2月5日(金)、セレッソ大阪の新体制発表会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下の通りです。
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<質疑応答>
Q:レヴィークルピ監督への質問です。今季の具体的な目標について、順位や、AFCチャンピオンズリーグ出場を目指すなど、どのようなものを考えているのでしょうか?
「天皇杯、ヤマザキナビスコカップなどトーナメントの大会がありますが、トーナメントは短期間で一発勝負の試合ということですので、どのチームにも優勝の可能性があると思います。そういう意味では、そのようなトーナメントの大会でタイトルを取りに行きたい。さらには、Jリーグですが、J1では上位に進出したい。そして、最終的にはACLなど国際的な大会につながる順位に食い込むことができれば、それがベストだと思っています。我々のチームに比べて、ここ数年同じような顔ぶれで仕上がっているチームや、経済力のあるチームなど、強敵はたくさん存在しますが、結果につながるのはグラウンドでのパフォーマンス。それしかないと思います。そういう意味では、今ここにいるC大阪の選手たちと力を合わせてその目標を達成することは可能だと思います」
Q:レヴィークルピ監督への質問です。今季の主将は誰でしょうか?
「今季は昨シーズンに引き続き、羽田(憲司)が主将です。羽田は昨シーズン非常にチームをうまくまとめてくれましたし、サポーター、選手、スタッフと、各方面から非常に厚い信頼を置かれている人物なので、今年も引き続き羽田に主将を任せたいと思っています」
Q:レヴィークルピ監督への質問です。今季多くの新加入選手が入り、顔ぶれもかなり変わると思われますが、そのようななかでチームをまとめていくうえで、どのようなことが一番重要になってくるでしょうか?
「それは、例えると結婚生活を始めた夫婦に近いものがあるように、いろんな要素があります。なかなか1つでは言い難いものがあります。ただし、私が言えるのは、チーム全員が目標に向かって1つになるということ。そのためには自分のエゴを捨てて、チームの一員として自分の役割を果たすこと。この気持ちを常に持ち続ける限り、高い目標を達成することは可能だと思っています。チームのなかでは、必ずうまくいかない時期があるものです。しかし、そのときがチームとしての実力、真価を問われるときだと思います。そうしたときに、改めて選手たちには、チームの一員であるということ、チームのためにプレーする、貢献するということ問いかけていきたいと思います」
Q:レヴィークルピ監督への質問です。10人を超える新加入選手がいるなかで、チームのベースとなるのは、やはり昨シーズンJ2を戦ってきた香川真司選手、乾貴士選手、マルチネス選手など、そのあたりの選手を軸として攻撃的なサッカーを展開したいと考えているのか? それとも、これからまた新しいものを作っていくのでしょうか?
「やはり新加入の選手が入ってきましたので、多少変えていかなければいけない部分はあると思います。そうは言っても、先ほど社長のほうからも説明がありましたように、『攻めきる』という姿勢ですね、これはチームの持ち味ですし、続けていきたい。しかし、先ほども話にあった(昨シーズン)試合の終盤での失点を続けてしまっている問題点を改善していかなければいけない。そういったところを踏まえると、J1はJ2よりレベルが上がりますので、昨年の反省を踏まえて、変えていくところは少しずつ変えていかなければいけない」
Q:レヴィークルピ監督への質問です。新外国人2選手について、実際に監督が見て獲得を決めたと伺っていますが、獲得の決め手となったことと、期待する点を教えてください。
「もちろん2人のプレーは実際に見て、(獲得のための)判断の材料としました。さらには、時間をかけて、彼らと監督として一緒に仕事をしたことがある知り合いの監督たちに何度でも電話して、彼らの人間性を含めて、どのような選手なのか、その情報はかなり多くの期間を割いて集めました。そして、本当に、どの監督も『絶対にチームの力になれる選手だ。人間性を含めて非常にすばらしい選手たちだ』と言ってくれて、獲得に至りました。彼らは技術、体力含めて、チームのために大きく貢献してくれると思います。ブラジル人が日本のサッカーに慣れることは簡単なことではないですが、彼らなら間違いなく必ずチームに貢献してくれると確信して獲得しました」
Q:新加入選手たちに質問します。具体的なアピールポイントを教えてください。
●清武弘嗣選手:
「ポジションは香川くんや乾くんと重なるのですが、ドリブルやパスが得意なので、そこは注目してほしいですし、C大阪は上手い選手が多いので、いろいろなサッカーができると思います」
●茂庭照幸選手:
「昨シーズン失点数が多かったということで、少しでもその失点数を減らせるようにできればと思っています」
●アマラウ選手:
「僕は一番チームにとって大事なのは、チームの絆、輪だと思います。まずはそういった部分をチームのなかで大事にしていきたい。そして個人的には、僕の仕事はまずディフェンスということになりますので、失点をしないよう、最終ラインの選手たちとコミュニケーションを取って、失点を減らしていきたい」
●播戸竜二選手:
「ゴールが求められていると思うので、それに応えられるように、1つでも多く取れるよう、究極に言うとそこだけ集中してやれたらなと思います」
●家長昭博選手:
「昨年のC大阪の攻撃力が今年さらに増すように、攻撃のところで力を発揮できればなと思います」
●高橋大輔選手:
「攻守両面で運動量を活かして貢献していきたいですし、攻撃的な面でもしっかり貢献したいと思っています」
●上本大海選手:
「スピードを活かしたディフェンスをしたいなと思います」
●松井謙弥選手:
「クロスボールに積極的に出て行きたいです」
●永井龍選手:
「自分はドリブルとかで行く方ではないので、インザーギ選手のようにゴール前で仕事をしていきたいと思います」
●扇原貴宏選手:
「DFですが、攻撃も好きなので、左足でのフィードや攻撃の起点となるパスを見てほしいです」
●荻野賢次郎選手:
「スピードを活かしてアグレッシブかつ野性的に行きたいです」
Q:新加入選手たちに質問します。C大阪で特に誰とプレーをするのが楽しみなのかと、ホーム開幕戦がG大阪との大阪ダービーになりますが、その意気込みを聞かせてください。
●清武弘嗣選手:
「本当にC大阪は強いチームですし、チームのみんなとサッカーができるのは幸せに思いますし、誰とかではなく、みんなとプレーできるのは本当にうれしいです。ホーム第1戦は絶対に負けられないと思うので、絶対に勝ちたいと思います」
●茂庭照幸選手:
「個人的には羽田とやれるのが非常に楽しみです。高校生の頃から一緒にやってきた仲間なので、楽しみにしています。ホーム開幕戦の大阪ダービーは、僕もいろいろダービーとか大きな経験をしてきましたけど、独特な雰囲気のなかでやれると思うので、楽しみながら、勝ちたいと思います」
●アマラウ選手:
「僕は海外で初めてプレーするので、このチームにいるみんなとサッカーができるのが本当に楽しみで仕方ないです。なぜならば、来日してから本当にみんなが快く、気持ちよく受け入れてくれたので、そういった仲間たちとプレーすることが楽しみなんです。大阪ダービーについてですが、ダービーであるということ以上に、開幕から序盤の試合というのは結果を求められる大事な試合になるので、そういう意味でも勝利という結果に結びつけたいと思います」
●播戸竜二選手:
「やっぱり香川、乾という今C大阪で、日本代表でやっている選手たちと一緒にやるのがすごい楽しみですし、そういう選手たちとたくさんゴールを取りたいなと思います。大阪ダービーなんですが、2006年に万博でやったのがたぶん最後だと思うんですが、あのときにはG大阪の一員としてゴールを取っているので、今度はC大阪の一員としてゴールを取って、C大阪を勝利に導きたいと思います」
●家長昭博選手:
「ピンクのユニフォームを着て、昨シーズン一緒にプレーしていた大分の選手とフィールドに立つのを楽しみにしています。ダービーに関しては、久しぶりのダービーで大阪も盛り上がると思うので、ダービーでいい試合をして、勝ちます!」
●高橋大輔選手:
「初めての移籍ということで、いろんなことが初めてづくしというか、そういった面で、みんなとプレーするのは楽しみだし、ダービーに関しても楽しみながら、しっかり結果を求めていきたい」
●上本大海選手:
「僕も、誰とかでもなく、みんなとプレーするのを楽しみにしています。ダービーは絶対負けたくないという気持ちを持って、前向きにやっていきたいと思います」
●松井謙弥選手:
「僕もみんなとやることを楽しみにしているので、楽しみながらやっていきたい。ダービーは必然的に熱くなると思うので、頭は冷静に、勝ちにこだわってやっていきたいと思います」
●永井龍選手:
「特に誰というのはないのですが、やっぱり香川選手や乾選手は日本トップレベルの選手なので、そういう選手たちと一緒にプレーしてやっていきたいと思います。ルーキーですが、そんなことは関係ないので、これから練習して大阪ダービーに出られるようにしていきたいです」
●扇原貴宏選手:
「ユースのときから、トップの練習を見ていたときに羽田選手のプレーが好きで、羽田選手とプレーするのがとても楽しみです。ダービーでは、個人的にはそのダービーの試合のメンバーに入れるよう、これからも頑張っていって、チームとしては勝てるようにしていきたいです」
●荻野賢次郎選手
「他のGKの3人の方々と一緒にやって、その3人のいいところを我がものにして、レベルアップします! 大阪ダービーについては、僕もチームの一員として貢献したいと思います。アピールしていきます!」
Q:レヴィークルピ監督への質問です。1カ月後にはJリーグが開幕を迎えますが、他のチームが始動しているなか、C大阪はフィジカルトレーニングをこなしているものの、宮崎キャンプから全員が揃って本格的に始動する形になります。このひと月どのような形でチームを作るのでしょうか? また、決して長くないと思われる時間のなか、開幕に向けてどんな準備をしていくのでしょうか?
「その点に関しては私はまったく心配していません。ブラジルではシーズンのカレンダーの関係で、強豪チームになればなるほど、1週間あるいは10日の練習のあとシーズンが始まってしまう。そういう国から私は来ましたので、今から1カ月もある、逆に今までの練習を含めると1カ月以上もあるという、こんなパラダイスといっていいほど(練習の)時間が取れる国というのは、世界を見渡してもないと思うんです。そのなかで、1カ月あれば、技術、戦術、フィジカルをしっかり磨いていくことができますし、公式戦開幕までに3試合の練習試合も組んでいます。その点については、まったく心配していません」
※アドリアーノ選手はビザの関係で来日が遅れており、この新体制発表会見には欠席です。
以上
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