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【J1:第7節 F東京 vs 京都】城福浩監督(F東京)記者会見コメント(10.04.17)

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4月17日(土) 2010 J1リーグ戦 第7節
F東京 1 - 1 京都 (17:04/味スタ/18,350人)
得点者:11' 角田誠(京都)、73' 重松健太郎(F東京)
スカパー!再放送 Ch183 4/19(月)05:00〜(解説:田中孝司、実況:西岡明彦、リポーター:日々野真理)
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●城福浩監督(F東京):

「Jリーグでは5,6節と勝点1しか取れていないので、どうしても今日は勝点3が取りたかった。そういう意味では勝点1に終わったのは本当に残念。ファン・サポーターの方も期待をしてくれていたと思うので、残念の一言。
ゲームを振り返ると、僕の記憶ではペナルティエリアに入られたのは失点シーンが初めてだったと思います。前半はそのシュート1本だったので、あれを入れられるということはまだまだ幼いと思う。あのスローインで裏に走られてしまって、色々なゲームプランが狂ってしまった。当該選手も含めて、チームとして思い知らなければいけない。ゲームの入りが悪くなかっただけに、そこで精神的にもリズムを崩してしまった。もっと前につなげるはずが、全員が前にポジションを取りすぎてしまっていた。前半は我々もシュート2本しか打てていない。そういう意味で前半は、悔いの残る45分だった。
後半は、少しメンバーを入れ替えて点を取りにいった。だが、PKの1点しか取れなかったのは、ビルドアップから見直さなければいけない。フィニッシュの幾つか前の判断の精度を上げていかなければいけない。フィニッシュに顔を出す頻度の高い選手、また出し得る選手がPKでの1点しか取れなかったということを認識しなければいけない。『惜しかった、ゴールに近づいた』だけでは済まされない。それが、どれだけチームを苦しくしたかを認識して次のゲームのピッチに立たなければいけない。チームの作り方の反省と、そして個人の強い反省も今は必要な時期だと思います。
そして、今日、我々はもっとサッカーをやりたかった。アクチュアルタイムをもっと増やしたいのに、苛立つ展開にしてしまった。それは我々の責任だと思っています。いろんなことを反省して次に向かいたいと思います」

Q:ハーフタイムでの指示、長友の2列目での起用と狙いは?
「サイドの選手が、個で1人、2人を引っ張って欲しかった。また、サイドを起点にしてさらに高い位置で相手を揺さぶる展開に持ち込みたかった。ただ、そういう狙いで長友を左サイドの2列目に出したが、(長友)佑都と(石川)ナオが高い位置を取りすぎていて、ラスト5分のようなイメージでサッカーをしてしまった。幅と深さを取りながら、3ライン、4ラインを作ってビルドアップをしたかったので、そこからもう一度、ポジションを元に戻しました。ただ、重松と赤嶺がゲームに入って個で起点を作るところと、モビリティも出てきた。チームとしては、モビリティが出た時に得点を奪いたかったし、もっと決定機を作ることができればよかったと思います」

Q:鹿島戦と同じ1−1の引き分けではあるが、手ごたえが違うのでは?
「(京都は)前半から7人ぐらいが自陣に引いていた。行ったり来たりで70メートルぐらいを走るという展開ではなかったと思う。そういう展開にしてしまったのは、我々。相手が引いて時間を費やすサッカーをされたときに量で解決するのではなく、ファーストタッチの質やフィニッシュの精度、あるいはボールに対する闘志が要求される。鹿島戦は闘志があって、今日がなかったというわけではない。終わった瞬間倒れこまなかったのは、サッカーをする時間を短くしたいチームを相手にした結果、そうなった。そういう意味でも、我々はそこを崩していかないといけない。そして、今日は、まだその質が拙かった」

Q:今日のゲームでは事実としてチャンスらしいチャンスが少なかったと思いますが、もっとアバウトなロングボールやロングシュートのようなアイディアも必要なのでしょうか?
「僕はそういうプレーも必要だと思います。ただ、ナオが後半、相手のゴールエリアで時間を作ってオーバーヘッドをしようとしたシーンがありました。ああいうシーンを僕はもっと作れるはずだと思っています。それと同時にダイナミックなプレーも必要です。たとえばですが、ポジションを取る時に、バックステップでマークを外す準備をしておいてから、30mの一振りを見せておけば、次に同じシチュエーションでボールを持った時にはワンツーもあるかもしれない。果たして今日はそういうプレーができていたのか?結局は、シュートを打つにしても打つと見せかけてワンツーをする、サイドを変えるにしてもいいポジショニングを取っている選手を使って、その選手がベストなファーストタッチをするだけでもっと展開は変わる。今日はダイナミックなプレーをする前にも、やるべきことがあったと思います。もっとシュートを打たなければいけないと思うが、なぜシュートまでいけないのかも見直さなければいけない。
パスワークで相手をひきつけて相手をボールウォッチャーにしておくのと、1人の選手が仕掛けて、2人3人をひきつけるのも同じ。また、ペナルティエリアの中か外かは別として最後にフリーとなった選手が何を考えるのか。そこから先のところをはもっともっと精度を上げていかなければいけない。2、3mのポジショニングを心がけるだけでもっと20mのシュートを打てるシーンは作れるし、シュートを打ってくると思わせるシーンも作れたと思う。そういう部分を突き詰めていかなければいけない。
個人的には、ダイナミックなプレーを1人でやりきってしまうプレーにも魅力を感じるので、みなさんが見たときに両方のバランスがとれた攻撃だと思ってもらえるようにしていきたいと思います」

以上
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