5月5日(水)J1 第10節 F東京 vs 仙台(14:00KICK OFF/味スタ)
スカパー!生中継 Ch363 14:00〜(解説:金田喜稔、実況:土井敏之、リポーター:杉山真也)
--試合速報--
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リーグ第10節、F東京は仙台と対戦する。両チームはここ数試合、白星から遠ざかっている。リーグ5試合勝ちなしのF東京と、リーグ4試合勝ちなしの仙台。長いトンネルを抜け出すのはどちらか。
F東京は昨シーズン、天皇杯で仙台と対戦し、0−3で敗れた。タイトなスケジュールと、ヤマザキナビスコカップ決勝も重なった。コンディションに差はあったものの、ミスからゲームを壊してしまった。両チームは開幕前に、宮崎県で練習試合を行い、F東京が勝利を収めている。だが、仙台は梁勇基を欠き、さらには4−3−3システムを初めて試したゲームでもあった。「それはあくまでも練習試合。公式戦ではない」と、城福浩監督が話すように、リベンジはJリーグの舞台で勝利を収めてこそ、果たされる。
仙台は、リーグ第5節に鹿島を破るなど、順調なスタートを切った。だが、第6節清水戦で大敗すると、その後は勝ち星から見放されている。前節C大阪戦では先制点を挙げながらも、追加点が奪えずにカウンターから失点を喫した。関口訓充、フェルナンジーニョら先発陣を入れ替えるなどの試行錯誤が続いている。
F東京は、ゴール欠乏症に陥っている。梶山陽平が復帰し、得意のパスワークは蘇りつつあるが、ゴールが遠い。前節広島戦ではゲームを支配しながらも、ゴールが奪えず。城福監督の、平山相太を前半28分で途中交代させる荒療治も奏功しなかった。課題のセットプレーからのゴールは生まれたが、流れの中からの得点は最後まで奪えず、広島に追加点を奪われて1−2で敗れた。得点力不足は深刻だ。
今節の鍵を握るのは、サイドバックだ。互いに、ボールの運び方に違いはあるものの、前線の4選手は流動的にポジションを変えて動く。さらに、そこにサイドバックがオーバーラップして攻撃に厚みを加える攻撃が、チームの浮沈を握っている。
F東京は、ここ数試合、引かれた相手を攻め崩すことができていない。特に、広島戦は前線の選手がスペースを消されてしまい、サイドバックの選手にボールが集まっていた。だが、そこでプレーの精度を欠いてしまっていた。城福監督は、今節から徳永悠平をサイドバックに戻す決断をした。本来のポジションに戻った徳永が、どれだけ攻撃に厚みを加えるかが決定力不足解消にも大きく関わってくる。逆に仙台は朴柱成、菅井直樹の両サイドバックが積極的に攻め上がる展開に持ち込みたいところだ。昨シーズンの天皇杯では、中原貴之と、中島裕希が前線でタメを作って、サイドバックの積極的な攻め上がりを引き出していた。そんな展開にさせないためにも、F東京としては仙台のFWに時間を与えないことを徹底したい。
トンネルの出口を見るのは、F東京か、それとも仙台か。節目のリーグ第10節で漂う停滞感を打破したい。試合は明日14時、味の素スタジアムでキックオフする。
以上
2010.05.04 Reported by 馬場康平
J’s GOALニュース
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