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【J1:第3節 山形 vs 浦和】小林伸二監督(山形)記者会見コメント(10.03.21)

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3月21日(日) 2010 J1リーグ戦 第3節
山形 1 - 1 浦和 (13:04/NDスタ/19,021人)
得点者:30' エジミウソン(浦和)、58' 宮沢克行(山形)
スカパー!再放送 Ch183 3/22(月)08:00〜(解説:越智隼人、実況:小出匡志、リポーター:成田ひみこ)
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●小林伸二監督(山形):

「まずは2試合入りが悪かったというところでいくと、今日はまずまずの入りができたなと思っています。ただ、中盤でのちょっとしたミスで取られたり、スローインのフィードが悪くてカウンターになったり、両SBが上がったときに、ボールが外から中に入ったときにボールウォッチャーでやられてしまったりというのがちょっと出たなというところがありました。失点についても、コーナーキックが一度切れて、そこのイージーミスで取られて、まだどうなるかわからないのにセンターバックがセンターフォワードを外してしまっている。把握できるポジションにいなかったのが少し残念だなと。それもエジミウソンに決められている。そこには一番のディフェンダーが付いているわけで、そのへんは少し軽率だったなということ。それと取られるかもしれないというところを、サイドに流れてコーナーキックが切れたときにちょっと考えなくちゃいけないのではないかなと。もう少しリスク管理が必要だったのではないかなと思います。

前半、古橋の動きが選手には随分見えるんですね。で、バイタルが空いているので田代に入れるとフリーなのになかなか入らなくて、今週のトレーニングでそういうことをやってきたんですけど、サイドだったり中盤から入らなくて、ハーフタイムにそういう話を出したんですけど、随分入るようになったなという感じがしてます。後半は入りがよくてうまく点が取れたということと、あとは最後、打ち合いみたいになったので、もうひとつの精度がうちも高ければ、今日のゲームはかてた ゲームになったと思います。当然、うちもピンチはありましたけど、ひとつのパスだったり、ひとつの精度あるフィニッシュがあれば勝点3を取れたと思います。

前節は後半にメンバーを代えて大量失点を食らったので、そういう意味では、下村、増田と新しい選手を使ったなかで実戦的なことができたので、収穫もあったなと思っています。勝点3を取りたかったなというところで、次のゲームも鹿島ですから、強い相手にどれだけできるかチャレンジしていきたいと思います」

Q:今日の引き分けについて、もったいない引き分けなのか、よくやったという引き分けなのかという評価と、今日は清水戦よりもチャンスが作れてめざましく変わった印象がありましたが、どのように受け止めていますか?
「お互いチャンスはあったと思うんですけど、今日のゲームであれば勝ち取らなきゃいけなかったと思います。後半、いい入りと、(浦和の)足が途中で止まったというところがあったので、そこからいくと勝点3取れたのではないか。それかホームの利を使って取れたのではないかなと思います。ですから、勝点1ではなく、勝点3を取るべきだったと思っています。ただ、レベルの高いチームに勝点1取ったということと、前節負けているので、勝点1取ったということは実は大きいことではありますけど、勝点3は取りたかったですね。
それと、まずひとつは古橋をセンターフォワードに戻したということ。大きな動きができるようになったのは大きいと思います。彼は収まるので、どうしてもボールがたくさん入るということは効果的だったと思います。それと、清水さんと浦和さんのサッカーが少し違う。今日は3トップのトップ下で、前回は2トップだったんですけど、アントラーズさんとのゲームでは3トップのトップ下だったんですけど、それに持ってきたんですよね。清水とのゲームでうちがうまくいかなかったというのもあったのかもしれないですけど、中盤でプレスが早い分、そこで取られるケースもあるんですけど、ひとつそこを越えるとチャンスになるというのは、後半随分あったと思うんですね。そのへんは選手がうまく理解してくれたことでチャンスが増えたということ。前半についてはサイドチェンジ、特に右側から佐藤健太郎を使って石川竜也にボールが随分出たということと、石川から今日は随分クロスが入ってるので、そういうところが前節とは全然違った形だったと思います。そういう意味でチャンスができたと思っています」

Q:田代選手の出来はどのようにご覧になりましたか?
「随分馴染んできたと思うんですけど、もう少し、彼の位置を他の選手が見る必要があると思うんですね。随分準備をしてると思うので、あそこに前半から打ち込んでたら後半みたいな形にはなったと思うんですね。そこになかなか入らなかった。サイドに広げることはできたんですけど、シンプルにサイドバックからでも入れるとバイタルが随分空いていたのに、なかなかそこが入らなかったということがもったいなかったなと思います。
後半は随分入るようになって、ボールが来るようになるので本人もノッてきたと思うんですよね。あとは早いうちに、うちで得点を取るということが前に向いていくことになると思います。随分そういうケースができつつあるので、積極的に次のゲームもチャレンジしてほしいなと思います。随分変わってきたと思います」

Q:下村選手は追いついた後に投入しましたが、ある程度、引き分けでいいという狙いで入れたのでしょうか?
「いや、全く違って、宮沢が随分へばってたということで、あそこにシンプルに新しい選手を入れるかというところで、ちょっとあの時間帯は心配だったので、一番コンディションがよくてゲームがやれてる下村を入れました。一応、堅くなるということと、(ボランチが)守備的な2人に見えますけど十分さばけるので、守備もできてボールをさばければチャンスはつくれるなということ。それと、しばらく秋葉を左に置いて、秋葉は前のポジションもできるというところでいくと、点を取るための形ということです。下村は守備的な選手なんですけど、守って勝点1をというより、チャンスは増えたと思うんですよね。しっかり守ってチャンスをつくれたということでいくとうまくいったなあと思うので、点を取るために切ったカードです」

Q:後半、田代選手の位置をちゃんと見るということ以外に、流れをつかむために強調したことはありますか?
「攻撃のほうの話をすると、バイタルが空くということと、サイドチェンジが効いている。特に右から左に流れるものについては石川が随分上がれているし、クロスも上がってるので、いい形になっている。ただ、古橋がその前に出たとき、古橋に入ったときに、そこからスクリーンでバックパスを受けたときに、また丁寧に回してるので、シンプルにクロスを入れろという話をしたんですね。(浦和は)クロスのマークはそんなに得意じゃないので、落ちたボールに対してはシンプルにクロスを入れろということ。右サイドについては、サイドバックの選手が少し前にかかっているので、その背後に。前半は足元に入れて取られているので、シンプルにスペースに入れろと。そうすると坪井が流れてもっとバイタルが空いてくるので、そこを右側は狙いなさいと。もっとクロスを大胆に入れてもチャンスはできるから、フリーキックもそうですけどルーズなので、タイミングがいいところでクロスを入れて、そこを競る、そしてセカンドを拾うという意味では、後半は随分そういうところができたと思うんですね。そういうところの話をハーフタイムにはしました」

Q:増田選手のあの時間での投入の狙いと動きの評価をお願いします。
「(秋葉)勝がボランチから(サイドに)出して、アップダウンがあるのでだいぶへばったということと、誓志(増田)の攻撃のところと、石川とのコンビで、田代に入ったところで彼に中でサポートさせると。そういうことでは、ボールが収まるのでより中でポイントをつくれるのではないかなというところがありました。途中から入ったというところでは、こういう流れが目まぐるしいなかではやってくれたなと思います。もう少しリラックスして、古橋に(クロスが)合えば、すごくいいフリーになったと思います。合ったなと思ったらズーっと抜けていったのであれっという感じだったですけど、左と右の中盤を今のところはやらせたいので、そういう意味では、使えてよかったなと思います」

Q:3試合連続で先制されていますが、そこはどのように修正していきますか?
「まず2試合入りが悪くて、そのなかでやられたんですね。今日はそこを乗り越えたんですけど、やっぱり取られてしまう。でも、アウェイの開幕もそうですけど、今日も追いついているので、昨年とはちょっと違ってきたなかと。まだ取れる形として具体的なところまではいっていないんですけど、失点を食らうと重い雰囲気にはなるんですけど、点がどうにか取れているので、そこは大事にしたいなという部分と、クロスの守備というところでもう少ししっかりというんですかね、すんなりとクリアしてたら切れると思うんですけど、まだどっちのボールかわからないのにそういうポジションを取ってしまう。もう何秒かかけてマークを把握しておくということが必要だったと思うんですよね。そのへんは次につながれればいいなと思っています」

Q:キム クナン選手の投入の意図と、今後、彼を前線で使っていくのか、ディフェンスとして使っていくのか。そのあたりはどのように考えていますか?
「シーズンインのところでは、ディフェンスで話をしました。昨年は随分、ディフェンスじゃなくて攻撃で使っていたので、細かいところをきちっと教えてディフェンスで使いたいと思っています。ただ今回、フォワードで使いたいと話を昨日はしました。本人は、両方やっているので出れるならそんなに問題はないということで、今日はセンターバックが背が低いので使える価値があるんじゃないかということと、田代が90分もたない時に、速い選手でいくのか、ターゲットでいくのか。(浦和は)クロスの守備が難点というのと、昨年も(ホームで)2点目のゴールをファーで長谷川が落としたのを宮崎がヘディングで入れたんですね。そういうところを見ると、空中戦もあったほうがいいなということをちょっと考えてたので、フォワードとして今回は入れました。
ただ、両方考えたほうがいいかなというところと、長谷川がいないので、ターゲットになる選手でいくのかターゲットでいくのかは今後また考える必要があると思いますけど、そういうカードもできるというふうに考えると、今日よかったなと。最後も惜しいのがあったし、あのスピードボールに反応できるんだから、やっぱり速いなと思うんですよね。大きいんだけど、身のこなしと俊敏性はあるなと思うので、併せて使えればいいなと思っています」

以上
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