【J2日記】を見られている読者の皆さんは、『レモン牛乳キャンデーのジンクス』をご存じのことでしょう。J’s GOAL栃木担当の大塚氏がアウェイの地におみやげとして持参するそのキャンデーを試合前に口にすると栃木が快勝するという、ホームチームにとっては痛ましいジンクスとして恐れられているあの『栃木の味 レモン入り牛乳キャンデー』のことです。

第４節の大分戦では、担当の柚野氏が何も気にせず口にしてしまったがために、１−４の大敗を喫してしまいました（詳細はこちら）。しかも、その後の栃木は11試合負けなし（７勝４分）と快進撃を見せました。第14節の熊本では、担当の井芹氏が試合途中に口にして、ジンクス破りを試みたようですが、こちらも０−２と試合にもジンクスにも勝てませんでした（詳細はこちら。ちなみに、このときは「レモン牛乳キャラメル」でした）。この『レモン入り牛乳キャンデー』に『関東・栃木レモン乳飲料』（通称：レモン牛乳）を合わせて持参すると、栃木にとっては最強の応援グッズになるようです。第５節の岡山でも、このジンクスが生きていたらしく、担当の尾原氏はショックのあまりＪ２日記にも載せられなかったようです（結果は、１−２で岡山の敗戦）。恐るべし、『レモン入り牛乳キャンデー』＆『レモン牛乳』です。
逆にこのジンクスを知っていた水戸担当の佐藤拓也氏は、『レモン牛乳』を口にせずに開幕戦に必勝を喫し、チームは見事に勝利しました（詳細はこちらを参照）。

こんなありがた迷惑のおみやげを、栃木担当の大塚氏は笑顔で第17節のベアスタにも持ってきてくれました。開口一番「持ってきましたよ」と差し出した手にはしっかりと、『レモン入り牛乳キャンデー』が乗っています。しかも、この日は栃木サポーターからも差し入れで『レモン牛乳』をいただいてしまったのです。ということは、第17節の鳥栖vs栃木には“最強の応援グッズ”が揃ってしまったことになりました。

こうなると、このジンクスを打ち破りたくなるのが“鳥栖魂”です（何のコッチャ！）。普段、鳥栖を担当しているメディアの全員でジンクスを打ち破るべく、試合前に食べることにしました。NBCラジオのキュートなレポーター道ちゃんと裕子ちゃんにも、スカパー！レポーターのヨンちゃんにも、スカパー！実況の山本さんにも、そして佐賀新聞社の古川記者にも食べてもらいました。ついでに、取材に来ていたJ's GOAL北九州担当の上田氏にも…。筆者は、ウィントス君と一緒に、牛乳も飲み干してキックオフを待ちました。

結果はご存じのとおり３−１で鳥栖の勝利。試合後の大塚氏の落ち込んだ姿は、とても悲しげで皆様にお見せできる状態ではなかったので、画像はありません。栃木以外のJ's GOAL・Ｊ２担当の皆さん。見事に鳥栖がこのジンクスを打ち破りましたよ〜。(^_^)v
よって、次節以降に大塚氏がおみやげを持ってきても、ありがたくちょうだいしてみんなでおいしく味わってください。大塚さん、ごちそう様でした。そして、またお願いします。

栃木の次のアウェイ戦は、第19節（７月25日）の甲府戦です。担当の松尾潤氏は何でも口に入れる性格だから、ジンクスも飲み込んでしまいそうですね。

追伸：大塚さん、熊本の井芹氏に渡したキャンデーより、私がもらったキャンデーのほうが小さいのは気のせいですか？

以上

★【J2日記】のバックナンバーはこちら

2010.06.16 Reported by サカクラゲン