29日のバトル オブ 九州初戦、熊本はギリギリまで粘って鳥栖の終盤の猛攻を耐えていましたが、終盤に豊田陽平選手にゴールを許し、非常に悔しい引分けに終わりました。
ほぼ勝っていた試合でドローとなり、なんとなく負けたかのような錯覚を覚えたりもしますが、ともあれ負けなかった。つまり、熊本のベアスタでの通算成績は、J2に加盟した08年以降、2勝2分。不敗記録は継続となりました。
というのも、やはりアウェイゴール裏を赤く染めたサポーターの力も関係しているはず。
そもそも、熊本のサポーターはベアスタに非常に好感を持っています。試合前、横断幕を設営する様子を写真に収めようとゴール裏へ行くと、サポーター代表のHさんから声をかけられました。
「このスタジアムは、いつ来てもいいですよね〜」
そして今日の練習取材の時にも、別の女性サポーターから「ベアスタの雰囲気は最高ですね」との声も聞きました。
もちろん、サッカー専用という点や2層式の構造といったハード面に対する羨望の思いも多分に含まれているとは思うのですが、それ以外にも1.熊本から近い 2.高速のインターからも駅からも近くアクセス良好 3.鳥栖サポがフレンドリー 4.スタグルが美味い 5.見やすい、応援しやすい 6.ウィントス君がかわいい 7.仲良しのウィントス君とロアッソ君の絡みを見たい 8.ウィントス君のブログが面白い 9.ウィントス君のぬいぐるみみたいなのが早くロアッソ君にも欲しい…etc、様々な要因が複雑に絡み合い、“ベアスタファン”の熊本サポーターが確実に増殖し、ひいてはそれが、ベアスタ不敗神話につながっているのだと思われます。
実際、29日に発表された8697人の観客のうち、1000〜1500人ぐらいは熊本サポーターだったのではないか、というぐらい声援も大きく、ゴール裏に至っては、ほとんどホームと変わらない雰囲気を醸し出していました。
おまけに…、29日には佐賀競馬から競走馬の“フサイチサガントス”が来ていたり、過去にはブリヂストンさんのブースで“赤い跳ね馬”のエンブレムを冠したフェラーリのF1マシンが展示されていたりと、何かとロアッソ熊本を思わせるアイコンが登場するのも、ひょっとしたら見えない力になっているのかも、という気がしないでもありません。
2回戦制になった今シーズン、ベアスタでの対戦は早くも終わってしまいましたが、試合日程がずれていれば、別のカードを見にベアスタを訪れる熊本サポーターがいるはず。その時はどうぞ、温かく迎えて下さい。
熊本にも、こんな素晴らしいスタジアムが欲しいなぁ…。
以上
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2010.04.30 Reported by 井芹貴志
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