4月25日(日)J2 第8節 大分 vs 北九州(13:00KICK OFF/大銀ド)
スカパー!生中継 Ch184 12:50〜(解説:増田忠俊、実況:君崎滋、リポーター:岡村麻衣)
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☆北九州側プレビューはこちら
九州をホームタウンとする5チームによるダービー「バトル・オブ・九州」がはじまる。オープニングマッチとなる大分の初戦の相手は、J2初年度となる北九州。これまで一度も肩を並べたことのない者同士の対戦とあって、ダービーと呼ぶには寂しいが、これから長い時間をかけて熟成すればいい。世界のナショナルダービーと呼ばれるバルサvsレアル、インテルvsユーベなども、はじまりがあって、いまがある。今節の大分vs北九州は50年後、100年後に語り継がれる歴史的一戦になることを願いたい。
ホームの大分は3連勝と好調を維持している。4節栃木戦(●1-4)に完敗したことをきっかけに、「自分たちのサッカーをやろうと選手全員の気持ちがひとつになった」(菊地直哉)。キャンプから取り組んできた、高い位置でボールを奪い、早い攻撃を仕掛けるスタイルが定着している。「チーム全体の意識が統一され、完成度は高くなっている。我々は自分たちのサッカーができれば、簡単ではないが勝つことができる」と皇甫官監督は手応えを掴んでいる。ただ、どんな相手であろうと驕りはない。「栃木戦で痛い目に遭っている。J2は戦う執念、勝ちたいと思う強い気持ちが勝敗を分ける。まずは気持ちで負けないことが大切」とぐっと口元を引き締め、「北九州は試合を重ねる度にレベルUPしている。中央にいい選手がいるので、いかに抑えるかがポイントになる」と、佐野裕哉、桑原裕義を中心とした中盤への警戒心を強めている。
今週の練習では、中盤を攻略するためのメニューを多く取り入れた。ボールの追い込みどころを定め、奪ったボールはシンプルかつリズムのあるパスワークで相手の危険なエリアへと運び、フィニッシュに持ち込むパターンが確立できた。なかでも、チェ・ジョンハンの動きは目を見張るものがあった。衝突を恐れず、相手を踏み越えて一度のチャンスをゴールに換えるたくましさを秘めている。今季は“まだ”2得点と結果を出せていないだけに、獰猛ストライカーは得点に飢えている。さらに同郷の友であり、ライバルでもあるキム・ボギョンが6得点を記録しているとあって心中穏やかでないはずだ。チェの闘争本能が目覚める予兆があるだけに、爆発力に期待したいところ。他にも、3試合連続ゴールの期待が高まるルーキーの刀根亮輔と、前節1ゴール&1アシストの2年目の東慶悟。開幕から右SBに定着した4年目の小手川宏基など、大分U-18から育った選手にも注目したい。彼らの活躍はクラブ設立17年の軌跡である。これは大分にあって、北九州にはない大きな力なのだから。
待ちに待ったダービーが開幕する。ダービーとはチームの意地とプライドをかけた戦いであり、フロント、サポーターを含めたクラブの総合力のぶつかり合いである。そこで自分が何を応援しているのかハッキリするはずだ。ユニフォームなのかプレーヤーなのか。自分が育った地域なのか、サッカーの質なのか。これまでの過去なのか、これからの未来なのか。
4月26日(日)13時。キックオフが待ち遠しい。
以上
2010.04.23 Reported by 柚野真也
J’s GOALニュース
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