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【ヤマザキナビスコカップ 神戸 vs 清水】プレビュー:決勝トーナメント進出に向けて明暗を分けそうな一戦。目指すのは共に『勝点3』。(10.05.25)

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<b>■小川慶治朗<br>1992/7/14(神戸)</b><br><a href="/2010nabisco/photo/article/00062018.html#content">≫度胸満点。負けん気あふれるスピードスター</a>

<b>■大前元紀<br>1989/12/10(清水)</b><br><a href="/2010nabisco/photo/article/00062016.html#content">≫点取り屋としての本領発揮に期待</a> ---------- ★ヤマザキナビスコカップ特集: <a href="/2010nabisco/news/article/00101599.html#content" target="_blank">≫14人のニューヒーロー賞候補たち</a>

5月26日(水)ヤマザキナビスコカップ 神戸 vs 清水(19:00KICK OFF/ホームズチケット販売はこちら
--試合速報--
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周知の通り、このヤマザキナビスコカップ予選リーグは7チームずつ、2グループに分けて行われている。決勝トーナメントに駒を進めることができるのは、各グループの上位2チーム。つまり7分の2という狭き門になっており、勝ち上がるのは決して簡単ではない。大会前、神戸の三浦俊也監督はこの大会形式と例年の動向を踏まえ「勝ち上がるためには勝点11以上が求められる。つまり、6試合を3勝2分以上の成績を残さなければいけない」という数字を打ち出していたが、実際、昨年の結果と照らし合わせてみても、決勝トーナメントに勝ち進んだ4チームは全てこの『11』を満たしており、神戸が所属していたBグループにいたっては、その『11』を満たしていた柏でも3位で勝ち上がれなかったという現実もあった。

前置きが長くなったが、そう考えると6試合中2試合を終えて、すでに2敗を喫してしまった神戸は、言うまでもなくかなり厳しい状況に立たされて今節を迎える。対する清水は3試合を戦って1勝2分。決して楽観視できる状況でないとはいえ、今節で勝利すれば、決勝トーナメント進出をグッと引き寄せることになるだろう。つまり、今節は両者にとって、勝敗が今大会の明暗を大きく分けることになる一戦。ともに『勝点3』を目指した戦いを敷いてくるのは間違いないはずだ。直近の予選リーグ第3節では、W杯メンバーに選出された両エース、神戸・FW大久保嘉人、清水・FW岡崎慎司をそれぞれ欠いての戦いになる中、ともに無得点と沈黙したが、チームの大きな得点源を欠いての戦いが続く上で両エースの穴を埋めるべくゴールゲッターが求められるのは言うまでもない。ニューヒーロー賞候補の若いフレッシュな戦力も含め、チームの起爆剤となるような勢いのある選手の台頭を期待したい。

それを踏まえて、神戸の注目はFW都倉賢とFW小川慶治朗。今季移籍加入後、リーグ戦で4ゴールを挙げているFW都倉は、高さとフィジカルの強さを活かした長身ストライカー。昨年まで不在だった“前線で起点になれる選手”として新しい神戸の得点源となっている。このカップ戦では未だゴールを挙げていないだけに『ゴール』への意欲も強いはずだ。またユース所属の小川慶治朗も注目したい選手の一人。あどけなさの残る17才ながらハートは強く、ゴールへの意識も強い。チャンスを得れば、持ち前のスピードを武器に清水の守備陣を翻弄してくれることだろう。
「経験を積む中で、周りの人たちにも遠慮せずにプレーできるようになってきたし、むしろ遠慮せずにやらなくちゃいけないと思っている。身体が大きくない分、スピードで勝負してゴールを狙いたい(小川)」

対する清水の注目は、リーグ戦ではなかなかチャンスを与えられていないFW永井雄一郎やMF枝村匠馬の存在だ。うち、FW永井についてはリーグ戦でこそ出場機会を失っているが、このカップ戦ではここまで3試合に先発出場。MF枝村もケガでの離脱が続いていたが直近の横浜FM戦で途中出場を果たし、わずか12分ながら存在感を示した。実際、その横浜FM戦後、長谷川健太監督は、攻撃に対して「うまく変化をつけながらチャンスを見出すことが出来なかった」と振り返った一方で「ホームで新しい選手たちが出てきて、今後戦力になってくれるだろうというようなプレーを見せてくれたことはポジティブに考えていきたい」と手応えを語っており、彼らに対する期待も大きい。今季はMF小野伸二の加入で明らかに攻撃に厚みが生まれ、リーグ戦では12節を終えた時点で最多の23ゴールを挙げている清水だが、エース不在の中、このヤマザキナビスコカップでその攻撃に更なる『厚み』を加える選手が出てくれば、Jリーグ後半戦を戦う上でも心強い大きな戦力になることは間違いないだろう。

今大会において過去一度も予選リーグ突破を果たしたことのない神戸に対し、清水は一昨年、昨年と2年連続して決勝トーナメントに駒を進めている。クラブとしてのその経験がいかに活かされるのか。またリーグ戦では既に3節に対戦し、清水が1-0で勝利しているが、内容的には神戸が上回った印象も強いだけに、神戸がいかにホーム戦でリベンジを果たすのかにも注目したい。

以上

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★2010Jリーグヤマザキナビスコカップ
≫予選リーグ再開!残り5節のカギを握る14人のニューヒーロー賞候補たち



2010.05.25 Reported by 高村美砂
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