6月5日（土） 2010 ヤマザキナビスコカップ
神戸 1 - 1 横浜FM　（14:00／ホームズ／6,049人）
得点者：60' ポポ（神戸）、75' 齋藤学（横浜FM）
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●ポポ選手（神戸）：
「フリーキックで点を決められたのは嬉しい。（優勢に運んだ試合だが、終盤は相手に攻め込まれた。理由は？）特別何かが起きたということではないと思います。失点したら相手はリスクを負って出てくる訳で、それに対して守備で耐えられなかったということだと思います。（暑さは関係したか？）それは両チーム同じ条件なのであまり関係ないと思います。（決勝トーナメント行きを逃したが何が足りなかったと思うか？）それを判断し上積みするのは監督の役割なので私の意見をこの場で伝えるのは辞めておきます」

●ボッティ選手（神戸）：
「ゲーム自体は全体を通して非常に良かったと思う。相手の陣地でプレーできる時間も長かった。（先制点を守り切れなかった理由は？）うちのプレースタイルは前線からの激しいプレッシング。それによって体力はかなり消耗するので、90分間続けるのは難しいが、それで少し全体が落ちた時にやられてしまったということだと思う」

●徳重健太選手（神戸）：
「ゲームは久しぶりでしたがいつも通りにやれました。結果が出せなかったのが残念でした。状況的に絶対に勝たないといけない状態だったので、そういうプレッシャーの方が強く、自分が久しぶりだとか、その喜びとかはあまり感じなかった。相手も同じ条件ですが、暑さもある中で、立ち上がりからプレスを集中してやれていが、途中から動きがついていかなくなって、戻るのが遅れることが増えた中でやられてしまった。後半はみんなキツイというのは後ろからみていても分かったのでもう少し僕自身もコントロールできれば良かった。とにかく勝ちたかったんですけどね。勝てば自分にとってもいいスタートになったと言い切れたんですが、勝てなかったので…悔しいですね」

●石櫃洋祐選手（神戸）：
「最後のところをもっともっと精度をあげていかないと。２点目をとれたシーンも何回かあったので自分も含めてそこは反省しなければいけない。狩野選手が入ってあそこで少しタメが出来て、ファーストディフェンスのところで遅れたことで、相手がリズムを作るようになったのもあると思う。あと、少しラインが下がってしまったのもありましたね。点を獲ったあとは、前線からもう一回いこうといっていて、それは出来ていたんですが、その中で２点目を獲るという部分が足りなかった。試合を通してチャレンジ＆カバーは出来ていたと思うので、相手に押し込まれた時にクリアを大きくしてラインをあげるとかという工夫も必要かなと思いましたね。今日もクリアが小さくてまたとられて、ラインをあげきれずに、というのも多かったので」

●三原雅俊選手（神戸）：
「（なかなかチャンスがありそうでない中で、今日はようやくチャンスを得た。どんな気持ちでピッチに立ったか？）とにかく勝利のためにあアグレッシブにいこうと思っていたし、自分の特徴をどんどん出して行きたいと思ってピッチに立った。90分やりたかったけど、足がつってしまって残念です。倒れる少し前から足がつっていました。今日は自分の特徴である、前にいくプレーとかは、小さくまとまらずにチャレンジ出来たと思います」

●近藤岳登選手（神戸）：
「前半はベンチからみていてもすごく良くて、感動していたくらいで、こういうサッカーを毎試合ずっと出来れば優勝するなと思いながら観ていました。自分にチャンスがくるときは０−０とか、負けている時だと思っていたので、ああいうリードした中でチャンスがくるとは思っていなくて少しテンパりました。でも、試合の流れについていけなかったですね。１−０で終わらせるプレーをしなければいけなかったのに、それが出来なくて申し訳ない。監督からも当然、何もいわれなくても１−０で終わらせることが仕事だと分かっていたので、それが出来なかったのが悔しいです。試合が終わってから吉田さんに「サイドハーフに出たらしっかり潰しにいかないとキツくなるぞ」と言われたんですが、本当にその通りで…そのあたりもちゃんと反省しながらまたこの経験を活かしていきたいと思います」

Ｑ：ようやくプロA契約の条件である450分を達成しました。
「これでやっとプロとしてのスタートを切れたなと思います。今までなんとなくA契約じゃないと違うなと感じる部分もあって…ようやくみんなと同じ土俵にたてた。そういう意味では神戸に入るにあたってお世話になった幸田さん、前田さん、長谷部さんらみなさんに一つ恩返しできたのかなと思います。ただここから何が出来るかですから。ここから始まりだと思っているし、周りの要求も高くなる中でしっかりチャレンジしていきたいと思います」

●齋藤学選手（横浜FM）：
「点を獲った時は夢中だったのであまり覚えていません。とにかく次の１点を早く取りにいきたいと思っていました。（監督の評価も上々でしたが）監督にそう言っていただけるのは嬉しいのですが、もっと練習しないと。シュートとかもっと点を獲れるシーンもいっぱいあっただけに…もっと仕掛けるところとか、ゴールに向かう姿勢とか、精度をあげていきたいと思う。（どんなことを意識してプレーしていましたか？）小さいので相手に捕まえられないようにバイタルエリアで動いていこうと思っていました。でも小さいのは持ち味だと思っているので特に気にしていません。小さい時から小さかったので（笑）。去年は遠慮する部分もあったけど、今年になって監督から遠慮せずにやれと言われて，気持ちの面でも充実してやれている部分もある。ただこれで試合に出れるとは思っていないし、また試合に出ることを目標にしてやっていきたいと思います」

以上