4月14日（水） 2010 ヤマザキナビスコカップ
磐田 2 - 1 横浜FM　（19:00／ヤマハ／4,886人）
得点者：14' 荒田智之（磐田）、48' パクチュホ（磐田）、67' 山瀬功治（横浜FM）
★ヤマザキナビスコカップ特集ページ
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●柳下正明監督（磐田）：

「前半と後半の2-0までは非常に良かったと思う。守備も早くスタートのポジションをとれていたし、そこからサイドへ追い込んでボールを奪うということ。良い位置で何度もボールを奪っていたので。2-1になってから少し押し込まれる状態になったが、そのあたりでも慌てることなく守備で防いでプレーしていた。とくに2-0になるまでは良かったし、それ以降も何とか落ち着いてプレーができていたので良かったと思う。こういうゲームを続けていくことが大事で、中2日でまたゲームがあるので、しっかり準備してまた良いゲームをやっていきたいと思っている」

Q:船谷選手と成岡選手、2人とも今日は守備への切り換えなどが早くて、そのあたりも前半良い戦いができたことにつながったと思いますが、どうでしょう？
「そうですね。守備だけでなくて、マイボールになってからまたスペースに出て行く動きもしていたし、非常に集中も高くて良かったと思う」

Q:後半の30分過ぎにかなり押し込まれる時間がありましたが、そこから立て直せた要因は？
「以前だと、前の選手と後ろの選手の距離が離れすぎると。あるいは前へどんどん取りにいく選手と、後ろで構える選手が分かれていたが、今はフィールドプレイヤーの10人が同じことを考えてプレーができている。だから、今は押し込まれているけど、慌てずに少しラインを下げて対応しようと。で、少しラインが上がったらまたと。そういうふうにチームがひとつになって守備ができているということが、一番安定してプレーできる原因だと思う」

Q:それが、90分最後までできるようになってきたと？
「そうですね。ここ数試合、見ているとそういう時間というのは増えている」

Q:先制ゴールを挙げた荒田選手の評価は？
「いつもトレーニングでやっているプレーをそのまま、Ｆマリノスの強力なセンターバック2人に対してひるむことなく、普段のプレーができていたということが非常に良かった」

Q:次のリーグ戦でも、FWの選択が困るような感じですか。
「そうですね。今日は、遼一とグノは45分で代えるよということは初めから伝えてあったので、荒田のプレーを見て、2人とも少し危機感というか、そういうものを持ってくれたんじゃないかと。競争力というのがチームに起こって、一番安泰だったところが競争できるということは、非常にチームにとってはプラスになると思っている」

Q:パク・チュホ選手が、このところ非常に攻守に絡んでいるし、チームにフィットしていると思いますが、彼のここまでのプレーはどう感じていますか。
「チュホ自身のボールを前に運ぶ推進力というのは、非常にチームにとってもプラスになっている。ただ、とくに中盤でボールをさばくタイミングが、周りの選手と合っていないこともあるので、そのあたりもう少しスムーズにいけば、より個人の突破力というのは生かされるんじゃないかと思っている」

以上