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【大宮:鈴木淳新監督就任記者会見】渡邉誠吾代表/鈴木淳監督(大宮)コメント(10.04.28)

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本日、NACK5スタジアム大宮にて鈴木淳新監督の就任記者会見が行われました。
会見での渡邉誠吾代表、鈴木淳新監督のコメントは以下の通りです。
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●渡邉誠吾代表:
「日ごろより、皆様には格別ご配慮いただきありがとうございます。
鈴木監督就任までの経緯をお話したいと思います。第8節清水戦終了後本人より、体調不良と成績不振で辞任の申し出がありまして、26日了承しました。
後任については複数の候補の中から前アルビレックス新潟監督の鈴木淳氏に要請したところ27日、合意に至り、鈴木新監督就任となりました。
鈴木監督は山形で04、05年、新潟で06年から09年の豊富な監督経験、U14からU22の年代別日本代表監督コーチなど数多くの経験実績があります。コーチングスタッフや選手との関係が良好で、熱心、分析力長けています。攻守アグレッシブなサッカーを標榜し、早い切り替え、サイドバックを使った積極的なサッカーと、これまでの大宮のサッカーと親和性が高く、これまでの蓄積が生かせます。鈴木監督のもと、チャンス少なかった選手にも巡ってくる可能性があります。鈴木監督が資質特徴を見極め、再生し、上位に上げてくれることを期待して、全力でバックアップしたいと思います」

●鈴木淳監督:
「みなさんこんにちは。
お越しいただきましてありがとうございます。私、鈴木淳が新しい監督になるということで、雨にも関わらず足をお運び頂き感謝しています。
またサポーターにも、同じように感謝を述べたい。常々、アルディージャ応援していただいて、私が指揮をとることに、継続してクラブ、チームを応援してくれるようお願いしたい。
社長からありましたけど、少しでも順位を上位にもっていき、質の高いサッカーをやりたい。楽しく、見ている人が楽しく、プレーヤーも楽しく、働いている方々もサポーターも楽しく、そして強いチームを作りたいです。攻守にアグレシッブで、運動量が多く、チームがひとつのボール連動できるよう、そういうサッカーを目指してやりたい。お越しいただいたみなさんの手助け、サポーターの手助けも大切になる。アルディージャが地域に根付いたクラブ、ビッグクラブになるよう頑張りたい」

Q:途中就任だが、契約期間は?
渡邉代表:
「具体的には差し控えさせていただきたい」

Q:決断を下した理由は?
鈴木監督:
「一つ目は、ポテンシャルある選手が多いということが理由のひとつ。二つ目が、クラブとして、大宮という場所を考えた時に、これから成長していける、あるいはビッグクラブになっていける要素を持っているだろうということで、その二つが将来性があるということで決断を下しました」

Q:大宮の印象は?
鈴木監督:
「非常に調子の良い時には、いいサッカーをし、結果が出ない時のほうが多いと思うが、あまり良くない試合とのギャップが大きいのかなという印象がある。原因は詳しく言うと戦術的なことになるし、対戦相手に情報を与えることになるが、安定して力を発揮するチームにすることが大事だと思っています。実際、ここで公式戦1試合、プレシーズン1試合、他のJのチームもかなり見ているが、他のチームに比べて、悪い内容でゲームやっている印象はない。ただ良い時悪い時、プレーのひとつひとつの中で、良いプレーと悪いプレーのギャップが大きいなという印象はありました」

Q:(監督就任を)受ける話を聞いたのはいつ?
鈴木監督:
「日曜日25日の夕方。遅い時間だったと思います。電話で連絡が入りまして、急遽会って話をすることになりました」

Q:監督が交代することで、目標は変わりますか?
渡邉代表:
「目標は今シーズン5位以内、達成するための監督交代という対処策。目標は変えません」

Q:非常に時間が無い中で、どこから手をつけていくのか?
鈴木監督:
「非常に難しいです。私だけでなく、選手も非常に難しいと思います。大宮の選手のプレーを全て知っているわけではないですし、全部把握して、ゲーム、トレーニングしているわけではないので。一つ言えることは、彼らはプロ選手なので、それなりに誇りもって、お金もらって仕事をしている。子供の頃からサッカーをやってよく知っている。サッカーをやるということで監督が代わったからっと言って大きく変わることはない。ボールが無くなる、ピッチが広くなるというわけではない。子供の頃からやっていることを自然に溢れるように表現してプレーして欲しいです。その上で、チーム、個人に足りないところを、徐々に修正して、導いていきたいなと思います。ですから、やってきたことを否定するわけではないし、ごく自然の成り行きで、少しずつ目に見えて表れることを修正していきたいと思っています」

Q:不振の原因、どのように解決したいか。また監督ご自身の色をどう出していくか?
鈴木監督:
「一つ目は、先ほどの話と少し重複するが、力を安定して発揮できる、個人が安定して発揮できるようにしないと(いけないと思う)。どこに具体的にあるかではなく、土台の部分だと思っています。チームの骨格となるようなところをしっかりしていきたい。それが変わると、チームが安定して個人のパフォーマンスも発揮しやすくなると思うので。それから二つ目については、それ自身(土台を作っていくということ)が私の色かなと思いますし、どちらかというと、攻撃も守備もアグレッシブにプレッシャーをかけて奪って、ダメだったら繋いでいく中で運動量を上げて攻略していくというやり方が私のやり方です。土台の部分をしっかり作って、運動量があるサッカーにしていきたいと思います」

Q:そのサッカーを具体化するために、補強など考えているのか?
鈴木監督:
「全く話をしていません。今後、チームの状況はクラブに伝えたいと思います。ここがこんな感じだというのを話はしますが、踏まえてどういう選手を獲るかとか、どのようなに今後構築するかということは、決定はクラブに任せて私は現場の指揮をしっかり執りたいです」

渡邉代表:
「補強は監督もこれから個々の能力を見ていただきたいと思っています。監督が代わるということは、意識を変える起爆剤になると思っています。リーグ戦8試合終わりましたが、いろんな選手29名が登録されている中で、試合に出れてる、出れてない選手がいます。監督が変わったということはパフォーマンスを発揮すればピッチに立つ時間長くなる可能性はある。現有戦力が頑張ってもらって、その中でパフォーマンスの高い選手を使う中で、必要な補強、弱いところがあればやっていきたい。我々が持っているポテンシャルを発揮したい」

Q:今日の練習の感想は?
鈴木監督:
「活気があって、運動量が豊富。練習も真面目な印象を受けました。全体としてやっていかなくてはいけないが、ミーティングで伝えたが、もっとサッカーをしなくてはいけないということ。ボールがあってゴール、ピッチ、相手、味方があって、どういうプレーをしていくかということがサッカーなので、判断力を含めてプレーしていくということを求めていかないと(いけない)。プレーをしていくということは、こちらの意図であったり、トレーニングの意図を理解してプレーをするということですね」

Q:選手には、この交代をどう伝えた?
渡邉代表:
「昨日ですね。27日、クラブハウスで選手を集めて、監督が交代すると(伝えました)。監督からの要請、体調不良と成績不振だということ。今シーズン内容的に一方的に負けてる試合ばかりでなく惜しい試合もあったが、プロチームとしては、ファン・サポーターの期待もスポンサーの期待もあるので、指揮官の交代に至った。気分を切り替えて、チーム一枚岩となってひたむきに戦っていこうと、頑張ろうということを確認しました」

Q:シーズン5位以内というクラブが掲げる目標を達成できそうか?
鈴木監督:
「やってみないと分からないです。目標があった中でそれを目指していきたいとは思います。降格圏外に脱出するのをいち早く実行に移さなくてはいけないと思っています。できたら順位を上げるようにと思います。実際は今日練習を1回見ただけなので、クラブの挙げているところを目標にはしますがJのクラブの戦力と比較をした中で見極めていきたいと思います」

Q:今週末に、すぐ京都戦があるが?
「大幅に何かを変えるというのではなく、サッカー選手としてやってきたことをまずはピッチでやって欲しい。そこでアプローチをどうするかというよりも、チーム全体で何かを成し遂げないといけない。選手にはそう伝えなくてはいけないが、既にわかっていると思います。私が(何かをする)というよりチームみんなで何か成し遂げないと、と思います」

以上
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