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【J1:第3節 F東京 vs C大阪】城福浩監督(F東京)記者会見コメント(10.03.20)

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3月20日(土) 2010 J1リーグ戦 第3節
F東京 0 - 0 C大阪 (19:04/味スタ/20,143人)
スカパー!再放送 Ch181 3/21(日)07:30〜(解説:水沼貴史、実況:桑原学、リポーター:日々野真理)
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●城福浩監督(F東京):

「今日は勝点3をとりたかったので、結果としては残念です。前半はアグレッシブな守備からマイボールになった時もあり、選手はアグレッシブにやってくれたと思います。できれば、前半で点を取りたかった。前半がパーフェクトであったかというと、あのスピード感の中で、個人であるとかチームで時間やタメが作れればよかった。それができれば、さらに決定的なシーンが作れたと思います。アグレッシブな守備からのスピード感まではよかったんですが、そこから先の変化というか、チェンジオブスピード、チェンジオブリズムというところは、個人でそういった選手がいるいないではなく、チームとして取り組まなければいけない。もちろん個人としてそういう選手が出てくるような取り組みはしたいと思います。
後半も、基本的には前半のやり方を続けよう、必ずチャンスは来ると向かいましたが、選手交代3人使い切ったところからバランスが崩れてしまったのは自分の責任でもあります。基本的には0−0では満足しないので、そこから点を取りにいくための交代カードを切りました。それには、バランスが崩れるのは覚悟していましたが、バランスが崩れるマイナスよりもプラスをもたらなさなければいけない。チームとして後半ラスト15分はそういうチームにならなければいけなかった。バランスを崩すマイナスと、交代選手の特長を生かすプラスがあって、プラマイで言えば正直言ってマイナスだった。そこは僕自身もしっかり受け止めて次の試合に生かしたい。ただ、60分ぐらいまでの戦いをしっかりやりながらリズムの変化をチームとしてもたらすことが出来れば、必ず勝機は、勝点はついてくる。この悔しさをしっかり次に繋げたいと思います」

Q:交代の順序として大竹、リカルジーニョ、鈴木という順番でした。鈴木はこれまでの試合にも出ていたので計算がつくと思うんですが?
「鈴木達也はある程度、計算はできました。ただ、リカルジーニョにある程度長い時間を与えたかった。彼を入れるのであればリスクを負うが、スピード感に慣れたり、特長を出すためには短い時間では難しい。長い時間を与えることで少しでもJリーグに慣れて、たとえば今日結果が出なくても次に繋がる経験を積めればいいと思いました。そういう意味で、変化をもたらして穂しかった、それには時間が必要だった、そして日本のサッカーに馴染んでほしいという3つの理由がありました。特にハイスピードなサッカーが60分間続いていたので、彼に時間を与えたかった。それと、リスクをどう抱えるかというせめぎ合いの中で彼を選びました」

Q:出場停止などで、DFラインの構成が難しかったと思います。DFの評価は?
「平松選手は昨シーズン終盤、試合に出ていましたし、守備という意味での不安はそれほど多くなかった。ただ、センターバックからビルドアップしていくという意味では森重選手とはタイプが違うので、周りのサポートが必要だった。彼の中で勇気を持って繋いでくれたと思います。キム・ヨングンについては、もともとボールを持った時の質は持った選手。ただ、守備に関しては椋原選手のほうが安心感はあった。色んな選手のけがや出場停止の選手を抱える中で、量があったり献身的に動ける選手の日々の取り組みで質を上げていくことと、質を持っている選手がJリーグの厳しいサッカーの中で慣れていく両方のアプローチをしていかなければいけない。そうしなければ、チームは成長していかないと思うので。キム・ヨングンというのは正直、まったく安心だったというわけではない。ただ、質を持った選手をいかに戦力としていくかが僕の中のチャレンジだし、そこのチャレンジがないとこのチームが掲げている終盤で優勝争いに名を連ねるということは絵空事になってしまう。今、リスクを抱えてやらないとチームは右肩上がりでレベルアップしていかない。その覚悟を持って今日は臨みました」

Q:終盤、相手にチャンスを作られてしまったのは集中力を欠いてしまったことが原因だったと思うんですが?
「ラスト10分くらいに危ないシーンが2、3度ありました。そのシーンの逆算で1本、2本前からマークから目を切ってしまったことにフォーカスされてしまう。最後まで付いていく、ギリギリの守備の集中力が問題になる。僕は、さらに10秒、20秒前のボールの失い方にこだわりたい。特に後から入った選手のボールの失い方、前がかりになったときの取られ方が、取られても仕方がないという奪われ方ではなかった。しかもサイドバックがオーバーラップしたり、ボランチの1人が絡もうとしている中で、ボールを奪われてしまっていた。マークから目を切ったところも大事な部分で、そこで粘って勝点を拾っていきたいと思いますが、チームとしてあそこでシュートまで確実にいけるというチームになりたい。あの失い方をしては絶対にいけない。後から入った選手が、フィニッシュまでいかなければいけない。そちらのほうに問題を感じている。あの決定的にやられそうになった15秒ぐらい前を僕は大きな問題だと捉えています。このチームが勝点3を取っていくためにはそこを解決しなければいけないと思います」

Q:中央への意識が強かったと思うんですが、チェンジオブペースができなかったところとの因果関係はありますか
「スペースが空く、そこで受けられるシーンが2トップの片割れ、とくに平山とナオ(石川)、あるいは松下が重なる場面が多かった。1人がある場所で受けられれば、1人はワイドに張るべきで、そうじゃないと相手は広げられない。そこで初めて個性が発揮される。そのシーンが少なかった。後半は少し誰がワイドに張って、どう相手を広げていくか、狙いを持ってやりましたが、前半はあれだけいいボールの奪い方ができていたので、もっと決定的なシーンを作れたはずです。少し相手を広げるような立ち位置を取れなかったことが一因になっていると思います」

以上
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