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【AFCチャンピオンズリーグ2010 SAFFC vs G大阪】レポート:G大阪が公式戦7戦目にして初勝利!FW平井将生が初のハットトリック!(10.03.24)

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3月23日(火) AFCチャンピオンズリーグ2010
SAFFC 2 - 4 G大阪 (20:30/JBスタ/3,226人)
得点者:6' 平井 将生(G大阪)、32' ERWAN GUNAWAN(SAFFC)、46' 平井 将生(G大阪)、62' NIKLAS MAGNUS SANDBERG(SAFFC)、70' 中澤 聡太(G大阪)、81' 平井 将生(G大阪)
ホームゲームチケット情報 | 決勝戦は11月13日(土)に国立競技場で開催!
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朝方は、激しい雨に見舞われたシンガポールだが、午前のうちに雨はやみ、試合前に完全に天気は回復。だが、キックオフ直前のジャラン・ベサール・スタジアムの気温は29度、湿度79%と、ほぼ前日同様の蒸し暑さが選手を襲う。キックオフは19時半(現地時間)。主力を何人か欠いての戦いとなるG大阪は、MF明神智和を1ボランチに据えて中盤をダイヤモンドに。DFラインは右から、加地亮、高木和道、中澤聡太、下平匠。中盤は右に橋本英郎、左に安田理大、トップ下に二川孝広。FWにはFWチョジェジンとゼロックススーパーカップ以来の先発となるFW平井将生が飾る。対するアームド・フォーシズも4−4−2でスタート。チーム唯一の日本人選手であるFW秋吉泰佑は左の攻撃的MFにポジションをとる。

いつもと違う顔ぶれ、システムでスタートしたG大阪は、序盤からアグレッシブな展開をみせる。アウェイといえどもポゼッションをとって優勢に試合を運び、アームドフォーシズゴールに襲い掛かる。最初のゴールは7分のFW平井将生。前日練習で西野監督から「これまで決定機を外した数…4点を取り返せ!」とゲキを受けてピッチに送り出されたFW平井がその叱咤に応えるように、自身のファーストシュートをゴールに結びつける。
「ここのところチャンスをもらった時のファーストチャンスを殆ど外していたけど、今日は最初のシュートが入ったので。徐々にとっていくうちにもう1点、もう1点と思いながやらっていた(FW平井将生)」。

その後もペースはG大阪が握り、攻撃的なサッカーを続けるが、再三のゴールチャンスもなかなかゴールに結びつかない。一方のアームド・フォーシズは防戦一方の展開ながら、32分にカウンターからの展開で、この日2本目の決定機をFWのERWAN GUNAWAN(背番号9)が決め同点に追いつく中で前半を終える。

嫌な流れを払拭するべく後半開始からわずか20秒で追加点を奪ったのは再びFW平井。左サイドのMF二川のクロスをゴール前中央でFWチョジェジンが競り、こぼれたボールをねじ込む。更に勢いは止まらない。後半からピッチに立ったMF佐々木勇人がアグレッシブなパフォーマンスを示しながら攻撃を加速させるなど、前半以上の勢いを示しながら立て続けに相手ゴールを襲いかかる。
62分にはアームド・フォーシズが後半に入って初めてのシュートチャンスをゴールに結びつけるなど、前半同様にまたしても『効率のいい』得点で同点に追いつかれるが、G大阪の勢いは止まらない。
68分には疲れの見えたFWチョに代えて、公式戦2試合目となるFWゼ・カルロスを投入し、更に『攻め』への姿勢を強めていく。
勝利に飢えていた全員の『勝ち』への意欲を結集して、3点目を奪ったのはFWゼの投入から2分後のことだった。MF二川のFKが相手DFにあたり跳ね返ったボールを力強くボレーシュート。
2-3と相手を突き放すと、74分にはアームド・フォーシズのMF秋吉がこの日2枚目のイエローで退場になり、数的優位に。更に勢いづくG大阪は80分にMF二川孝広に代えて今季公式戦初出場となるMF武井択也を投入。いつものボランチではなく、4-2-3-1に変更した攻撃的MFの中央に据えると、運動量をいかしてアグレッシブに前線からの守備、そして攻撃に参加し、終盤の疲れに見舞われかけたチームを奮起させる。

そんな中、81分には再びFW平井。相変わらずの強靭なフィジカルを見せつけていた右サイドのDF加地亮からのクロスをファーサイドで受けたFW平井が、相手DFをドリブルでかわ してゴールネットを揺らし、ハットトリックを達成。試合を決定づけた。

連戦、長距離移動、アウェイゲーム、湿度の高さ、人工芝のピッチと、戦う相手は、アームド・フォーシズの選手たちだけではなく、いろいな『敵』がG大阪に襲い掛かったが、最後までそれら全ての敵に怯むことなく、『勝利』を求め続けていたG大阪が、公式戦7 試合目にして初白星を手に。試合後その足でシンガポール空港に向かった選手たちは、疲労を感じる暇もないほどのハードスケジュールの中で帰国の途に着いた。

以上

2010.03.24 Reported by 高村美砂
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