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【J1:第6節 京都 vs 名古屋】加藤久監督(京都)記者会見コメント(10.04.10)

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4月10日(土) 2010 J1リーグ戦 第6節
京都 0 - 2 名古屋 (13:04/西京極/10,094人)
得点者:8' 田中マルクス闘莉王(名古屋)、55' ケネディ(名古屋)
スカパー!再放送 Ch185 4/11(日)09:00〜(解説:本並健治、実況:寺西裕一、リポーター:和田りつ子)
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●加藤久監督(京都):

「こんにちは。今日のゲームは90分通じてサンガはしっかりサッカーをしていたとは思います。ただ、ゲームのツボを押さえられたというか、勝負の急所をやっぱり相手抑えたというか、という試合で…、簡単な言葉で言えば経験の差というか。やはり隙を作らないといことが非常に大事だと思います。そういう中で一瞬の隙というものを向こうがちゃんと抑えたと。それが結果に現れたと思います。ただ、我々が今日見せたサッカーの中身に関しては悪くはないと思いますし、非常に選手は最後までアグレッシブに戦っていましたので、これを、結果につなげるためには我慢しかないなと。
今日後半の立ち上がりにポストに当たったシュートが、もし、という言葉はないんでしょうけど、(もし決まっていれば)全然違う流れになっていたでしょうし。そういう中で本当に、ゲームの局面というのは本当にこういった守備か、或いは切り替わるところ。その辺に対する予測というか、ここが危ないというか、ここを抑えるという集中力。そういうものをやっぱり、もっと磨いていかないといけないなと。そこはチームとして、或いは個人の課題としてありますから、そこは修正して今、やろうとしているサッカーをきちんと表現しながら次の試合に備えたいと思います」

Q:チエゴ選手をサイドバックに入れて、片岡選手を先発させましたがその狙いと評価を
「これまでのリーグ戦の5試合の中で、チエゴはボランチというか、アンカーのポジションでやりましたけど、どうしてもコミュニケーションの問題というか、サッカーの感覚の問題というのがありましたし、もともとグレミオでやっていたポジションに戻した方がいいかなと思いまして。ただ、前半観てても、練習ゲームで見せているポジショニングとまた違ったもの、ちょっと感覚的に違うものを見せたので、これはもう、ちょっと、チームのやろうとしていることをまだ理解できていないということで、そういう部分があったので代えました。片岡を入れたのは、それをコミュニケーションとか、チームが全員でやろうとしていることを表現してくれるということで、少し感覚の違いが、こう試合毎に埋まってくるというのが、なかなか埋まり切らないというのが、まぁ、片岡を入れて、中盤は間違いなく活性化したと思いますし。まあ、そういうことです」

Q:立ち上がりの失点については
「それはやっぱり、先取点を…、早い時間に相手のチームに与えるということも含めて…、(先取点は)ある意味、(相手選手の)気を楽にするというか…。立ち上がりというのはすごく、緊張感を持って入って、ふっと力抜けた感じが先取点を取れば出てくると思います。あの時も闘莉王のマークを、まあ、チエゴが見ることになっていまして、色んな準備をしていたんですけど、ポジショニングが悪かったと思います。あそこに関してはまさにコーナーキックの、ああいう場面ではウチはゾーンではやっていませんので、マンマークなので、そこのマークのずれというのは、そこを捕まえる力というか、意識というか、そういうものに欠けていたのではないかなと」

Q:渡邉大剛選手の交代はどこか痛めたからなのか?
「そうです。ちょっと足首をひねって。本人が代えてくれというサインを出しました。ちょっと、すべりに行った時に、両方ガチンとなった時に痛めた、あれで痛めたみたいです。ケガです。それで代えました」

Q:結果的に押し気味の試合、シュート数も名古屋の倍打っていましたが、結果に結び付かなかった。今後、点に結びつけるために何が必要だと思うか
「サイドをえぐる、サイドアタックというものを、仕掛けるという。最後のクロスの質といいますか、そういう所はやっぱり、もっと精度の高さというか、今日も悪くない場面もありましたし、相手のゴールに近いところに際どいボールも入ってましたけど、そこはやっぱり入る方の迫力とか、或いは入るタイミングとか、そういうものと蹴る方のボールの質という、両方があると思います。ここはまあ、間違いなく今までのサンガの、去年までのやろうとしているところに比べたら、そういうクロスを上げる本数というのは間違いなく増えてはいると思います。ただ、そこから先というところの質を上げていくことが得点を増やす一番のポイントになると思いますし、ここをどうやって点に結びつけるかというのは、一つは練習しかないと思いますし。後はもう、今やっていることを繰り返していくということが大事だと思います。自分たちがこうしようというものを簡単に変えない、そういう意味で辛抱が必要だし、粘り強さが必要だと思います。それは継続してやっていくしかないと思います」

Q:ディエゴがよく下がっていたように思いますが、それをどう見るか?
「今日は、僕はいいポジションを取っていたと思います。それはやっぱり最初に早く行きすぎると中盤に人がいないので今日みたいにボールが回らないと思います。ディエゴが先にちょっと距離が遠いところにいて、で、あそこで一回ボールを受けて前に出て行こうと。一回受けて、真ん中でキュッと相手の所を押し込めばサイドも押し上げられますし、その時に開いて、またサイド突破できない時にまた、シュートレンジに近いところで真ん中で受ける。だからディエゴには、もちろん下がり過ぎてもいけないですし、上がり過ぎてもボールが回らなくなるので。今日は向こうはマギヌンが少し下がり気味で3ボランチという感じでやっていますから、こっちが角田と片岡でやって、ディエゴが前にいきすぎると相手が中盤で数的優位を作るので、そこの3対2、まあ形は色々と変化しますけど、そこで相手にボールを支配されないようにとは言っていました。だから今日観ていて、自分としては悪くないと思います。そこから、最後フィニッシュの時にゴール前に飛び込んでいる場面、ディエゴにはボールは合いませんでしたけど、3人くらいは常に飛び込んでいますので。だから下がって、最後、クロスが上がる時にディエゴがゴール前にいないということは今日は場面としてはなかったと思うので。今日はバランス良く出てたと思います。もちろん最後の所で、ゴールに近いところで受けるというのが、相手にとって一番嫌だと思います。ただ、そこまで行く中で一回、ボールに絡んで、ボールを押し込むために彼が一回ボールに絡むというのは、今日の相手の布陣とかからすれば重要なことだったと思います」

Q:速攻から失点していますがその点は?
「それは、そういう場面は出てくるというか、特にリードされた展開の中では出てくると思います。失点(2失点目)になった場面でも、そういう前がかりな状況の中でで残っている選手のリスクの管理の能力とか。リスク管理だけではなくて、後は数的に同数のケースがほとんどなので、そこでどれだけ止められるかというところの能力で、選手にも特にセンターバックにかかる負担というのは今のやり方でやっていれば大きくなる。そういう中で、前がかかりでやっていく中で、どうしても出てくる、相手のアタックに対する守備力というのを作っていかなくてはいけない、という言い方はしています。それに対しては、少なくても残っている相手に対してこちらは数的同数はいないといけないので。ただ、残っている相手に対してどういうポジションにいないといけないかというのは、修正しなくてはいけないところはあると思います。同数残っていても、相手に入るボールに対してインターセプトをちゃんと狙える正しいポジションがあると思いますので、その辺がちょっとこう、ゲームを見てしまっているというか、攻めている間に守備の準備をしているというか、味方のゲームを見てしまっているというところがあるので、そこはもう少し意識を変えていかないと同じ様な場面でやられる場面が出てくる。言葉で言ったら、攻めている間にゲームを観察しないで守備の準備をする。残ってはいますけど、残り方が適切じゃないというシーンは確かにあると思います」

以上
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