5月5日（水） 2010 J1リーグ戦 第10節
浦和 2 - 1 名古屋　（14:04／埼玉／55,410人）
得点者：13' ケネディ（名古屋）、48' 柏木陽介（浦和）、55' 原口元気（浦和）
スカパー！再放送 Ch180 5/6（木）07:00〜（解説羽中田昌実況八塚浩リポーター朝井夏海）
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●ストイコビッチ監督（名古屋）：

「今日は本当にいいクオリティを見せるゲーム内容だったと思います。良いペースでお互いにやっていて、とても魅力的なゲームだったと思うし、今日は２面性のある試合だった。前半は我々の方がレッズに教訓を与えるような形で１−０で折り返した。後半は逆に我々の足が止まった。失点はDFのミスで、あのような形でレッズに勝利を与えてしまった」
Q:前半途中にシステムを変えていたが、その狙いは？
「目的は我々がピッチを支配したいということ。アレックスを左に出して、隼麿を右に広く張らせた。前半はレッズの危険なプレーはなかったと思います。ただ、後半はディフェンスラインがアクティブではなく、受身になってしまった。最初のゴールを許してから、２点目をすぐに許してしまい、あれでレッズに勝利をプレゼントしてしまった。あれで状況が完全に変わってしまった。後半は悪いスタートだったが、これもサッカーだと思います」

Q:玉田が足を痛めていたが？
「ゲーム前から闘莉王がいない、マギヌンがいない、金崎もいないという状況であのような形になってしまった。15分くらいで本人には違和感があったということでハーフタイムに変えた。レッズ戦に対して、主力が４人も欠けるのは難しい。我々としても難しいゲームだったが、そのなかでも適合していかないといけない。今日は（交代）したくはなかったが、代えざるをえなかった」

Q:後半、グランパスの方が運動量がレッズに比べて下がった。ストイコビッチ監督は日本の夏を経験しているが、特殊な環境条件で良いサッカーをやるために必要なものは？
「天候の問題ではなく、インテリジェンスの問題です。ピッチに出ている選手、コーチもそうですが、頭を使ってやっていかないといけない。天候の問題はあっても、頭さえ使っていればしっかりできると思います。今日は１−０で前半素晴らしいプレーをしましたが、それを続けてほしかった。パスをしっかり出して、サイドチェンジをしてというのを後半もやって、２点目を取ることもできたと思います。今日はインテリジェンスがなかったと思います。個人名は挙げませんが、私のような選手がいれば違ったと思います（笑）。後半の悪いスタートは信じがたいものでした。レッズからプレッシャーはなかった。私の意見として１つ説明すると、天候自体もハードで両チームにとって難しい試合でしたが、そのなかで頭を使うプレーというのは、ボールを走らせるプレーです。選手がボールをキープして、ボールを走らせることが頭を使ったプレーですが、それが我々の方には見られなかった」

Q玉田のケガの症状は？
「現時点ではまだ正確な情報は来ていないのでメディカルスタッフに聞いてみないとわかりません。ただ、あのような形で代わっているので、良くないことは確かだと思います。……過去３年は我々が勝っていたので、今日くらいは喜んでもらいたいと、それだけ我々は親切だったのかなと思います（笑）。それは冗談で、レッズの方が動きが良かったし、そういう面で我々はやられてしまった。次の仙台戦でがんばりたいと思います。タイトルレースは長いし、まだ10試合。まだまだあきらめることはありません」

以上