1月22日(金)、静岡市内のホテルセンチュリー静岡にて、清水エスパルスの新体制発表記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下の通りです。
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●長谷川健太監督:
「今シーズンも、皆さんの期待に応えるべく、誠心誠意仕事をしていきたいと思っています。昨シーズン、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)をというところで、その切符をつかむことができず、非常に苦い、また悔しい思いをした1年でした。そういう中で、また新たに今シーズンもチーム側からオファーをいただき、自分としてもACLという目標をつかめなかった昨年を踏まえて、今シーズンはどんなことを目標にして戦うのかというところを考えたとき、今まで本当に多くの人たちに支えられ、助けられ、勇気づけられてここまで5年間仕事をさせてきてもらって、皆さんの気持ちや期待になかなか応えることができなかった。それを、今年1年間でどこまで応えることができるかどうかと。非常に素晴らしい選手も入ってきましたし、本当にチーム一丸となって、今年1年精一杯戦っていきたいと思います。
自分の中では、昨シーズンは継続からさらにプラスαということで会見でも話しましたが、今年はある意味まっさらな気持ちで、チャレンジをしていきたいなと思っています。それがどんな結果になるかというのは、自分でも始まってみないと何とも言えませんが、今の自分としては、また新たなページというか、自分自身のストーリーに向けてチャレンジしていきたいという気持ちでいっぱいなので、どうか今シーズンも皆さんよろしくお願いします」
●エディ・ボスナー選手:
「みなさん、こんにちは。私は、このエスパルスという偉大なクラブに来られたことを非常にうれしく思っています。エスパルスには非常に良い選手がたくさんいますので、そうした選手の中でプレーできることを非常に楽しみにしています。また、昨シーズンよりは良い1年にできるように、自分自身もチャレンジしていきたいと思っているので、よろしくお願いします」
●碓井健平選手:
「まずは清水エスパルスという素晴らしいチームでプレーできることをうれしく思います。今季の目標は、大きく2つです。1つめは試合に出場し、チームの勝利に貢献し、タイトルを獲得することです。2つめは、プロとして自分の技術の追求をとことんして、つねに上を目指していきたいと思います。また、新加入してエスパルスに良い風が吹き込めるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
●鍋田亜人夢選手:
「こんにちは。清水エスパルスユースから昇格しました鍋田亜人夢です。まず、この場を借りて、今まで僕を育ててくれた家族、そしてケガの時も支えてくださったスタッフ、友人、すべての方々に感謝したいと思います。ありがとうございます。僕は、生まれも育ちも清水でずっとやってきました。この清水エスパルスという憧れのクラブに入ることができて、とてもうれしく思います。サポーター出身なので、サポーターの気持ちは誰よりもわかると思うので、サポーターの気持ちを背負って、ピッチで思い切りプレーしたいと思います。よろしくお願いします」
Q:(小野選手を除く)3人の選手にお聞きしますが、自分の武器やこんなプレーを観てもらいたいと思っている部分を教えてください。
「(鍋田亜人夢選手)FWなので前で基点になってチャンスメイクするプレーと、DFの裏に出すスルーパスを観てもらえたらいいなと思います」
「(エディ・ボスナー選手)自分の武器は、ディフェンダーなのでディフェンスはよくするという部分も見てほしいと思います」
「(碓井健平選手)僕は、シュートストップというところを皆さんに見てほしいということと、ゲームの流れやリズムを考えたプレーをするということを心がけています」
Q:長谷川監督にお聞きしたいのですが、各選手のイメージと、それぞれどんなことを期待しているのか、お聞かせください。
「鍋田選手に関しては、これから伸びしろが非常にある選手ではないかなと。非常に身体の柔軟性もありますし、ボールテクニックも柔らかいところがあると思います。ケガでなかなか思うような3年間が過ごせなかったと思うので、ぜひもう一度身体を鍛えて、将来的にエスパルスを背負っていけるような選手になってもらいたいと思っています。またもちろん、早い段階でトップの選手に絡んでくれれば、それはチームにとって大きな刺激になると思っています。
ボスナー選手に関しては、ハードワークということを彼自身話していましたが、大きいわりには非常にスピードがあると思います。日本人のストライカーや日本にいる外国人プレイヤーもそうですが、上背がある選手もしくはスピードのある選手と相対することが必要になりますので、センターバックでスピードがないと致命傷になると。彼は、その意味で経験も持っていますし、フィジカル的にも強いし、スピードもあるというところで、十分エスパルスのやり方を理解してくれれば、早い段階からフィットしてくれると期待しています。昨シーズンは終盤に青山(直晃)がケガをして、岩下(敬輔)がなかなか良いコンディションで試合に出続けることができなかったですし、そういう意味では、まだまだ経験の浅いDF陣を、ボスナーが入ることによってより厚みを増して、シーズンを通してDFラインが破綻しないような、強固なDFラインを作っていきたいなと思っています。
小野選手に関して言えば、非常に経験のある選手で、あとはコンディションじゃないかなと。たぶんどこでもこなしてくれると思いますし、これからシーズンに入りますが、いろいろ話をしながら、どういった形で彼がチームにフィットできるか、またお互いに良い形で引き出せるようなところを模索していきたいと思っています。
碓井選手に関しては、本人も言っていましたが、シュートストップというところで非常に能力が長けていると思っています。エスパルスのGK陣もより高いレベルで競い合ってもらわないと困るというところで、新しい力が入って、今いる3人に良い刺激が入れば、もう一歩高いレベルでプレーしてくれると思っています。ぜひ、そういう風を送ってもらいたいなと期待しています」
Q:長谷川監督にお聞きしますが、先ほど「まっさら」、「チャレンジ」、「新たなページ」という言葉がありましたが、これはどのような心境から来たものでしょうか? また戦術面でも、これまでの5年間とはまた違った形をイメージされているのでしょうか?
「まだ現段階では、はっきり『はい』とは言い切れないところはありますが、今はそういうふうにチャレンジしていきたいという気持ちのほうが強いので、そういう発言になりました。もちろん、今まで積み上げてきたものというのはあるわけですが、昨シーズンはその積み上げてきたものをさらに磨いていくというところにウェートを置いてスタートしたんですが、やはりそういうシーズンでまだまだ何かひとつ足りないと。
そのもう一歩とは何だろうと考えたときに、ひとつはどれだけうまく選手を回していけるかどうかと。同じような選手が出続けて非常に最後は疲弊して、選手には非常に大変なシーズンだったと思いますが、そのへんのところも早くこちら側が把握して、うまくそういう疲れがたまる前に軽減させてあげることができるかどうかと。そういうところもあるんですが、それだけで勝つことができるかどうかと考えたときに、やっぱり自分自身今シーズンは、(結果は)どうなるかわからないですが、チャレンジはしていきたい。それは小野選手が入ったというところも当然ありますし、彼をどうチームとして活かしていくのかというところも合わせて考えていきたいと思っています。だから、今シーズンは思い切ってやっていきたいと、そういう気持ちで、新人監督ではないんですが、そういうフレッシュな気持ちを持って、今シーズンは臨んでいきたいと。
私自身がマンネリになると…選手も6年目なので、ある意味では信頼してくれている部分もあると思いますが、ある意味『なあなあ』になってしまう部分も当然あると思いますし。そうであっては、やはりタイトルは獲れないと思っているので、自分自身がもう一度新鮮な気持ちで彼らと向き合って、今シーズン1年間戦っていきたいと思っています」
Q:各選手(小野選手以外)にお聞きしたいのですが、エスパルスのイメージと、今回加入を決めた理由を聞かせてください。
「(鍋田亜人夢選手)エスパルスのイメージについては、若手の選手がどんどん出てきて、すごく力をつけてきて、Jリーグでもつねに上位争いをするチームだなという印象を持っています。チームに入ることを決めた理由は、清水出身で、Jリーグでやるならエスパルスしかないと思っていたからです」
「(エディ・ボスナー選手)エスパルスは非常に良いチームで、監督、コーチもはじめ選手たちも非常にまとまっている良いチームだなと、千葉にいた頃から思っていました。本当に良いチームなのでこちらでプレーしたいという思いで決めました」
「(碓井健平選手)エスパルスのイメージとしては、まず若いということと、つねに上位争いをしていたということです。加入を決めたのは、まずエスパルスの方々が僕のことを評価してくれたことをすごくうれしく思い、熱いサポーターやスタジアムの雰囲気などを観て決めました」
Q:4選手全員にお聞きしたいのですが、自分の性格を分析すると、どんな人間かなと思っていますか。
「(鍋田亜人夢選手)性格はサッカーと普段は全然違っていて、サッカーの時は本当に熱く闘うんですが、普段は全然おとなしいタイプなので、そこがギャップというか、そういう感じの性格です」
「(エディ・ボスナー選手)自分の性格を自分で表現するのは非常にむずかしいですが、プレー自体は皆さんに観ていただいて、どういう選手かというのは皆さんのほうがご存じなのかなと思います」
「(小野伸二選手)僕は人なつこいというか、人見知りもないし、誰とでも自分を出せる性格だと思います。それに、何事にも一所懸命という気持ちを持って、いつもやっています」
「(碓井健平選手)僕はサッカー面では、負けず嫌いという言葉がピッタリだと思います。普段は穏やかな感じで、サッカーの時とは違うかなと思います」
Q:長谷川監督に質問ですが、今シーズンの具体的な目標というのをお聞かせください。
「もちろん、タイトルは狙っていきたいと思っています。そのもうひとつの壁というところを越えなければしょうがないと思いますから、それをどう乗り越えるのかということを考えて、すべてはタイトルを獲るためにということを考えて、今シーズンは戦っていきたいと思っています」
Q:長谷川監督にお聞きしますが、今年は4年に一度のワールドカップイヤーで、2カ月もの長い中断があって、それまでに12試合あります。そこをどう乗り切るか、お聞かせください。
「そのへんも昨シーズンの反省で、スタッフともいろいろ話をして、(昨年は)キャンプの疲れがそのままシーズン序盤戦に出ているのかなと。今までの考え方だと、キャンプのところで1年間のシーズンを乗り切る体力をきちっとつけるということを主眼においてやっていましたので、もちろんスタートダッシュというところも非常に大きなファクターにはなるんですが、シーズン終盤まで落ちないというところを主眼にして体力作りをしていましたから、そういう意味では選手たちも若干疲労感が抜けなかったのかなと。だから今シーズンは、若干は改善して、練習もたぶん少しは楽になると思うので(笑)、良い形で選手がシーズンインしてくれればと思っています。
あと、昨シーズンだけのことで言えば、開幕戦はそんなに悪い内容ではなかったと思っています。結果的にアウェイで引き分けてしまいましたが、やはり開幕ダッシュをしなければいけないと、私自身非常に強い想いもあり、早急に結果を求めたいと。内容を重視して、もう少しどっしり構えて序盤戦を戦えば、(シーズン序盤で)6分という結果にはならなかったかもしれない。そのへんは何とも言えないところですが、結果的にはそういう結果になったので、もっともっとシーズン前、また開幕戦において、どういう結果でスタートするかわかりませんが、内容というところをしっかりと考慮に入れて、序盤戦を戦うと。それを含めて、もうちょっと長いスパンでチームを捉えていって、そういう形で今シーズンは臨んでいきたいとと思っています。
毎年、どのチームも良いスタートを切りたいと思ってやっているので、簡単には良いスタートを切れるかどうかは言えませんが、今シーズンこそ良いスタートが切れるように、良い準備をしていきたいと考えています」
以上
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