日本ではいろんな報道がされていると。そこで一番気にしているのが、選手たちがそういう中にあまり迎合されないこと。それを一番心配しています」

Q(岡田監督に):FKはどのくらい重要か?
「ワールドカップという大きな大会で、競った試合で勝負を決めると言うのは、得てしてセットプレー、FKだけでなくセットプレーからになる。現実にこの大会もそうです。ましてや決勝トーナメントに入るとそいう直接FKが入るというのはもの凄く大きなアドバンテージになると思っています。そのためにはいい位置でFKを取らなければならないですし、キッカーに決めてもらわなければならない。ただやはり、この大会で直接FKが決まったのは3本しかありません。そういう意味で、そんなにいつも決まるということでもないと。そういう意味ではそれ以外のセットプレーで点を取れればこれは非常に大きな明日の試合のポイントになるんじゃないかと思っています」

Q(岡田監督に):本田選手に何を期待しますか?
「彼のいいところは、日本人としては珍しく体の強さ、ボール際の強さ、それと左足のキック。安定した技術。というものだと思います。日本ではなかなか決定的なストライカーがいないという中で、彼が本来中盤の選手ですが、決定力という意味で非常にいいものをもっていますので、いつもどおり彼に期待するのは得点に絡むこと。点を取ること。そういう部分を期待しています」

Q(岡田監督に):デンマーク戦のあとは選手のコンディションをいい状態に維持することを重視しているように見えたんですが、今日の公式練習でどういう点を確認されたのか。パラグアイ戦からもう一つ上のステージに行くためには何が一番重要だと考えているのか、教えてください。
「練習でいつも何かを確認しているわけではなく、今日は狭いコートでの紅白マッチをメインでやりました。
(ベスト8に行くには)我々の力をすべて出すこと。それ以外にできませんから。今我々が持っている力をすべて出すこと。それだけです」

Q(岡田監督に):岡田監督の評価が一変していることについて。
「私は一切そういうのを見ていないので、上の人からの話でそうらしいとは聞いていますが、これだけ変るということはまた代わるということで、これは何度も経験していることなので、そんなことで一喜一憂してられないと。自分のすすむべき道を進みますし、ほめられても進むだけ、ただそれだけです。

Q(長谷部選手に):ここまで、日本は非常に速いカウンターをしかけていると思うが?
「カウンターは強みでもある。僕たちのプレーをやるだけだと思います」

Q(岡田監督に):明日の試合、こういうサッカーをしたら勝てるというイメージを教えてください。
「創造サッカーとか言います。私の好きなサッカーはそういうサッカーです。しかし私は今、日本代表の監督として勝つことを考えています。常に。勝つためには自分の力と、相手の力を考えてその中で戦いを変えていく。我々はこういう戦い方をするというのを通して勝てるのはファーストラウンドのチームだけです。そういう意味で、明日のパラグアイと我々の力の関係を考えて、この前も申しましたように、同じように対等に打ち合っても、そこそこはやれる。でも結果で負けているという可能性が高いと。そういう中で我々がどう戦うのかというのは、これは秘密です。

Q(岡田監督に):パラグアイは得点が少ないが?(韓国が敗れたので)アジアで残るのは日本だけで、アジアの代表となりましたが?
「パラグアイ(の得点)は少ないと仰られましたが、今回接戦が多い中、ここに来て差がつく試合が何試合か出てきてますが、やっぱり拮抗した試合が多い。この原因は何かと言われると非常に難しいところはありますが、ボールも一つ理由かなという話も我々しています。パラグアイは非常にスキルも高くチャンスも作っています。得点は少ないかもしれませんが、ただ我々がやることはパラグアイも同じでしょう。チャンスを作り続ける事。それだけだと思うので、点が少ないから、やりやすい相手だというのは思っていません。
パラグアイのサッカー、韓国、残念ながらウルグアイに負けましたが、素晴らしいサッカーをしていたと思います。そういう意味で我々もなんとか最後のアジアの最後の期待をもってベスト8に残って、アジア枠を減らさないように頑張りたいと思っています」

Q(岡田監督に):もしベスト8に入ることができたら?
「それは、日本のサッカー界にとっては非常に明るいニュースだと思います。日本のサッカーが目指している、いつかは世界の頂点に立つ過程として、一歩は踏み出したと。
ただ忘れてはいけないのは、いつもいうのですが、歴史と言うのは必ず右肩上がりでは上がりません。過去の人がいろんな積み重ねをした上で我々が今こういう道を歩んでいます。レンガとつんでいくと必ずどこかで倒れます。どこかで横に積まなければならないときが来る。そういう意味で、私は1回の結果、1回の戦いで色んなことを判断するというのは、あまり好きじゃないです。日本のサッカーということを考えると、もっと長いスパンで物事を見なければならないと、そういう意味で、今回ベスト8に入れれば、素晴らしいことですが、それがすべてを変える事ではないと。まだまだ先が続くということを知っていなければならないと思っています」

以上


【SAMURAI BLUE(日本代表)今後の試合予定】
6月29日(火)23:00(日本時間)
SAMURAI BLUE(日本代表) vs パラグアイ代表
プレトリア/ロフタス・ヴァースフェルド・スタジアム
※この試合はスカパー!・TBS系列で全国生中継

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