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【ヤマザキナビスコカップ 仙台 vs F東京】プレビュー:休み明けの仙台が勢いに乗るF東京を迎え撃つ。カップ戦の活躍からさらに飛躍を図る選手たちにも注目。(10.05.25)

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<b>■渡辺広大<br>1986/12/4(仙台)</b><br><a href="/2010nabisco/photo/article/00062005.html#content">≫決勝で、去年立てなかった国立へ。</a>

<b>■重松健太郎<br>1991/4/15(F東京)</b><br><a href="/2010nabisco/photo/article/00062007.html#content">≫青赤の新星はゴールを狙う狩人</a> ---------- ★ヤマザキナビスコカップ特集: <a href="/2010nabisco/news/article/00101599.html#content" target="_blank">≫14人のニューヒーロー賞候補たち</a>

5月26日(水)ヤマザキナビスコカップ 仙台 vs F東京(19:00KICK OFF/ユアスタチケット販売はこちら
--試合速報--
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ヤマザキナビスコカップにおいて、仙台は前節(第3節)が試合無し。一方のF東京は前節、終了間際の大竹洋平の決勝弾で勝点3を得て、一気に決勝トーナメント進出を決めるべく勢いに乗っている。「我々が勝つことで、予選の争いが面白くなる」(仙台・手倉森誠監督)との言葉の通り、休養十分の仙台が、前年度王者を止めることができるだろうか。

今回はこの時期特有の要素というべきか、不在選手のもたらす影響を考慮しながら、プレビューをまとめていこう。
仙台は、チームの文字どおり核である梁勇基が、北朝鮮代表合宿参加のため不在。中断前のリーグ戦最後の試合だった第12節浦和戦で、彼の代名詞といえる見事な直接FKを叩き込むなど、調子が上がり始めた中でのチーム離脱となった。予選リーグ第2節の京都戦でも彼の完全休養によって梁不在は経験済みだが、それでもチームに空いた穴の大きさは、決して小さくない。

だが、それを嘆いていても状況が変わるわけではない。むしろそういった問題を乗り越える課程で、チームや個人の成長が進んでいくのも、ヤマザキナビスコカップの醍醐味の一つ。
ということで仙台は、梁不在の中での形を模索しながら、F東京戦に向けての準備を進めている。21日に行なわれた練習試合では4-2-3-1も試していたが、24日の紅白戦でAチームは、通常の4-4-2の布陣だった(余談だがこの日の練習は、まさに暴風雨、横殴りの雨の中でのトレーニングとなった。練習前には雪かきならぬ「水かき」がスタッフによって行なわれるほどだったというが、それでも練習場のピッチは所々に水たまりが現れるほどの悪状況。しかし監督は「こういう状況だからこそ、ボールに対して組織がどうポジショニングをとるか、オーガナイズのトレーニングはできた」と、練習の成果を分析していた)。

その中で鍵を握るのは、梁に代わる形で先発に入ると予想されている、太田吉彰だ。「梁さんになろうとは思わない。自分の持ち味を意識してプレーしたい」と意気込む太田は、ここまでヤマザキナビスコカップでのチーム唯一のゴールを決めている(第2節京都戦)。長い出場時間を得られなかったここまでのリーグ戦を振り返り「空回りしていたこともあった」と反省しつつ、カップ戦での爆発を目指す表情を見せていた。攻撃的MFとしてコンビを組むことになる、関口訓充とのスピードあふれる崩しにも期待が集まる。

一方のF東京は、長友佑都、今野泰幸の2名はW杯日本代表に選ばれたために不在が続くが、予備登録されていた石川直宏と徳永悠平の2名は、代表への拘束期間が明け今節から戻ってくる予定だ。
この状況に仙台・手倉森監督は「(石川、徳永の2人が戻ってきただけでも)リーグ戦で戦ったチームとほとんど変わらない。今野に代わってセンターバックに入るだろう高橋秀人はいい働きをしているし、長友の代わりの中村北斗も攻撃力がある。彼ら2人がいれば、相手もやり方を(リーグ戦と)変えずにやれるだろう」と、相手のチーム力を評している。実際、仙台はリーグ戦ですでにF東京と対戦しており(第10節)、その時は押し込まれながらも守備陣が粘りを見せて、アウェイで0-0のスコアレスドローに持ち込んだのだが、その試合でも終盤、中村が右のサイドバックに入ってからの猛攻撃には肝を冷やされ続けた。

さらに手倉森監督は、F東京が前回対戦から「変わった」部分に関しても付け加えた。「平山(相太)がね。(代表から)外れたうっぷんを晴らすような活躍を、カップでも見せている。彼に活躍はさせたくない」。リーグ戦での前回対決は、決めていれば大勝もあり得たかもしれない、開始直後の大々決定機を逃してしまうという失態を犯してしまったが、彼にとっても今回の対決は「リベンジ」。仙台は全力の警戒で、彼をホームに迎えたい。

昨年の天皇杯(F東京0-3仙台)、そして今年のJ1(F東京0-0仙台)と、F東京は仙台になかなか勝利できずにいる。「仙台に勝つのは難しいと思わせたい」という手倉森監督の言葉は、そのままチーム全体の想いなのだろうが、ここまで消化の2試合を共に引き分けで終えて、勝点2にとどまっている仙台としては、決勝トーナメント進出のためにそろそろ勝点3が必要。
F東京がそのまま決勝トーナメントにひた走るのか、それとも仙台が勝ち上がりに向けて加速を始めるのか。そして同時に、今後のチーム力底上げにつながる新たなスターが現れるのかにも注目したい。

以上

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★2010Jリーグヤマザキナビスコカップ
≫予選リーグ再開!残り5節のカギを握る14人のニューヒーロー賞候補たち

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