4月29日(木) 2010 J2リーグ戦 第9節
水戸 0 - 4 東京V (16:04/Ksスタ/2,508人)
得点者:17' 平本一樹(東京V)、50' 菊岡拓朗(東京V)、70' 柴崎晃誠(東京V)、76' 佐伯直哉(東京V)
スカパー!再放送 Ch183 4/30(金)15:00〜(解説戸塚哲也実況野村明弘リポーター高木聖佳)
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●木山隆之監督(水戸):
「まずホームでこれだけ大敗をしてしまったことに関しては、ファンの人たちに謝らないといけないと思います。総括といっても、完敗かなと。順位ではウチの方が上だったかもしれないけど、力量含めて完敗でした。相手の戦略も含めて、今日は自分たちのよさが何もありませんでした。これが高い授業料を払っただけの甲斐があったなと思えるように、これからのゲームに緒を締め直して取り組んでいきたいと思います。攻守両方において、よくない部分がたくさん出たので。直さないといけないことばっかりです。1つ1つやっていきたいと思います」
Q:今日も含めて、最近は中盤での守備が機能してないように思いますが。
「特に気になったのはボランチ2人のところ。相手の河野選手に対して、まったく対応できなかった。自分たちはドリブルに対して、ほぼ守備がきかなかった。これまで対戦した相手に、さほど中盤でドリブルしてくるというタイプの選手がいなくて、パスとか動きとかそういうもので作ってくるチームには、なんとか最後寄せていればいけたのかもしれないけど、そこで前にグッと入ってこられる動きにまったく対応することができなかった。あと、平本選手と河野選手の縦関係に対して、まったく守備ができなかった。それが一番大きいかなと。点を取られていない時はなかなか出ないところなのかもしれないけど、あれだけフリーで前を向かせるような形になってしまうと厳しい。あと、比較的ボールを持たされたという印象。ボールを持ったチームが優位にならないというのは、アタッキングエリアの攻撃とかシュートで終わらせれる能力など、そういうところがしっかりできるといい守備ができる。そこで攻めきれないので、前を向いた選手に簡単にフィードされて、ドリブルで引っ張られてしまう。展開的にも1点先に取られて、2点以上取ったことのないチームですから。前に出ようとすると、当然バランスが崩れて、よりスペースを与えてしまう。それをされると対応できなくなる。悪循環ですよね。だから、そもそもは集中した立ち上がりをすること。それと中盤の守備の仕方。持たれることがあっても、もっと厳しい守備をしないと勝てないと思いますね」
Q:次節に向け、修正するところは?
「自分たちの理想とかけ離れているかもしれないけど、昨年ほど点を取る力はないと思うんですよ。なので、まず、イージーな失点をしないこと。1点目のような少し集中が途切れて、スローインで簡単に裏を取られて。2点目のように目の前の相手にズルズルとドリブルで抜き去られるのを見ている。もっと厳しくやることをやる。その中でチャンスは少ないかもしれないけど、攻めた時にはしっかりシュートで終わっていく。そういうことを、2日間で練習はさほどできないけど、意識を選手に伝えるだけでもなんとかなる部分もあると思う。もっとプレーをシンプルにして、前にクイックに行く。今日のああいう持たされ方では、崩せないし、点も取れない。カウンターを浴びるだけ。その辺はやり直さないといけない」
以上
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