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【ヤマザキナビスコカップ 山形 vs 湘南】小林伸二監督(山形)記者会見コメント(10.06.05)

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6月5日(土) 2010 ヤマザキナビスコカップ
山形 3 - 0 湘南 (16:00/NDスタ/5,723人)
得点者:7' 田代有三(山形)、34' 秋葉勝(山形)、90'+3 増田誓志(山形)
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●小林伸二監督(山形):

「この3試合、すごくボールにプレスがかかってるという状態で、守備がすごく安定してるなと思ってます。クロスからうまく点が取れているというところからいくと、今日もそうですけどサイドチェンジ、クロス、飛び込みという形でうまく点が取れたと思います。リスタートでも前回に引き続き点が取れたので、いい感じで進んでるなと思います。1点取ったあとに少しイージーミスが多くなったので、あのへんを…。
(点を)取られた湘南は前にかかってくるので、そこを少し上手に回すっていうんですかね、回しながら裏をうかがうということがもう少しできると、ゲームの流れを読むところができるようになると思うんですけど、ちょっとそのへんでイージーミスが増えたなと。1点取って安心すると、新潟戦(リーグ戦第12節) みたいになっていくというのが教訓であるので、やっぱり取ったあとにきちっとやるということは、もう少しもの足らないと思います。ですけど全体的に振り返ると、最後にあきらめずに3点目が入ったことと失点0だっていうこと。やっぱり得失点でいくと大きなプラスに、今日の3点目はつながっていくので、いいゲームをしてくれたなと思っています」

Q:増田選手は今シーズン初ゴールもありましたし、このところアシストが続いていたりしてチームにフィットしてきています。改めて増田選手の評価を。
またヤマザキナビスコカップでは守りがすごく安定していて5試合で1失点しかない状況です。その要因については?
「今日はちょっと違いますけどシステムが違うということ、そのシステムに増田誓志がすごく機能するというところがあると思います。高い位置でキープして、飛び出す能力があるので、そこは十分…。今日は(トップ下が)1人なので、引いてくるのが多いと田代のサポートが少なくなるかなあという気がしましたけど、そこまで引かずに田代のポジションを見ながらプレーしてくれたのでよかったなと思っています。守りも4-4-2のシステムでやったときに、どうしても(相手の)ダブルボランチを1トップで(FWを1枚で)落として見るんですけど、なかなかそれがはっきりしないものがあった。システムを変えたのが(第3節の)神戸戦からで、思いきって変えたほうがいいのかなと。新潟戦も大きな失点を食らったので、一度きちっとプレスがかかるような形のシステムに変えたほうがいいなと思って、まず守備からということ。ですから自分のコーチングが、攻撃してるときのリスク管理だったり、右サイドで攻撃してるときの左サイドのっていう、ある部分、攻撃よりも目が守備のポイントだったり、守備のポジショニングだったりというところに行っている。自分のコートでの声がそっちのほうに行っているので、そういうところが少し、自分もそうですけど守備意識があると違うんだなというのが、選手一人ひとりに出て、答えが今 出ていると思うんですよね。隙あらばボールを奪うという形でアプローチに行っているのか、言われているから行ってる・決められた限定の仕方だから行ってるのかでは、慣れてくるとなかなかプレスがかからないんですね。そこを選手が解ってくれたと思います。本当に取る姿勢がありながら行っているところがあるので、狙ったところで取れたりとか、限定した形でプレスがかかってるというような形に今なっていると思います。選手が、そういう素早いアプローチだったり、アプローチからゴーバックというスペースへ戻るという意識が高いと思うので、それが意識だけじゃなくて、こういうふうな3試合失点がないというところになった。いい形でやると、今のところは結果が出て前に進んでいるのではないかなと思います。そういうところがすごく変わったなと思っています」

Q:前半早々に得点を挙げた田代選手の評価を聞かせてください。
「あの得点というのは、当然、田代がフリーだったので、(佐藤)健太郎と北村のクロスがよかったと思います。来たんだ、入れたということに過ぎないと思います。ですけど、それ以外のところで空中戦をほとんど勝つんですよね。向こうの阪田選手というのはそんなに大きい選手じゃないんですけど、空中戦は強いんですよね。そういう空中のところを全部チームのものにしてくれてるというのは大きい。足元だけじゃなくて、浮いたボールをほとんどものにしてるというところがあるので、セカンドボールを拾うというよりも、彼のパスをもらえるというところがある。それは大きな武器になるということと、これだけ彼のクロスの得点ということになると、今度は彼の後ろにいて彼がかぶったところで点を取れるような形も出てくるのではないかなと思います。今回もど真ん中でやれたので、前回のクロスのフィニッシュ、浦和戦の2点目なんか難しかったと思うんですよね。緩いボールでキーパーの鼻先のボールをふわっとやるというのはなかなか難しいテクニックなので、ああいあふうに力が抜けてきたということは言えると思うんですよね。どんどん量産してほしいなと思うのと、点を取ったあとに少しイージーなプレーが出るので、あそこをちょっと締めなくちゃいけないなと思います」

Q:交代カードを切ってから押し込まれる展開になりましたが、要因は?
「長谷川のタイプと田代のタイプを理解していなかったと思うんです。あの状態で田代がヘディングで勝ったりしてるんですけど、長谷川は1回も勝てなかったんですね、3回入ったんですけど。ボールにチャレンジをしてない。ボールを見てきちっと食いついてなくて、このへんでというジャンプなんで、まったく機能しないというのが現状だったと思うんですよ。きちっとジャンプしろということを言って初めてやりだして、2つ目でファウルをもらいましたけど、ああいうのが初めからできなくちゃいけない。もうひとつは、足元にきちっと入れてやるということも必要だと思うんですよね、長谷川の場合。それが全部浮き球になっていたので、そのへんの使い分けがほしいなと思いました。あそこが収まらなかったので。それと、サイドに流れても簡単に取られてたと思う、自分でこねて。もう少しキープして、ちゃんと渡して出ればいいのに、ドリブルが入っちゃうので、そこは外せても次の選手に取られるという現状だと思うんですよね。そういうところのゲーム勘が、ゲームから離れているのでないのかなと思います。少しずつ長い時間使ってやったり、そういうことを伝えながらやっていければいいなと。そういうところの要因はあったかなと思います」

Q:この勝利で、現在Bグルーブの首位に立ちましたが、予選最終戦に臨む気持ちはどうですか?
「私たちは2試合残っていたので、自分たちの手でどうかなるということは言っていました。自分たちの手でジャンプするし、このJ1で2年目のチームがヤマザキナビスコカップの決勝トーナメントに行ってみようと。確かに、9月はしんどいかもしれないけど、たくさんのゲームができるので、それはそれでジャンプしようという話はしました。
もうひとつは、自分のなかでセレッソでやったときに、初めてヤマザキナビスコカップで決勝トーナメントに行って、オフにキャンプをしたんです。すごくキャン
プがよくて、後半戦にすごくいいゲームをしてくれたんですよね。そういうことを考えると、こういう形で目標が取れると、このあとに少しオフがあって、キャンプがすごく集中してできる。それが再開されるリーグ戦にもすごくプラスになると思うんですよね。これははっきり言って、意識させました。勝っていこう、自分たちの手で取ってジャンプしていこうという話は今日のミーティングでしましたのでよかったと思いますし、予選リーグの戦いとして、1点でもゲームをしっかり守って、向こうは1点取りにくるからそれをもう1点でも取るというところでいくと、最後に点が取れたというのも大きな要因だと思うんですよね。そういう意味では、選手はかなり集中して戦ってくれたと満足しています」

以上
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