5月2日（日） 2010 J2リーグ戦 第10節
栃木 2 - 0 徳島　（19:03／栃木グ／4,137人）
得点者：47' リカルドロボ（栃木）、81' 高木和正（栃木）
スカパー！再放送 Ch184 5/3（月）19:30〜（解説川本治実況篠田和之リポーター萬代裕子）
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●杉本真選手（栃木）：
「前半も後半も立ち上がりは大事。気を抜いたら相手にやられてしまう。逆に集中したら相手の隙を突ける。チームとしても個人としても、積極的に後半も前半と変わらずにやろうと臨んだ」

Ｑ：前半の最初にビックチャンスを迎えたが。
「ことごとくチャンスを外してしまって、クロスを上げてくれている選手に申し訳ない。チームが先制点を取れたことは良かったが、勝負どころで決めないと勝てなくなる。チームの皆のおかげで勝利できたから良かったが、個人的にはチャンスを決められなかったので勝っても悔しい。次こそはやってやるという気持ちで臨みたい」

●大久保裕樹選手（栃木）：
「徳島は個々の能力が高い。ボールを持った場面での相手の動き出しには注意した。前半はお互いに様子を窺い、集中していたのでピンチがなかった。後半はピンチを招いたので反省しないといけない。久々の試合出場だったので気合いを入れていた。まあまあいいプレーができた。次もチャンスをもらえたら結果を残したい」

●高木和正選手（栃木）：
「後半に厳しい時間帯があったが、皆でしっかりと守れたことが追加点に繋がったと思う。たくさんのサポーターの方が来てくださっているのに引き分けているので、皆で次は勝とうと話していた。試合前のミーティングでも結果にこだわって勝つと話し、結果が出たことはよかった」

Ｑ：得点シーンを振り返ると。
「ロボがフリーになったので、ボールが出てくるのではないかと信じて走ったらいいボールが出てきた。あとは決めるだけだった。先制点は毎試合取れていたが、その中で追い付かれたので、今日は追加点を取れたことでチームとしてまたひとつ成長できたと思う。内容も大事だが全ては結果だと思う。結果にこだわった中で結果が出てよかった」

Ｑ：同期の大久保選手と勝利を同じピッチで味わえたことは、うれしかったのでは。
「裕樹とは試合前から前は僕が点を取るので、後は守ってくれと話していた。個人的には今日、僕の弟の誕生日で、点を取って勝つと連絡をしていたので非常に良かったと思う」

●赤井秀行選手（栃木）：
「タイミングがあれば積極的に攻撃参加しようと思っていた。両サイドバックが上がると悠介さん（佐藤）と米さん（米山）がバランスを取ってくれるので、最近はその関係がいい感じになってきている。サポーターの方も誕生日を祝ってくれて、怪我をしていた昨年とは違う誕生日になった。サポーターの皆さんには感謝している」

●佐藤悠介選手（栃木）：
「思ったよりも相手が来なかったので難しかった。ワンチャンスをものにできればいいと思っていた。前半は悪くなかったが難しかった。相手が引いていたので監督から言われたのは、俺のところでボールを引き出してボールを動かす時間を増やしてくれと。後半はボランチの濱田のところにボールが入ると嫌な場面があったので、ラインを上げてプレッシャーに行くことで止めることを、セカンドボールも意識した中で1点が取れた。また、いい形で2点目が取れたのは良かった。後半は前から圧力を掛けたかったので、俺のところで引っかけて点が取れたことは良かった。もっとボールを触れれば楽な時間が増えるし、厚みがあると思う。守備はうちの生命線だし、ひとりひとりが役割を全うしオーガナイズディフェンスをすれば大丈夫だと思えている。少しずつ監督が目指していることに近付けているし、前進している。引き分けが続き今日、引き分けると嫌な雰囲気になっただけに、どんな形でも勝点３が取れたことはいいと思う」

●リカルド・ロボ選手（栃木）：
「（2点目は）カズ（高木）のマークされているのを見て、簡単にボールが取られないように強めに出した。シュートに見えるかもしれないがパスだった。毎試合ホームで勝てなかったので、今日の勝利はチームの自信になる。これからもサポーターの期待に応えたい」

Ｑ：1点目は狙っていた？
「もちろん。あれはシュート。クロスだったら違うところに行っていたと思う。ホーム初ゴールを決められたので気分がいいし、いい仕事をした。たくさんのサポーターがいる中でゴールを決められて、うれしかった」

Ｑ：大分戦からゴールが止まっていたが。
「ゴールが入れられなかったことは悔しかったが、毎試合違う形でサポートできればいいと思っていた。試合でゴールが取れなかったら練習を頑張り、次の試合で点が取れるように頑張るだけ。今は日本のサッカーに慣れているところ。毎試合プレーを分析して日本のサッカーになじめるように頑張っている」

●津田知宏選手（徳島）：
「相手の2トップがいい動きをしていたので僕と平繁でプレッシャーに行ったが少し難しかった。相手がブロックを作ってくる中でワンツーなどで崩すシーンがあるも、裏に出るタイミングはラインが高かったので難しかった。連敗で苦しいが、ここで勝つのが強いチーム。しっかりと勝つことを目指してやっていきたい」

●濱田武選手（徳島）：
「お互いに手堅い出足で、なかなかリスクを冒して前に出ていくことがなかった。もう少しボランチの1枚が前へ行ってもいいと思う。後半の1失点目は早い時間帯だったので、気持ちは落ちなかった。やっているサッカーは悪くないが、一瞬の小さなところで、集中力の部分でやられている。そういうミスをなくさないと上には残れない。しっかりとやっていきたい」

●輪湖直樹選手（徳島）：
「前半の戦い方も、リーグ戦を戦う中であると思う。そこで焦れずに、チームとして統一した考えの中で、戦っていくことが大事。連敗したが、連戦なので気持ちを切り替えることが一番大事だと思う」

Ｑ：やっているサッカーは間違いないと。
「ちょっと噛み合わなくなったくらいで、そこは修正できる。今のプレースタイル、チームスタイルでやってきたので、皆が自信を持てれば問題ない」

以上