5月1日（土） 2010 J1リーグ戦 第9節
清水 2 - 1 浦和　（16:03／エコパ／38,851人）
得点者：17' 岡崎慎司（清水）、22' ポンテ（浦和）、90'+3 ヨンセン（清水）
スカパー！再放送 Ch180 5/2（日）12:30〜（解説澤登正朗実況桑原学リポーター小野響子）
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●武田洋平選手（清水）
Q：代役をしっかりやりとげた感想は？
「半分しかやっていないけど、声が出ないくらい声を出した」

Q：個人的にずっと無失点で来ていますが？
「たまたまですね。ディフェンスが守ってくれているし、連動してやれているので。ゼロでいくのは簡単ではないけど、みんなで守っているという感じがあるので、僕だけじゃないと思う」

Q：リーグ戦での出場は（ナビスコカップとは）また違った？
「雰囲気は全然違った。やられてはいけないというのは同じだけど、人（観客）も多いし、責任感というのはすごく感じた」

Q：ボールを持ったときに、ものすごい勢いでブーイングされてましたが？
「あれは声がでかすぎて、逆にブーイングか何かわからんみたいな感じだった」

●平岡康裕選手（清水）
Q：最後の得点シーンでは良い仕事をしましたね。
「まあなんとか。あとは兵働さんに任せようと思った」

Q：浦和の攻撃に対しては、どのへんを注意していた？
「エジミウソンの裏への抜け出しと、2列目からの抜け出しに気をつけてやっていたけど、前半の立ち上がりはエジミウソンに少し合わせてしまった部分があった。そこにタイトに行けなかったので、ちょっと後手に回ったディフェンスになってしまったと思う」

Q：失点の場面は気をつけていた形でやられてしまったと？
「結果論になってしまうけど、もう少し行ければなと思った。でも、逆にそこで失点して、やることがはっきりしたというか、もう少しタイトに行くというのを試合中に修正できたのは大きかったと思う。その後はけっこうつぶしも利いていたし、サイドから攻められる分には中で弾けばいいことだし、あまり恐くはなかった」

Q：最後に勝ち切れた要因は？
「今日は4万人近く入ってくれて、ホームでサポーターの後押しもあったから、2試合連続の劇的な勝利にもつながったと思う。ホームで負けないのは自分たちにとってもすごく有利なことだし、気分もすごくいい」

Q：勝ちロコをやったときの気分は？
「今日は格別でした。相手がレッズということもあったし、点を取った時間も時間だったので、すごく気持ち良かった」

●ヨンセン選手（清水）
「良いチームとの非常に難しいゲームだったが、勝利を収められて本当にうれしい。ゴールシーンは、最後の最後で兵働からの非常に良いクロスを決められ、サポーターにも良いゲームを見せられてうれしく思う。ゴールキーパーも反応していたが、本当にラッキーだった」

Q：決まった瞬間は喜びを爆発させてましたが、何を考えてましたか？
「本当にうれしくて、とくに何か考えていたということはない。ただ、あのゴールで勝点3を取れたということが非常にうれしい。今シーズンは非常に良いスタートが切れているので、このままシーズンを通して勝ち続けていきたい。今シーズンは非常に守備がいいし、ここまで6失点で抑えられているのが非常に大きなポイントだと思う」

Q：次はアウェイの京都戦（5/5＠西京極）ですが？
「もちろん全試合気が抜けないと思うので、まずはコンディションをキープすることが大事になる」

●本田拓也選手（清水）
「こういうゲームに勝ちきれるということは、強くなっていると思う。去年までなら引き分けで終わっているか、やられているか。こういう五分のゲームに勝ちきれるということは、自信にもなるし、強くなっているなと感じられる」

Q：終盤、どちらに転ぶかわからない展開の中で、どんな意識でやっていた？
「まずは自分のところで点を取られないようにしようと思っていたし、しっかり中を固めて、パスコースも消そうと思っていた。クロスに対しては、平岡とエディ（ボスナー）が高いので大丈夫だと思っていた。最後は（体力的に）しんどかったけど、みんな身体を張って守っていたので、勝ちたいという気持ちは強かったと思う」

Q：GKが急に代わって難しい面もあったと思うが？
「そうですね。でも、武田がすごく頑張ってくれた。途中から出るのは、GKは難しいと思うけど、そこでしっかりゼロに抑えてくれたというのは武田にも感謝しないといけない。それだけ誰が出ても変わらないというのは、チーム力がアップしているということだと思う」

Q：相手は中央からの崩しが強力で、負担は大きかったと思うが？
「ポンテとかに入ったときは恐かったし、けっこうしんどかった。また、クサビのボールを通させるのはイヤだったので、そこはすごくケアしていた。ドリブルやワンツーもあったが、そこは振り切られないようにと思っていた。周りの選手がすごくサポートしてくれたので、そこまでフリーでやられていないと思う。田中さんがボールを持ったときは恐かったけど、チーム全体としてうまく守れたと思う」

●兵働昭弘選手（清水）
Q：強行出場でしたが、足は気になった？
「やっぱり痛いことは痛かった。あと練習をやっていなかったので、後半だいぶ（体力的に）厳しくなってきたなという感じはあった」

Q：でも、最後のクロスには影響しなかったようですね。
「あそこは最後の力を振り絞って。相手の選手を外して、けっこう余裕があったので、フローデ（ヨンセン）がファーに逃げているのもしっかり見えていた。ただ、あそこまで良いボールが上がるとは思わなかった（笑）」

Q：その直前にも永井選手に良いクロスを入れてましたね。
「イメージ通りのクロスだったし、1試合を通して感触は悪くなかった。チームとしても良い流れでボールを動かせていたし、個人的にも最近ずっと良いパフォーマンスを出せていると思う。ただ、どの試合も厳しいので、あんまりこの勝利の余韻にひたらず、しっかり切り替えて勝点3を取れるように頑張りたい」

●小野伸二選手（清水）
Q：前半、惜しいシュートがありましたね。
「あそこを決めなかったら、僕にはチャンスがないと思う（笑）。（坪井が）食らいついてくるのは、ずっと一緒にプレーしていたのでわかっていたけど、そこから自分が決めないと。僕があのチャンスを決めていれば、ポンテのああいうゴールもなかったと思うので、ちょっと（ゲームを）厳しくさせてしまった。それでも最後まで、みんなが勝利をあきらめずにプレーできたことは良かった。
後半の最後はかなりきつかった。お互いに多分きつい中で、みんなが最後まで勝利をあきらめていなかった。その前の永井さんのヘディングから始まって、平岡がヘディングでボールをつないでくれて、そういうのがすべてボールに伝わったと思う」

Q：向こうのボランチが攻撃的で、小野選手自身も守備の負担が大きかったのでは？
「そうですね。相手の個々の能力が、今までやってきた中でも本当に高かった。ポンテを中心にうまくいなされて、エジミウソンだったり（田中）達也だったり前を生かしてくるので、すごく守備の負担はあった。でも、90分間みんなで戦って、勝点3を取れたことは非常に良かった」

●田中達也選手（浦和）
「今日は本当にもったいなかった。最低でも勝点1を取って帰らなければいけない試合だった」

Q：前半1-1折り返して、後半はどんな形で点を取っていこうと？
「前半通りでチャンスは絶対にあると思っていた。相手はああいうロングボールで、そこだけは気をつけようと話していた」

Q：クロスの精度に関しては？
「どうですかね。そこまで行けてはいるので、あとは…うまくいくときはうまくいくと思う。それよりも、やっぱり（最後で勝点を失って）もったいなかったという気持ちが強い」

●山田暢久選手（浦和）
Q：最後の失点の場面は誰をマークしてましたか？
「自分は永井だった。CK崩れだったけど、全体にボールウォッチャーになっていた部分があったと思う。足も止まった部分があったけど、残り時間が少なかったし、切るべきところで切れれば良かった」

Q：相手の選手が代わった中で、マークの変更というのはスムーズにできていた？
「それは大丈夫だった。だけど、違うところで入れられてしまった」

以上