5月5日(水)J2 第11節 鳥栖 vs 岡山(19:00KICK OFF/ベアスタ)
スカパー!生中継 Ch182 18:50〜(解説:サカクラゲン、実況:君崎滋、リポーター:ヨンヘ)
--試合速報--
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○のあと中3日で△。そのあと中2日で△、そして中2日で迎える今節の結果は? 文字で示すとわかりにくいかと記号と数字で表現したが、いやはや何とも言いがたいスケジュールである。しかし、ゴールデンウィーク中にサッカー観戦を多くできることを喜んでいるサポーターは多いに違いない。筆者もその一人であるが…。
この連戦をダービーマッチ(第8節福岡戦)勝利で突入し、第9節熊本戦と第10節東京V戦を試合終了直前のロスタイムで追いついて乗り切っている。鳥栖の選手たちはすごい! 連戦が続くので、選手の疲労が抜ける暇はない。相手も同じ条件とはいえ、これだけ続くとミスや失点はある意味仕方がない。パスカットされても失点につながらなければ良しとしよう。シュートミスも、負けていなければ大目に見よう。この結果がどれくらい大変な結果かというと、第8節以降に負けていないチームは、昇格が命題の千葉(2勝1分)と最近絶好調の甲府(3連勝)に鳥栖(1勝2分)の3チームだけなのである(栃木と柏は、試合が組まれてない節があるので除外しています)。
この“負けていない”鳥栖の強みは、試合に対する執念の一言に尽きる。第9節90+3分の同点弾は、FW豊田陽平のヘディングで生まれた。第10節90+4分の同点弾もDF日高拓磨のヘディングで生まれた。そして、そのいずれもがセットプレーやスローインからのリスタートからゴールに直結しているのである。集中力が途切れそうな終了間際のリスタートではある。負け試合を覚悟した中での2試合連続のロスタイム同点弾とは…鳥栖の選手たちはすごい!
ならば、今節こそは、スカッと勝ってGWに華を添えてほしいと願う鳥栖サポーターは多いだろう。
その相手が、第8節以降1勝1分1敗の岡山である。前節(第10節)の岡山は、北九州の猛攻に耐えて勝点1を得た。前々節(第9節)の徳島戦では、2度のリードを許しながらも最後に逆転勝ちを収めた。第8節では主導権を草津に握られながらも、許した失点はPKの1失点のみと、なかなか手強い相手である。ここにも試合にかける岡山の執念を見ることができる。
その中心が、FW岸田裕樹である。チーム最多シュートを放ち、3得点をあげている。連戦の中では、得点の可能性を高めるためには、“機会創出”しかない。シュートをできるだけ多く打てる選手は、チームにとってもサポーターにとっても頼もしい限りである。
そして、鳥栖にはFW豊田陽平がいる。彼も鳥栖で最多シュートを放っている選手である。両チームとも、FWにできるだけ多くの“機会創出”をさせたいものである。そして、その“機会創出”には中盤の選手を忘れてはいけない。
鳥栖には、MF衛藤裕と藤田直之がいる。岡山では、MF臼井仁志と植田龍仁朗である。彼らがどれだけ多くゴール前に顔を出せるかで主導権争いが決まる。連戦の中、“機会創出”を多くできたほうが優位に試合を進めることができるに違いない。今節の試合に関しては、多少のミスに目をつぶって素直にシュートシーンに一喜一憂してみたい。
ボールは丸く簡単には止まってくれない。ピッチは広く、味方の選手は必ずしも近くにいるとは限らない。
そして、ボールは1個しかない。このボールを22人が奪い合うのであるから、ミスもラフなプレーも出てしまう。
でも、それがサッカーであり、共通のルールがそれを支えている。狙うは相手のゴールであり、守るべきものは自分たちのゴールである。
負けていい試合などは存在しない。試合は勝つために行い、シュートを打つためにプレーする。その結果、ゴールが生まれれば最高である。
お互いに同じ目的を持って戦うからこそ勝負が生まれ、見ている人を引込んでいく。
しかし、結果は互いに相反するものになり、そこには喜怒哀楽が付きまとう。
サッカーは時に勇気を与えてくれるが、時に試練も与えてくれる。
ゆえにサッカーから離れることができない。
以上
2010.05.04 Reported by サカクラゲン
J’s GOALニュース
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