4月11日（日） 2010 J1リーグ戦 第6節
神戸 0 - 2 山形　（14:04／ホームズ／10,392人）
得点者：32' 田代有三（山形）、61' 北村知隆（山形）
スカパー！再放送 Ch180 4/12（月）09:30〜（解説：上田滋夢、実況：三宅きみひと、リポーター：林智美）
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●松岡亮輔選手（神戸）：
「残念です。（後半前に円陣ではどんな話をされましたか？）いつも通りで…負けているので積極的にいこうと言っていました」

Q:前半からなかなかセカンドボールを拾えなかったように見えましたが。
「確かにセカンドボールが拾えないなと思いながらやっていました。原因は今はまだ分からないです。しっかりビデオを見て分析して振り返りたい。結果的には向こうのハードワークが勝っていたということだと思います。相手がしっかり組織で守ってきた時に、そういう相手をどう崩すのか。今の神戸にはそれを崩すだけの能力、判断力がまだまだ足りないと改めて感じました」

●河本裕之選手（神戸）：
「入りがちょっとこっちの流れが悪い中で入ってしまい、それでも気にせず自分たちのサッカーをしようと言っていた。何回かチャンスはあったのですが、その中で入れられずに相手に入れられてしまい、流れが悪くなった。後半都倉を使えということで、そこを使おうとしていたけど、間延びして、逆にカウンターを食らう展開になってしまった。そのへんは反省してまたDFを含めて話をしたい」

Q:勝ち切れない試合が続いている理由は？
「チャンスがあってもシュートの精度が悪かったり、もっと積極的にやるべきところをやれていなかったり。いろんなところに悪いところはあると思うから結果が出ていないということだと思う。もう一度ビデオを見てしっかり反省してやっていきたい」

●吉田孝行選手（神戸）：
「どんな状況であれ、やらなきゃいけなかったのに、単純に相手より走るとか、気持ちとか、前半から良くなかったというのはある。立ち上がりからいい入りができず、相手に立ち上がり、何本もセットプレーを与えてしまった。ホームなのに、勢いも出せずサポーターに申し訳なかった。決定的なチャンスもそんなになかったし、朴康造のセットプレーくらいで…流れの中でもっとチャンスを作らないといけない」

Q:なかなか点が獲れない理由は？
「セカンドボールを拾ったり、裏をとったり練習はしているが、なかなかフィニッシュまで繋がらないところが多いということだと思う」

●榎本達也選手（神戸）：
「両チームともやろうとしているサッカーは似ていて、うちは都倉をターゲットに、山形は田代をターゲットにしてサッカーをやっていて、その中で前半は間延びしてしまったので、後半はコンパクトにやろうとしたのですが、なかなかそれが出来なかった都倉をめがけて速いタイミングで蹴って、蹴ってというのが長い時間続いて、もう少しサイドバックを含めて深いところまで持って行って、など考えられたら良かったが、それもなかった」

Q:それは獲らなきゃ行けないという焦りからですか？
「焦ってはいないと思うんですが、タイミングなりが速かったという印象です。全体としてもセカンドボールも完全にとった訳ではなかったし、それももう少し押し上げられていたらエジや亮輔が拾えていた感じもする。つなぎのところでイージーミスもあったし、もう少し攻撃の部分での工夫、つなぎのミスをなくさないといけないと感じた」

Q:先手を獲れない展開が内容をより苦しくしているように見えましたが。
「先手を獲ると勝率があがるのは、もちろんそうだし、先制点をいいタイミングでとれればもちろん流れは掴みやすい。ただ、そこは今、うちの力が足りない部分。現状は今日のサッカーを見ればわかる。劇的に変わるのは難しいけど、今置かれている状況はみんながシビアに感じなければ行けないと思う。サポーターにもブーイングをされたけど、叱咤激励…いや、激励までいかないくらい、うまくいっていない部分はある。サポーターの声援をしっかり受けておわれるような試合をしなければいけないし、喜んでもらえる闘い方をしなければいけない。全ての試合に勝てる訳ではないけれど、試合が終わった時に、『よくやった』という声援をもらえるくらいの試合は最低でもしなければいけない。
とにかくすぐに次に試合が来るので、メンタルを落とさずに前を向いてやれることやっていくことが大事。奮起しなければいけないのは選手。下を向いていてもダメだし楽観的に考えることでもない。置かれている状況はちゃんと見つめないと。まずはやるべきことをやって、プラスアルファとして個々が何が出来るかを考えながらやっていくことが大事。バラバラになったらチームは勝点をとれない。選手に求められるのは闘う意識。精神的に、メンタル的にいかに『闘う』レベルにもっていけるか。次の 試合まで時間は短いけど、前向きにやっていけたらと思います」


●田代有三選手（山形）：
「自分のゴールで勝点を取れるというのは嬉しいことだし、これを続けていけるように早く切り替えて、それに向けていい準備をしていきたいです。やっぱり僕の考えていることを分かってもらえるようになってきているし。どういうところにボールが欲しいとか、最近はボールをくれるようになったので、そこが一番大きいですかね」

Ｑ：ゴールについては？
「前に北本選手がいたと思うんですけど、ゆるいボールで届きそうで届かなかったので、抜けてくれと思ったら抜けてくれたので、一回トラップして逆サイド狙って。シュートは当たりましたけど、多分、末端かなんか当たって、バウンドしてディフェンスの足に当たったんで、それが上手く入ってくれて、運が良かったです。ダイレクトで打とうとも思ったんですけど、結構、それだと外すことが多くて、落ち着いて打とうと思って、いい方に出る時と、悪い方に出る時があるので。点が入ったということは判断も良かったのかなと思います」

Ｑ：連発ですけど、調子は上がっている？
「そうですね、点が決まっていれば、自分的にも乗っていきますし。でも、これで終わっちゃだめなので。シュートがもっと打てるように次も頑張っていきたいです」

●北村知隆選手（山形）：
「立ち上がりが良かったというのと、いい時間帯に先制点が入って、後半もいい時間帯に追加点が入ったので、その2点目が入ったというのも、相手が放り込んでくれて、余裕が出たんじゃないのかと思います今週の練習からみんな調子良かったし、今まで本当に、ゴールだけみたいな感じだったので、そこの最後の精度というところが前回の課題だったと思うんですけど、それが上手く練習したことがでたのかなと思います」

Ｑ：ゴールについては？
「本当は、そのまま止めずに打っちゃおうかなとおもったんですけど、かわして打てるなと思って。角度はあんまりなかったんですけど、打てたというのは、タイミングが外れて、良かったのかなと思います」

Ｑ：昨日、監督が『決める』と思っていたそうですけど。
「マジすか？　すごいっすね。予言者ですね（笑）。今日、本当に、アップしている時から体のキレはいいなと思っていたので、ゴール前に行ったらどんどん積極的にねらおうと思っていて、前半の最初にもシュートを打たしてもらったので。こういう調子を維持していけたらなと思います」

●古橋達弥選手（山形）：
Ｑ：田代選手との信頼が出来ていてるようだが。
「（田代）有三が上手く起点になってくれているので、そこの周りを自分が動いて、出来るだけボールをサポートしてあげたり、そういうことが徐々に出来てきていると思います。今日に関しては先取点が取れたので、後は自分たちで守備しながら攻撃するチャンスを伺うという感じで上手くできたと思うんですけど、でも、点を取った後ちょっとね、こう、引きすぎてしまって、プレッシャー行かずにチャンスを与えてしまったので、そこをもうちょっと修正していきたいと思います」

●秋葉勝選手（山形）：
「やっぱりロングボールに対処できたのは良かったと思います。いい形でとれたのかなと思います」

Ｑ：1点目については？
「キタ（北村）さんの動き出しが良くて、後は、走り込んだらついてこなかったんで、良かったと思います」

Ｑ：2点目のアシストについては？
「そうですね、フル（古橋）さんが最初走って、ワンツーしようかと思ったらそっちに二人つられたので。これは抜けそうだなと思ったら、前向けて。後は、時間作っていたら、キタ（北村）さんが動いているのが見えたので」

Ｑ：2試合連続無失点は？
「みんなが球際とかも強かったし、集中して守れたので、そういうところが良かったと思います。このいい流れを次に生かせるようにしたいと思います」


以上