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【AFCチャンピオンズリーグ2010 SAFFC vs G大阪】プレビュー:人工芝のピッチでのACL3試合目。若手の勢いを原動力に、今季初白星なるか?!(10.03.22)

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3月23日(火)AFCチャンピオンズリーグ2010 SAFFC vs G大阪(20:30KICK OFF/JBスタ)
試合速報 | ホームゲームチケット情報 | 決勝戦は11月13日(土)に国立競技場で開催!
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直近のJ1リーグ戦・新潟戦が行われた翌日の21日。アウェイの地でのAFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第3節、シンガポール・アームド・フォーシズFC(以下、SAFFC)戦を戦うべく成田経由でシンガポールへと移動したG大阪。新潟戦後に西野朗監督が明言したように、今回の遠征にはコンディションを考慮してMF遠藤保仁は帯同せず。また同試合で左膝を痛めたFWルーカスやFWペドロ・ジュニオールも遠征メンバーから外れたため、DF菅沼駿哉、MF安田晃大、FW大塚翔平といった若い戦力が帯同。スターティングメンバーこそ大幅には変わらないだろうが、控えメンバーにはこれまでとはまた違った『フレッシュで新しい力』を期待出来そうだ。

今回G大阪が対戦するSAFFCは、タイのムアントン・ユナイテッドをPK戦の末に破って東地区プレーオフ勝者となり、2年連続2回目の出場を決めたチーム。だが、シンガポールリーグでは4連覇を飾るなど圧倒的な強さを誇る強豪も、初参戦となった昨年のACLでは、グループリーグ6試合を戦って1分5敗と一度も白星を挙げられず。その成績にも表れているように『アジア』の壁の高さを認めざるを得ない状況だ。ただし、今季の始めには2度目のACL出場、初勝利を視野に入れ、主力メンバーのテコ入れを行う中で、ドイツワールドカップのアジア予選『日本対シンガポール』戦でゴールを決めたシンガポール代表のFWインドラ・サーダン・ダウドや、前所属のアルビレックス新潟・シンガポールでも中心選手として活躍した日本人FW秋吉泰佑ら外国籍選手を積極的に獲得。攻撃に厚みをもたせたこと、また2度目のACL参戦ということで経験値を積んだこともあって、ここまで2試合を戦って1分1敗と決して悪くはない滑り出しをみせている。正直、今回の対戦はG大阪にとって初のシンガポールのチームとの対戦ということもあり、その実力を図り切れないところも多々あるが、前節、G大阪がホームで引き分けた河南建業戦に引き分け、勝点1を奪っていることから考えても、決して油断できる相手ではない。特に今節は天然芝ではなく、G大阪としては初の人工芝でのACLの試合ということも含め、グラウンドコンディションに足元をすくわれることのないよう、集中して試合に入りたい。尚、今回使用するJalan Besar Stadiumは04年に行われたドイツワールドカップのアジア予選で使用されたスタジアムでもある。当時の日本代表で、唯一、このスタジアムで試合をしたことのあるDF加地亮は言う。
「当時はまだ人工芝ではなく天然芝だった気はします。スタジアムの大きさとか雰囲気は変わっていないと思いますから。専用スタジアムだし、ゴール裏にサポーター席がないなど独特の雰囲気がある。流れが悪いときは圧力を感じたこともありましたしね。23日の試合はそうならないようスタートからいい流れで試合を運べることを考えたい。今回は若い選手も何人か入った中での試合になるけどメンバーは関係ない。とにかくやるだけ。勝つために全力で戦うだけです」

知っての通り、G大阪はここまで公式戦6試合を戦って、4分2敗。未だ白星を挙げられていない状況が続いている。うち、ACLにおいては、ACL初制覇を成し遂げた08年も、昨年も、圧倒的な強さを誇ってきたはずのグループリーグでここまで2試合を戦って2分と、勝ち倦ねている。ただし06年の5月17日(対ダナン ○5−1)から続く、『ACLでのアウェイ無敗記録』は、唯一の引き分けだった今年の2月24日の水原三星戦(△0−0)を含めて実に11と、記録を更新し続けていることに変わりはない。いや、記録のみならず過去3度のACL出場の中で培った多くの経験は間違いなく今節を戦う上でもチームを後押しするものになるだろう。更に言えばフレッシュな顔ぶれで挑む今節で『結果』を残せればチームとしても流れを変えるきっかけになるし、若手選手個々の自信も深まるはずだ。だからこそ、このシンガポールの地で、今季最初の『白星』をしっかり手にして日本に帰りたい。21日の練習前、円陣を組んだ中で西野監督の口から選手に伝えられた思いを、しっかりとピッチで体現しながら。
「アジアで簡単に勝てるゲームなどないし、楽な試合も1つもない。SAFFC戦も厳しい試合になるだろうが、やるからには今いるメンバー全員の力で結果を出そう」

以上

2010.03.22 Reported by 高村美砂
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