ペットボトルのキャップは、８００個で１人分のポリオワクチンになります。柏のクラブと後援会は、２００８年よりホームゲーム開催時に「エコキャップ運動」を実施してきました。今年も引き続き、「日立台から世界の子どもたちへ、ワクチンを届けよう！」と題しまして、村上佑介選手会長が率先して各方面への呼びかけを行っています。
その甲斐もあり、ホームゲーム以外でも、普段の練習終了後のファンサービスゾーンでは、多くのサポーターの方々が集めてきたエコキャップを村上選手に手渡すのが日常と化しました。

そして６月10日にはこんな方も。
13日の北九州戦の「スカパー！」中継で実況を務めるアナウンサーの桑原学氏です。取材のため日立台に訪れると、まず取材を始める前にバッグから大量のエコキャップを取り出し、練習を終えてクラブハウスへ向かって来た村上選手に手渡していました。
「僕らはプロサッカー選手として、人に影響を与える立場にいます。だから『エコキャップ運動』も選手がすることで、他の人にも一緒にやる勇気を与えられると思うし、僕らが呼びかけることで多くの人が考えるようになると思っています」
とは村上選手の談。このＪ２日記をご覧になられた方、もし日立台の練習場までキャップをお持ちになり、村上選手に直接お渡しいただければ、写真にも映っているような村上選手の爽やかな笑顔がもれなくついてくるでしょう。

また、村上選手は北嶋秀朗キャプテン、桐畑和繁警備隊長とともに、７月のファン感謝イベントを盛り上げるべく、ただいま尽力中。さらに、柏インフォメーションセンターから「かしわハートアンバサダー」の任命を受け、クラブの方にアンバサダー用の名刺も届きました。新たな柏市の顔（？）としての活躍に期待がかかりますね。

先日は、第一子が生まれたにもかかわらず、後輩選手たちが"ゆりかご"のパフォーマンスを忘れていたため、不平不満を漏らした村上選手でしたが、めでたく５月30日の草津戦では２週遅れで"ゆりかご"による祝福を受け、田中順也選手もようやく許してもらえたようです（詳しくは前回のＪ２日記をご覧ください）。
「多くの人に柏レイソルを好きになってもらいたい」という熱い気持ちを抱く村上選手会長。多岐に渡って努力しています。

以上

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2010.06.11 Reported by 鈴木潤