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【AFCチャンピオンズリーグ2010 河南 vs G大阪】プレビュー:様々な『アウェイ』の洗礼を受けて挑む一戦。もちろん、G大阪は勝ちに行く!(10.04.27)

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4月27日(火)AFCチャンピオンズリーグ2010 河南 vs G大阪(21:00KICK OFF/鄭州)
試合速報 | ホームゲームチケット情報 | 決勝戦は11月13日(土)に国立競技場で開催!
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ACLグループリーグもいよいよ、今節が最終節。前節、水原三星戦で勝利し、首位に躍り出たG大阪は、敵地・鄭州航海路体育場(ジェンジョウ・ハンハイルー・チユチャン)で河南建業と対戦する。このグループリーグにおける目標を『首位通過』に定めて戦ってきたG大阪にとっては負けられない戦い。現在、2位の水原三星との勝点差は1。今節、『シンガポール・アームド・フォーシズvs水原三星』戦の結果次第では他力でも1位通過をできる可能性はあるが、もちろんG大阪が目指すのは自力での『1位通過』。そのためにも、しっかり勝点3を手に大阪に帰りたい。

G大阪は直近のJ1リーグ・FC東京戦の翌25日、朝の8時にクラブハウスを出発し、河南のホーム、鄭州へと移動してきた。大連での乗り換え時間を含めると、クラブハウスを出発 してから時間にして、約10時間。約2時間半のトランジットを経て乗り込んだ大連からの国内線では出発が遅れたり、着陸にあたって一度、機体が着陸体制に入りながら再び浮上するなどというアクシデントもあった中、予定より1時間近くオーバーして鄭州空港へ到着した。更に、そこからはバスで約45分ほどかけてホテル入り。途中、高速道路の真ん中で他の観光バスがエンストを起こして渋滞を引き起こしていたり、そのバスに乗っていた乗客が荷物をもって降車させられ、なぜか高速道路を荷物を持ってテクテク歩く…などといった珍しい光景も見られて不安にもなったが、G大阪の選手たちの乗ったバスは無事、ホテルに到着した。
だが、さすがにこの日は、移動の疲れとホテルの近くで軽く身体をほぐすのに適した場所がなかったこともあり、練習はなし。身体を動かさず休養にあて、前日練習の行われた本日、気持ち新たに前日練習に汗を流した。

メンバーはF東京戦からMF遠藤保仁、DF山口智がコンディションを考慮して外れ、DF内田達也、MF横谷繁が遠征に帯同。相変わらず若い顔ぶれが約半数を占める状況で、明日の河南戦を戦うことになる。本日、鄭州航海路体育場にて行われた前日練習では、セットプレーの練習の途中で徐々に照明が消え始め、クールダウンの最中に完全に照明が落とされるといった『アウェイの洗礼』を相変わらず受けたが、過去に何度もACLでのアウェイ戦を戦い、様々な逆境を乗り越えてきた選手たちは、「ひどいな〜」などと言いながら苦笑いこそ浮かべたものの、全く気にしていない様子。尚、練習内容の詳細については、最初の15分間のみが公開練習で、以降は非公開練習となったため詳しくは分からないが、スターティングメンバーはF東京戦からも大幅にメンバーを代え、フレッシュな顔ぶれが飾ることになりそう。それでも今の若手選手の勢い、『結果』への意欲を思えば不安はない。また誰がピッチに立とうとも『ガンバ大阪』として挑む『1位通過』を目指した大事な一戦であることにも変わりはないだろう。
「とにかく勝つこと。個人的には相手のマークを外してしっかり動いて、積極的にゴールを狙いたい(FW大塚翔平)」
「裏を狙って点を獲ることを考えたい。相手は守備の堅いチームだけど、中盤が前を向いた瞬間にタイミングよく巧く抜けたい。若いメンバーで先発を飾ったとしても不安はない。サテライトでも一緒にやっているし、個々の良さも分かっている。貴史とかはドリブルだけが持ち味ではないということは分かっているので、前を向いたらいいタイミングでパスを送り込めたらいいし。勇人くんともサテライトで何度か一緒にやっているので特徴も分かっている。それぞれが持ち味を活かしながらプレーしたいし、僕自身もしっかり勝負したい。ゴールをとりたいですね(星原健太)」
「絶対に勝って、いい状況でベスト16に繋げたい。去年のリーグ最終戦は若いメンバーで戦って結果が出せず、チームの勢いを消してしまった感じがあったので、今回はそうならないようにとにかく結果を求めて戦う。ユース出身の選手が多いけど、その分いい連携が出せるところもある。ガンバの若手もこのくらいできるんだ、というアピールをしたいと思う。個人的には相手は高さはあるけど、対人は強くないと思っているので、しっかりドリブルとかサイドに仕掛けて崩せればと思う(宇佐美貴史)」

対する河南建業は5節を終えた段階で、勝点2の最下位。よって、すでにグループリーグ敗退は確定しており、残念ながらホームでの今節は消化試合となってしまった。それでも「予選の結果は出ているとはいえ、すでに試合を諦めたいうことではありません。結果はともあれ、この試合で河南らしさ、持ち味を活かせればと思っています。」とタン・ヤオドン監督。ホームサポーターの前で無様な試合は見せられない、との思いは強いようだ。

最後に、試合の行われる鄭州航海路体育場は、約3万人の収容人数を誇り、Cリーグの中でも人気チームの1つである河南の試合には、毎回、3万人近い人たちがスタジアムに足を運ぶと聞く。すでにこの一戦が河南にとって『消化試合』となっているため、明日の試合にどれだけの人が興味を持って、スタジアムを訪れるかは定かではないが、いずれにしてもスタジアムは熱狂的なファンによって『アウェイ』さながらの雰囲気が作り上げられるはず。もちろん、そんなことに屈するG大阪ではないが。

以上

2010.04.26 Reported by 高村美砂
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