本文へ移動

今日の試合速報

国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋
国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第7節 G大阪 vs 清水】西野朗監督(G大阪)記者会見コメント(10.04.17)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
4月17日(土) 2010 J1リーグ戦 第7節
G大阪 1 - 1 清水 (14:04/万博/19,914人)
得点者:40' 明神智和(G大阪)、70' 岡崎慎司(清水)
スカパー!再放送 Ch181 4/18(日)08:00〜(解説:山野孝義、実況:高野 純一 、リポーター:田野 和彦)
顔写真クイズ | 皆の投稿で作るスタジアム情報
----------

●西野朗監督(G大阪):

「スコアが正確なスコアかどうか。非常に後半は押し込まれて、守り切ったという感じのドローなので、もう少し全体的にコンスタントに…少なくとも前半のパフォーマンスを続けられたらと思ったが、リードしたこともあるが、かなり引かされるというか、釘付けになった中で、攻撃の部分というのは、本当にカウンターでしか作れない状況で、でも、今のチーム状態とか、戦える戦力の中では精一杯なのかな、と。清水に抵抗して行く、現状では全員がギリギリのところでやっているかなという感じはします。ただ、よく清水の攻撃に対して、凌ぎ切ってくれたという感じはする。
従来のガンバのスタイルとは全く今は違うが、ここから少しずつオフェンシブに切り換えて行く流れを全員で掴んで行きたい。若手もかなり引っ張ってトライさせましたが、よくやっていると思う。目一杯のところだと思うし、いろんなチャレンジもしている。全体のコンビネーションとか、グループとしてのパフォーマンスも少しずついい部分も出て来ているように思う。次もおそらくそうオプションが作れない状況なので、今の形というか、戦い方の中で微修正してやっていく現状を感じています」

Q:前半は清水にあまり好機を作らせなかったが、後半は押し込まれた。ガンバの問題なのか清水の攻め手の変化なのか、どう感じていますか?
「3バックが機能して、ということは中盤に人がかけられている状況、というのが前半であって、やはり中盤でDFの抵抗があったりしているというか、バランスよく3ラインが保たれている状況の中で戦えていたのが前半。後半になると5バックに、両翼が落とされた状況になり、相手に中盤をフリーで作られて、どうしても3バックがラインを落とさざるを得ない。ゴール前に落ちた中で、サイドの加地や安田も低い位置になり、どうしても中盤でDFでは抵抗できなかった。
攻撃にしかかっても中盤の数が少なかったり、何回かカウンターで入れましたけど、どうしても中盤の主導権を握られていた。やはり駆け引きもあるんですが、安田あたりに、お前が出ないと背中を突かれるぞということは言ったが、両翼が高い位置をとらないと、最終ラインが上がれないぞと言っていたのですが…。清水もかなりサイドを使いながら、サイドアタック、パワープレーにきて、シンプルにヨンセンをつかってきたり、中盤を飛び越えられた部分もあるんで、リードしているからこそああいう状況になってしまうのは仕方ない部分もあるんですが、消耗していたなという感じはしましたね。安田を見てもそうだったし、全体の運動量が少し落ちたというのもあるし。清水もリスク負っても出てくる中でどうしてもゴール前でDFすることが増えた。
いろんなチャンス、クリアする、いい形で速攻に入った時に、プッシュアップできる状況はたくさんあったと思うが、そこでも最終ラインが怖がってステイしてあがりきれないとか、一度全体を押し上げて3ラインを高くとろうとか、高く保つ時間帯をみつけられたら、あれだけの時間帯を釘付けにされることにはならなかったと思う。そこを考えていきたい。強気であげられる状況というのはあると思うので。ただ今日は、明神も武井もかなり消耗していましたね。あれだけセンターで動かされて、サイドのカバーリングもあり、守備のてこ入れをしたかったが、なかなかサブを見て使いたいと思うのが躊躇する状態だったので、どうしても、前で力をいれるスイッチしか考えられなかった。そういう意味では低かったけど、距離感はまあ良かった中で、アプローチが何回も連続していけたところで凌げたところもあったし、ただ簡単なDFは目指さないと言っているので、もう少し攻撃に直結するDFをこれからは考えて行きたい」

Q:藤ヶ谷のファインセーブについての評価を。以前にもインターナショナルクラスのポテンシャルとおっしゃっていましたが。
「あとは本人が本気になってそういうステージを目指して行くかだと思う。本当にポテンシャル、グラウンドパフォーマンスの中で自信を持って入っていけばいいと思うんですが、どうしても表現が…フジの場合は強烈にでないんですよね。秘めたものは非常にあるんですが。どうしてもGKというのはコンディションがベストな状態でも入れられる時は何点もいれられる訳で、それでもいいパフォーマンスを出すための要素が必要になってくるのですが、それが足りないのかもしれないですね。個人的には素晴らしいと思うのですが、GKは一人でいいパフォーマンスを出すのは難しい。その違う部分をもっと感じたり、時には虚勢はって図々しく自分がミスをしてもDFに責任をおわせるくらいの姿勢があってもいいと思うし、全て自分でかぶる性格というか、そいういう捨てていい部分はたくさんあるな、というのはあいつには言っている。非常に今日はあいつに何ポイントかもらったという感じはしていますが」

Q:明神選手がPKを蹴りましたが、監督の指示ですが?
「まずは指示は出そうと思いました。みんな俺は蹴らない、という雰囲気があったし、ボールにいこうとしている奴もいなかったので、指示は出そうとしたが、まずみんなの中でどうか様子を見ながら、それでもあと数秒ためらっていたら言おうと思ってた。それは明神じゃなかったが…やっと促されてあいつがいったということです。自分が伝えようと思ったのは彼じゃなかった。そういうところもガンバなんですね。なんとなく図々しさがフジだけではなくみんなに足りない」

Q:故障者の復帰の見通しは?
そうですね…一番早いのはルーカス。それでも週明けから普通にトレーニングが出来るというレベルに入っていける感じ。今月の試合にはおそらく全員出れないでしょう。橋本は前半戦は難しいと思うし、ルーカス、遠藤、平井のうち、平井は強気で「早く出る」と、他の若手に刺激をうけてるのか焦ってるのか分かりませんがそう言ってましたが。そういう意味では平井に関しては違うかも。何試合か出れるかもしれない。ただ来週入れる選手はいないと思う」

Q:宇佐美選手が90分プレーしましたが評価は?
「相手が怖がるのは、仕掛けられることとか、自分たちの背後を狙われるプレーを連続してやられること。それを宇佐美、大塚には相手になめられたり誰やこいつ?ということではなく、自分たちでガンバの大塚、ガンバの宇佐美だという形で自信を持って仕掛けることが、けれん味なくやれればいいと思う。常にチャレンジをしたり、とくにセンターバック二人に圧力をかけることを執拗にやることが大事。それが少し出ている部分は二人にはある。貴史についても、自分のプレーがこうだという部分で、何度か突破をして仕掛けたりとか、ミドルやシュートを打ちたいという意欲をみせたりはしているので、国内のこういう試合に長い時間出ていることで、いろんな見極めも出来てるし、非常に冷静に自分を分析しているところもあるし、今日もそれを素直にやっていたし、足りないところはもちろんあるが、やれる自信は今日もかなり持ったと思う。90分でるということはそれだけでも相当の自信になると思いますので」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/08/05(月) 10:00 【週末のゴールをイッキ見!】明治安田J2リーグ全ゴールまとめ【0803-0804】