4月17日（土） 2010 J1リーグ戦 第7節
Ｇ大阪 1 - 1 清水　（14:04／万博／19,914人）
得点者：40' 明神智和（Ｇ大阪）、70' 岡崎慎司（清水）
スカパー！再放送 Ch181 4/18（日）08:00〜（解説：山野孝義、実況：高野 純一 、リポーター：田野 和彦）
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●長谷川健太監督（清水）：

「たくさんのサポーターが静岡から来てくださって感謝しています。そういうサポーターに対して勝点３をプレゼントできなかったことを申し訳なく思っています。前半はガンバの術中にハマり、３−５−２という形で、ボールは持てど全く崩せる形はつくれず、いいようにあしらわれた。後半になって、選手たちにはこのままでは優勝なんてとんでもないと話して、こういう状況の中でひっくり返せないと優勝はできない、という話をして、後半は非常にアグレッシブに戦ってくれたと思う。後半に関しては一番入りそうにないゴールが入って、一番、入りそうなゴールがことごとくバーや藤ヶ谷選手に阻まれて、まだまだそのへんで力不足だと感じたし、トレーニングの必要性を感じました」

Ｑ：ガンバがこういう戦いをするのは予想されたか？
「予想はしていました。メンバー的にもケガ人が多く苦しい台所事情なので、どんな戦い方であれ、勝点３をとるんだ、ホームでまだまだ清水になめられたダメだというような感じで戦ってきたんじゃないかと思いますし、そういう術中にはまった前半だったと思う。ただ、そういう中で３−５−２対４−３−３で、イニシアチブを前半からもっととって欲しかった。前半、なんとなく相手に引っ掛けられてカウンターを食らうのを怖がっている選手が何人かいたりして、でもカウンターを受けるのはしょうがいない、と。あとは、ボスナーと平岡の二人に任せて、という話はとくに両サイドの選手にはしました」

Ｑ：後半一方的な展開になりましたが、ガンバのジェジンの投入というのはどう受け止めましたか。
「やっぱり嫌な選手ですね。昨年も彼に２試合ともやられているし、試合前にもわざわざ律儀に挨拶にきたんですが（笑）、なんでこの試合に照準をあわせてリハビリをするんだ、と（笑）。いいから、もう１試合休んでという話をしたんだですが（笑）、非常に気持ちを前面に出して戦える選手ですし、彼の怖さは私たちエスパルスが一番分かっている。実際、彼が出て来て前線にタメができて、彼が背後を狙うということはなかったが、２列目とワイドの選手を彼がいかして、リスタートでも脅威が増えた部分もあったので。そこはああいう時間帯でこちらも勝点３をとりにいこうと思っていましたが、彼が入ってまたガンバの流れが出て来たんじゃないかと思う」

Ｑ：ガンバの若い２トップについて。
「彼らのプレーを初めて見る。彼の出来を評価する立場にない。９０分間よく戦ったと思います」

Ｑ：岡崎選手の出来について。
「彼らしくないゴール前でのミスは多かったですね。いつもの彼は、もっと決定力のあるシュートプレーヤーだと思っていますので。今日についてはさすがにシュートミスが多かった。そのへんは足の痛みと、今週は殆ど右足でのシュート練習ができない状況だったので、しょうがないのかなとは思います。ただ彼の気持ちというか、ゴールに対しての執念というところで、最後のゴールに繋がったと思いますし、右足ではない頭で決めてくるんじゃないかと思っていたが、なかなかうまくいかなかった」

Ｑ：１人目の交代は比較的早かったが、２、３人目は時間がかかったように見えた。理由は？
「押し込んだ場面も多くて、攻撃も最後の苦しい時に高木が入ってよかったので、シュートも岡崎もヨンセンも藤本、兵働も打てていたのでなかなか代えられいなという感じはしていました。やっぱりあのメンツで１点を返してそのあともチャンスはあったので、なかなか動きづらい試合ではありました」

Ｑ：ナビスコカップから中２日での疲れはあったか？
「ガンバの方があると思います。ACLの戦いをやってきて蓄積披露はガンバの方がある。我々の疲れは言い訳にならないと思います」

以上