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【J2:第17節 水戸 vs 草津】木山隆之監督(水戸)記者会見コメント(10.06.13)

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6月13日(日) 2010 J2リーグ戦 第17節
水戸 1 - 1 草津 (13:04/Ksスタ/3,138人)
得点者:34' 御厨貴文(草津)、90'+1 大和田真史(水戸)
スカパー!再放送 Ch186 6/14(月)前07:30〜
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●木山隆之監督(水戸):
「ダービーですしホームですし、勝ちたい試合で、選手たちも精神的に充実していたし、そんな中始まったゲームだったんですが、前半ちょっと自分たちが思ったようなことができなくて、風下ということもあり、相手が勢いよく前にボールを入れてセカンドを拾って、そこからパスをつなぐということに対応できなくて、前半苦しい時間が続いてしまった。ただ、後半エンドが変わって風上になった時に、裏返しのプレーをしていこうということで、スタートしました。前半セットプレーの守備に自信を持っている部分で、今年1点も取られてなかった。そこで取られたのが嫌だった。そこで選手たちが落ちなければいいなと思ったんだけど、精神的に非常に充実していたので、後半盛り返してくれたと思います。PKを外して、どうかなと思う気持ちもあったけど、精神的に最後まであきらめないという気持ちをよく出せたと思います。それを最後まで出せたと思います。お互いに勝ちたい気持ちが出ていたと思います。今年はこういうゲームを0対1のまま終わることが多かったので、そういう意味では勝ちたかったけど、追いつけたというのは(今まで)なかった展開なので、それは1つの収穫だと思ってます。また中断期間明けに頑張りたいと思います」

Q:シンプルに攻撃するという意図が悪い方向に出てしまって、単調になってしまったように思われます。
「ゲームによって全然違うと思いますが今日に関して言うと、ハーフタイムに指示したのは、たとえば風下に立って相手の圧力を受けた時に相手のDFラインを下げるために裏のスペースにボールを入れたりするのは当然考えないといけないことで、すべてパーフェクトなスキルで中盤からパス交換で全部保持できるわけではない。ただし、そういうことをやって自分たちが前向きにボールを持てると感じた時に、駆け引きの中でうまく両サイドを使って、1回広げてから中にくさびを入れて、もう1回前向きの選手を作ってなどいろんなことが出てこないといけない。前節徳島戦で嫌なボールの取られ方が多くて、カウンター浴びる場面多く、それをできるだけ避けるために、うまく前向きの選手を作る、クサビのボールを入れて、前向きに選手たちがプレーするということをトレーニングしたんだけど、最初のパスが通らなかった。あとは、ボールを持っている選手がスペースに入れて、相手を押し下げようと思っているんだけど、受ける選手は足元で欲しがっているなど、出し手と受け手の考えていることが全然違った。前半変わらなかったので、なんとか耐えて後半変えようと思った。その辺ですね」

Q:後半、遠藤選手が入って前に行くことで吉原選手が下がって起点を作ってから、いい流れが出ました。
「自分たちが風上に立って、前がかりになれたということと、相手に疲れが見えて、中盤とディフェンスの間にスペースできることが多かった。そこに吉原が入って、前を向いたときに遠藤が思い切って出ていくとか、そこのところがはっきりしたのと、前半に比べて選手の距離がよくなって、縦パスが入った後にボールを受けて前向いてパスも出せるし、仕掛けられるしという場面が増えた。そうなった時に保崎が上がれたり、藤川が上がれたりというシーンが作れた。前半からそういうことをしたかったが、前半はうまく草津がしっかりプレーしていたので、そこはもったいなかった。後半は練習でやってきたことがよく出ていたので、1試合通してやれるようにしたいなと思いました」

Q:左サイドに小池選手と保崎選手を入れましたが、バランスはいかがでしたか? 練習では保崎選手と藤川選手の位置を入れ替えてましたが。
「何で入れ替えなかったかというと、藤川をずっと右でやらせてきて、彼の上がりは1つのよさだし、これまで左は森がやってきたんだけど、彼は前に勢いよく出ていくタイプではないので、そこに保崎を入れて、両方がいい感じで上がれるようにするのが一番いいこと。なので、あまり動かしたくなかった。もしバランスがうまく取れなくて、攻撃がちぐはぐになったら、入れ替えようと思っていたんです。とりあえず、練習でやってきた形でやってみようとスタートしました。前半彼らのところだけうまくいかなかったというより、全体がうまくいかなかった。後半、自分たちの流れが来ても保崎が上がれない形が多かったり、逆に小池がいい形でボールを持てなかったりしたら変えようと思ったけど、その前に小池を変えたので」

Q:前半戦を振り返って。
「チームを立ち上げた時にはメンバーが入れ替わってどこまで自分たちが行けるかという不安もあった中スタートしたんですけど、比較的チームになるのが早くて、開幕も勝てたし。苦しむと思ったけど、最低負けより勝ちが上回るように持っていければ、いろんなことを見なおしてやれれば後半戦いいチームになれる思ってました。正直、もう2試合ぐらい勝てる試合があったかなと思っています。その辺はちょっと足らなかったなというのが、自分の採点です。大きく勝ち越すまでの力はまだないですが、うまく戦えたり、詰めの仕事ができていれば、あと2勝ぐらいできてたかなと。そうすれば必然と勝ちが上回ったので、そこが足りなかったかなと」

Q:中断期間で取り組みたいことは?
「まずは5日、6日ほど休ませて、その後に、自分たちが目指しているパスで崩すサッカーをしようとしたとき、当然ボールを失うこともあるし、前がかりになることもある。そうなった時に走る強さだとか、球際で戦える強さが必要。リスクを背負ってサッカーをやりたいので、今日もカウンターでやられそうな時があった。そうなった時に粘って守れる。そういう走力を身につけないといけないと思っている。まずはフィットネスの部分で、そういう部分を高められるトレーニングをしていきたい。守備に関して言うと、ボールを守ることに関しては手ごたえ上がるので、より攻撃的にボールを奪えるチームにしていくこと。そこから自分たちのパスでしっかり崩すようなサッカーをやりたいと思っているので、その辺の精度を上げていくことがチームとしての課題ですね。それをやるための個人のエレメントというか、個人のベースを上げることはこの時期しかできないので、しっかり積んでいきたい。チームにはある程度なっているので、底上げをやっていきたいと思います」

以上
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