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【ヤマザキナビスコカップ 大宮 vs F東京】レポート:奮闘むなしく、またしてもホームで勝点を得られなかった大宮(10.04.15)

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4月14日(水) 2010 ヤマザキナビスコカップ
大宮 0 - 1 F東京 (19:03/NACK/7,902人)
得点者:39' リカルジーニョ(F東京)
★ヤマザキナビスコカップ特集ページ
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わずかに2週間ほど前に敗れている(J1リーグ戦第4節 /jsgoal_archive/result/2010/0328/20100100010120100328_detail.html )F東京相手に、どうしても勝利が欲しい試合だった。ここまで、開幕戦の勝利以来、ホームでもアウェイでも勝てていない大宮だが、勝点3の遠さを逆に実感する黒星を喫してしまった。

大宮の布陣はほぼ通常通りだが、金久保順、青木拓也の若手2人や、またここまでサイドでのプレーが続いた石原直樹をFWで先発起用し攻撃の活性化を図った。特に中盤には高い運動量を求めることから年間を通じてターンオーバー的なローテーションが必要とされ、金久保、青木のプレーには目処を立てておきたいところだ。一方のF東京も直前のリーグ戦からスタメン7人を変更させて臨んできた。日本代表選手がベンチやスタンドから見守る様はなんだか不思議でもあり交代要員として不気味でもあり、層の厚さの違いを試合前から見せ付けられていたかのようでもあった。

とはいえ、だ。試合の入りは大宮のものだった。開始からわずかに10秒強、青木の縦パスに石原が左足シュートを放ち、直後に青木もミドルシュート。この試合こそはという意気込みもひしひしと感じさせた。F東京・城福浩監督にも試合前から警戒していた「大宮の気迫」は十分に見せられた。
12分には決定的なチャンス。金久保のFKを深谷友基が折り返し、最後は石原が右足シュートを放つ。15分には内田智也がサイド突破からシュートまで。ゴールにこそならなかったものの、10日のJ1リーグ戦G大阪戦( /jsgoal_archive/result/2010/0410/20100100010320100410_detail.html )に比べても高いモチベーションは表れていた。27分には、中盤でのポゼッションからアン ヨンハが石原に縦パスを入れるが、その後のラストパスを供給することはできずにCKに。
F東京は奪うことができても、大宮の攻守の切り替えが速いため、得点機に繋げられずにいた。だが、それでもワンチャンスをモノにするのが上位を狙うチーム。30分過ぎからカウンターで裏にリカルジーニョを走らせる形ができ始めると、39分に先制点を挙げ
る。右サイドで鈴木達也からのラストパスに抜け出したリカルジーニョが、DFを巧みにかわし、ペナルティエリアに侵入すると右足シュート。これが無情にもネットを揺らしてしまう。
「この前と同じような時間帯にやられてしまって(G大阪戦は先制するも前半終了間際に失点)、失点すると今のうちのチームは下を向いてしまうから失点したくなかったんだが」と杉山新は振り返っていたが、またも善戦していただけに痛い失点を食らってしまう。

後半開始早々の55分には、石原の飛び出しが椋原健太にファウルで止められてPKを得る。だが、マトの渾身のPKは、ゴールの左ポストを直撃。この後F東京は椋原退場で1人減った状態のためゴール前に張り付き、前に出てこようとはしなかったため、結果的にこのPK失敗は後半唯一といってもいいチャンスを失った形となった。

残るおよそ35分間、最後方から攻撃を見つめた江角浩司は「攻撃にもうひと工夫ないと」と単調な攻撃を指摘した。相手が人数をかけて引いてしまっているにも関わらず、裏への長いボールを入れることに終始した。上背はなくともスピードのあるFWを活かすには速いクロスを入れる、またはミドルシュートを打ちディフェンス陣を前に引き出すなど方法はあるはずだが、そこまで至らずに90分間は終了してしまった。
大宮は、またも勝利には見放された。だが週末には勝点差わずかに1の磐田とアウェイでの勝負(4/17@ヤマハ)が待っている。中2日しかないが、メンタル的に引きずらないことがまずは肝心だ。

以上
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