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【J1:第1節 F東京 vs 横浜FM】城福浩監督(F東京)記者会見コメント(10.03.06)

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3月6日(土) 2010 J1リーグ戦 第1節
F東京 1 - 0 横浜FM (14:01/味スタ/29,011人)
得点者:90'+1 平山相太(F東京)
スカパー!再放送 Ch183 3/9(火)21:00〜(解説:金田喜稔、実況:佐藤文康)
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●城福浩監督(F東京):

「雨の中、FC東京のファンだけでなく、マリノスのファンも含めて多くのファン・サポーターの方が来てくださいました。開幕戦というのは盛り上げてくださるので、いい試合がしたいと、いい準備をしてきました。
去年、苦い思いをしているので、まず今年は点が入らなくても、守備を崩さないようにする。失点0に抑えれば、必ず勝点1は入ってくるので、そういうところは試合前にしっかりと意思統一して試合に入ることできたと思います。結果として勝点3が転がり込んできたことは非常によかった。待ちわびていただいたファンの方と、勝利を喜び合えたことはよかった。重なりますが、決して試合内容は我々がやりたいことがやれた試合ではなかった。ただ、それでも勝点3を取れたというのは、最大の要因だと思います。去年、前半の44分までほぼプランどおりの完璧な試合をして、前半唯一ペナルティエリア内に入られたプレーがコーナーキックになり、そこで1失点したことを考えれば、やはりサッカーというのはこういうものだなと。うまくいかない時もチームが崩れなければ、勝点3が転がり込んでくることもありうる。
僕らは、小平のグランドで積み上げてきましたが、去年の試合で積み上げたことが開幕戦で具現化できたと思います。ただ、内容は両手を挙げて喜べることではない。これからしっかりと修正していきたいし、今日がスタートだと思っている。我々が目指すサッカーをまた1年かけてやっていきたいと思います」

Q:具体的にどういうところが悪かったのか
「もちろんスリッピーなグランドということと、マリノスの守備が非常に厳しいということも差し引いても、我々はもっとボールを相手陣地で保持する時間を持ちたかった。その中で、バイタルエリアにもっとボールを入れたかった。特に前半はそうした時間が少なかった。自分たちが守勢に回った時間が多かった。ちょっとスリッピーなグランドだったので、ボールを触ることを怖がってしまった。今の我々の技術でも、相手陣地でボールを回すことはできると思うし、その中でチャンスをうかがうことはできると思います。後半は、少し間延びしたので前半よりはよかったですが、前半からもっとボールを回していきたいと思います」

Q:我慢して我慢して梶山と石川が出てきた残り10分が勝負だったのか?
「そうではないんですが、より深いところにボールが入った時に攻撃のスイッチを入れたかった。サイドバックやボランチが相手のゴールに向かったプレーや、あるいはフルスピードで走る姿をもっと見たかった。より深いところにボールがなかなか入らなかった。それが、特に前半目立った。森重と今野のビルドアップにボランチがそこに加わる必要はなかったんだが、そこに加わったので中盤に人数が足りなくなって相手はバイタルエリアだけを抑えればいいという状況だった。もっと相手のボランチの前で選択肢を増やすためにボールを収めることができれば、そこに今度は食いついてくれる。バイタルエリアに入れば、もっとサイドを駆け上がることができたと思う。前半それができなかったので、最低限守備の破綻は防いだ。そうした中で、攻撃のスピードアップをしたかったんですが、皆さんが見ていても感じなかったと思います。そこは、立ち位置を修正して、必要以上に後ろに人数をかけない効率的なビルドアップというのを今年もやってきているので、さらにゲームの中で表現できるようにしていきたいと思います。決してラスト10分で勝負をかけたというわけではありません」

Q:結果として石川選手からのボールを平山選手が決めましたが
「重なりますが、僕が一番大事にしているのは、うまくいかないときにいかにチームが崩れないかというところです。選手にもJリーグ最少失点チームになるというところを目指すと言っています。それが結果的に勝点3になったと思います。あのプレーは試合を決める重要な得点ではありましたが、うまくいかなかったときにチームが破綻しなかったことのほうがうれしいです。あのシーンは、ナオ(石川)と梶山は時間限定でしか使えない状況ではありましたが、その時間の中で彼らがしっかり仕事をしてくれた。そして平山があそこにいるということが大事。ジョギングではあそこにはいけない。ゴールを決められるかどうか、スキルの問題としては、もっと高い頻度でオンターゲットのシュートをしてほしいが、まずはあそこに体があるということは大事なことだったと思います」

Q:ボランチに本来のメンバーがいないことは今日のパフォーマンスに影響しましたか
「今回のボランチのせいだけではない。今回のメンバーが彼らのよさを引き出し合うための時間が十分に足りていたかというと、そうではなかったというのが現実です。ただ最低限、我々のバイタルエリアを空けることなく、ゲームを進められた。ポジションの立ち位置やもっと勇気を持ってボールを触りにいくことができれば、去年のボランチでなければ、我々のゲームが取り戻せないという状況にはならないと思っています」

Q:守りに入った印象を受けたんですが、監督は「石橋をたたいても渡らない」というタイプの監督だったんでしょうか
「(笑)。それはこれからの33試合を見て判断ください」

Q:森重真人選手、松下年宏選手の評価は?
「僕は、彼らの個性をもっと出せると思います。本当に彼らのよさを出し切ったかというと、決してそうではない。彼らも、これで満足をしていない。僕としても、まだ引き出しきれていないと思っています。チームとしても彼らも、この試合の勝点の重要性をよく理解してピッチに立ってくれていたと思います。今日出られない選手も含めて、今までの歴史や去年の悔しさも背負ってピッチに立ってくれたと思います」

以上
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