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【キリンチャレンジカップ2010 日本 vs 韓国】試合前日のホ・ジョンム監督(韓国代表)会見コメント(10.05.23)

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5月24日(月)キリンチャレンジカップ2010 日本 vs 韓国(19:20KICK OFF/埼玉)
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●ホ・ジョンム監督(韓国代表)
「皆さんこんにちは。もちろん明日の日韓戦は非常に重要ではありますが、両国共にワールドカップの本戦が控えています。明日の日韓戦は、本戦を前にして非常にプラスになる試合だと思います」

Q:明日ピッチに立つ11人がワールドカップでもベストのメンバーと考えてよろしいでしょうか。それともなにかテストすることはあるのでしょうか?
「日本戦だからと言って、特別な布陣を敷くつもりはありません。現在活用できるメンバーをフルに活用したいと思います。しかし選手たちのなかにはまだコンディションがよくない選手もいますから、無理はさせないつもりです。先程も申し上げました通り、あくまでもワールドカップの準備の過程であるということを念頭において、選手たちのコンディションを引き上げるために使える限りの選手を起用したいと思います」

Q:具体的にコンディションが整っておらず使えない選手は?
「特別コンディションが悪いというわけではありません。ややお腹を壊している選手や、疲れが溜まっている選手というのがいるのは確かですが。具体的に例を上げますと、モナコ所属のパク・チュヨン選手。彼の場合は以前に負傷しまして、その間しばらくリハビリをしていました。無理はさせないつもりですが、競技に対する感覚を取り戻させるためにも、明日は少しでもプレーさせたいと思っています」

Q:これまでの対戦での分析で、日本代表の弱点と長所はどこだとお考えでしょうか?
「他のチームを評価するというのは非常に難しい点がありますが、弱点に関してはよく存じ上げません。長所に関して申し上げますと、大変素晴らしい選手が揃っているということ。特にMFですが、プレーに柔軟性があり大変素晴らしいプレーをすると思います。日本のMFが一番の強みではないでしょうか」

Q:いつも日韓戦は激しい試合が多いですが、明日はプレーさせる選手に対してケガが怖いから無理はしないようにということを言いますか?
「負傷を意識してベストを尽くさないということは考えたこともありません。選手というのは、いかなる試合におきましてもベストを尽くすべきであると思っています。
昨日のミーティングでも、選手たちがワールドカップの準備をするにあたって、重圧ですとかプレッシャーといったものを感じるかとは思いますが、ぜひそういったものを振り払って自分たちのプレーをしてほしいと選手たちに伝えました」

Q:明日の試合ですが、勝負にこだわるのかテスト的な意味合いが強いのか。また、日本で最も警戒する選手は?
「日韓戦というのは常に様々な意味で関心を集めて来たと思います。しかしここではっきり申し上げたいのは、明日の日韓戦ではその他の要素を排除して、両国サッカーの発展のためにいい試合にしたいという気持ちを持っているということです。さらには明日の試合を通じましてワールドカップの本戦でどれだけ競争力を持っているのか、その点を確かめたいと思っています。おそらく日本代表の監督も同じことを考えていると思います。
警戒する選手としてはMF遠藤選手(保仁、G大阪)、稲本選手(潤一、川崎F)、中村選手(俊輔、横浜FM)、本田選手(圭佑、CSKAモスクワ)、どの選手も大変素晴らしい選手たちだと思います」

Q:プラスになる試合だと話されていましたが、韓国内ではこのタイミングでの日本戦に否定的な意見も根強いと聞きました。明日、日本戦がプラスになるという意味をもう少し教えてください。
「少し誤解があったようですが、プラスになるであろうと申し上げたのではなく、プラスになってほしいと申し上げました。明日の日韓戦を通じまして、何が得になり、何を得て何を失うのかは、今の時点では知り得ません。しかし、明日の試合を通じて、何かしら一つでも多くを得られる、そういった方向性に持って行きたいと思います」

Q:監督が明日の試合でチェックしたいものは? どんなテーマを持って臨むのか、教えてください。
「明日の試合では、思う存分、堂々としたプレーをしてほしいと思います。明日はアウェイということもあり、日本の応援も多いと思いますが、そういった雰囲気に萎縮することなく果敢にプレーしてほしいです。ワールドカップに行けば、より強敵と対戦することになるわけですから、雰囲気に飲まれることなく持っているものを全て出し切れるような試合をしてほしいと思います」

Q:この時期にワールドカップメンバーをまだ絞り込んでいない理由を改めて教えてください。(韓国代表は、このタイミングでは26人。W杯本登録の23人は発表されていない)
「26人、23人のところには特にこだわりはありません。この26人はワールドカップまで共にプレーし、ひとつの心に、一体となって進んでいくつもりになっているメンバーであります。また、まだワールドカップまでの間に負傷者も出るかもしれません。そうした突発的な事態に備えての26名、23名プラス3名ということになります。しかしたとえ23名に絞り込まれて3名がここから脱落したとしても、ワールドカップといった大きな舞台を見ることによって、観戦するだけでも彼らの将来のサッカー人生に非常に大きなプラスになると考えます。ですので先程も申し上げましたが、26名とか23名という人数は私にとって全く重要ではありません」

Q:日本のマスコミによりますと、岡田武史監督は明日の韓国戦について、ワールドカップでのカメルーン戦を想定して挑むという報道がありました。日本と似たようなタイプのワールドカップ本戦の対戦カードを挙げるとしたらどこになるでしょうか? それからMFの戦いにおいては日本の支配率が高くなると思われますが、戦術的にどういった面をチェックしたいとお考えでしょうか>
「ワールドカップ本戦で戦う相手チームは、日本と似たチームもあれば全く異なるチームもあります。しかし同じチームでも似ている面もあり、また異なっている面もありますので、今回の試合をどのチームといった想定の下で行いたくはありません。今回私たちが目標としているのは、どのような雰囲気の中でも選手たちが自制心を失うことなく自分たちの力を出し切れるようにしたいということに焦点を当てています。ワールドカップ本戦に行きましたら大変な状況の中、雰囲気にのみ込まれやすいといった状況も起きるかと思います。明日のアウェイ戦でそういった雰囲気にのみ込まれない。しっかりとした自分の意思を持ったプレーが出来る。そういった部分を選手たちに自覚してほしいと思っています。
そして2つ目の質問の戦術チェックの部分ですが、明日の試合のために戦術を立てる、チェックするということはしておりません。あくまでもワールドカップ本戦に向けてどういうサッカーをしていくのかということに焦点を当てて選手たちに指導しています」

以上

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【ワールドカップ前、最後の国内戦開催!】
2010年5月24日(月)19:20/埼玉
SAMURAI BLUE(日本代表)vs 韓国代表
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