5月2日（日） 2010 J2リーグ戦 第10節
富山 0 - 0 水戸　（19:04／富山／3,664人）
スカパー！再放送 Ch183 5/3（月）20:00〜（解説安井孝志実況牧内直哉リポーター豊田麻衣）
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●楚輪博監督（富山）：

「この９試合のなかで、今回やっとうちらしいディフェンスの耐久性やタフさ、最後まで走り切る姿勢をみせることができた。攻守の切り替えの早さもあった。ここから開幕という感じだ。攻めでゴール前に人数をかけることができていたし、守りでも素早くゴール前に戻ることができていた。決めるべき時に決められていればとは思うが、ここからこういうサッカーをして点を取っていきたい」

Q：ここまで失点が多かった中で、無失点で抑えられた感想は？
「昨年は引き分けが多いチームで失点は少なかった。今季はこれが初めての引き分け。ここからプラスアルファしていきたい。こういうサッカーをやるということを選手に示すこともできた。守るだけでなく、攻めることもできていた。精度あるクロス、シュートが必要だったということも、無失点だったから言うことができる。
失点ゼロは２度目だが、こういうサッカーをやり続けなければならない。そしてサポーターの方に魅力あるシュートシーンをたくさん見せられる活気あるチームにしていきたい」

Q：前節はフォーメーション変更もあった。しっかり守れた要因は？
「３バックは前節だけで、４バックがキャンプから続けてきた形。意識をしっかりと持ち、選手が役割をしっかりと果たしたからだと思う。ホームでは負けたくないし、それ以上に勝ちたい。試合終了直後に倒れ込んだ選手もいたが、グラウンドで出し切った姿だった。素晴らしいと思う。
ホームでは自分たちのスタイルを突き通し、自分たちをアピールしたい。ホームでは、サポーターがそばについてくれて有利に進められる。アウェイの前節でフォーメーション変更をしたのは負けないようにするため。ある程度は成功していた。しかし、ホームでは『負けない』ではなく、『勝つ』ことが目標で、そのためにキャンプから作り込んでいる。今回はポゼッション、ボールをつなぐところもできていた」

Q：前節から先発メンバーを代えた理由は？
「（前節にボランチで先発した）野嶋は復帰して間もないので、連戦の疲れも考慮して起用しなかった。姜と舩津はこれまでもボランチを組んでいる。翔（足助）はトレーニングでも声を出して雰囲気を高めていたので、テンション的にもよいと思った。攻撃力のある中田を起用する選択肢もあったが、しっかり守って攻撃に転じるという点を重視した」

以上