J2第9節、アウェイ・水戸戦で、東京Vは今季初の複数得点となる0−4の大勝を収めました。
平本一樹選手、菊岡拓朗選手、柴崎晃誠選手、佐伯直哉選手と続いたどのゴールもそれぞれ見事でしたが、中でも最も印象に残ったのが、菊岡選手のものでした。
河野広貴選手のパスから思い切り打って決めた、待望の東京V移籍後初ゴールは、昨季まで在籍していた古巣・水戸からとなりました。
「ブーイングを覚悟していたのに、選手紹介で僕の名前が呼ばれた時、水戸のサポーターは拍手を送ってくれました。本当にうれしくて、どうしても良いプレーを見てほしかったんです」
感謝の気持ちを、ゴールという形で表すことができたようです。
でも、彼の活躍を願っていたのは水戸側だけではありません。
得点を演出した河野選手が、「キクちゃんにどうしても決めさせてあげたかったから、本当によかった」と話せば、キャプテン・富澤清太郎選手も「何よりも今日は、『キク、おめでとう!』の一言でしょう!」と祝福。また、菊岡選手いわく「バウルさん(土屋征夫選手)が『キクのためにも頑張ろう!』って言ってくれて、みんなが僕を助けてくれました」そうで、東京Vの選手全員が自分のことのように喜んでいました。
チームワークの良さが生んだゴールだったと言っても過言ではないのではないでしょうか。
当の菊岡選手自身の喜びは、ゴールを決めた直後に一目散に川勝良一監督の元へ走っていったことにも表れていました。
「ここまで、自分のプレーが良くなくて監督やチームに迷惑をかけていたのに、ずっと使い続けてくれて感謝しています。期待の大きさを感じている分、ようやく点がとれてよかったです」と、安堵の笑顔でした。
ところで、ゴールを決めたらパフォーマンスを考えていると宣言していた菊岡選手ですが、「相手が(古巣)水戸だったし、あまりにも興奮し過ぎてすっかり頭から飛んじゃいました(笑)」とのこと。
パフォーマンスのお楽しみは、次にお預けということで。
以上
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2010.04.30 Reported by 上岡真里江
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