本日、ホームズスタジアム神戸で神戸の新体制発表会見＆お披露目会が行われました。会見でのコメントは以下のとおりです。

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●三浦俊也監督
「皆さん、あけましておめでとうございます。
まず最初にファン・サポーターの皆様に、この場を借りて今シーズンはじめの挨拶を届けさせていただきたいと思います。
今日は練習初日でしたが、非常にたくさんの方々がグラウンドに来ていただいたことをうれしく思っていますし、感謝しています。非常に勇気づけられました。また今シーズンも、やってやろうという気持ちになりました。選手も同じだと思います。それからメディアの皆さん、今シーズンもよろしくお願いします。厳しくも温かい目で神戸を応援していただければと思います。
昨シーズンの８月に監督に就任しまして、今シーズンはシーズン当初から、補強もある程度、強化部と一緒にやれたことをアドバンテージにして、当然ACLも目指しますが、まずは１つの目標として、チームの過去最高順位を上回るというところからスタートしてやっていきたいと思っています。選手、スタッフ全員で一丸となって頑張りたいと思います。よろしくお願いします」

Q：今オフの補強について、１００点満点で評価すると何点でしょうか。理由も含めて教えてください。
「補強に関しては、点数をつけることは個人的には難しいと思います。というのは、チームによって補強の費用は違いますし、誰でも欲しい選手は世界中にいるわけです。ただ補強費はかなり削減になった中で、ある程度現実的な力のある選手が揃って、なおかつバランスを考えたいい補強になったと思います」

Q：今季の陣容を分析して、大目標であるACLにたどり着くための強化ポイントを教えてください。
「我々の足りないことを補うという部分で考えますと、攻撃の部分ではターゲットストライカー、得点の取れる…シーズンの中で１０点以上取れる選手が上位にいくには必要だということ。また、守備に関しては、セットプレーではJ1の中では強さを発揮出来ず、それによって勝点を失う場面が多かったので、その辺りはもう一度補強をしたいと思っています」

Q：得点力が必要というところで、大久保嘉人選手に期待することを教えてください。
「まずチームというのは誰か個人がするものではないというのが私の考え方です。私はチームのためにプレーする選手を使います。自分のためにプレーする選手を使う気はありません。大久保は我々の中心選手であり、日本代表で日本の中でも大事な選手です。彼のチームへの貢献度というのは、得点だけではなく、いろんなところであります。そういう意味では去年は半年しかなかったが、今季は１シーズンを通していろんな力になってほしいなと思います」

Q：今日、チームが始動しましたが、練習前のミーティングなどで選手に強調したことは？
「今日は全体の顔合わせということでしたので、選手に挨拶をして、一緒にチームとして頑張っていこうという話をしました。ただ具体的なところの話というのはしていません。明日以降になると思います」

Q：組織的な堅いディフェンスの土台は固まっていて、去年からの選手もいて戦術理解は問題ないと思います。その土台は固まってきた上で、今季どのようなサッカーをしたいと考えていらっしゃいますか？
「補強はまずレギュラー選手を残し、プラスレギュラーより高い選手を取るということだと思っています。それを前提に考えると、私たちは金南一を失ってしまいました。これはサッカーの世界ではよくあることで、止められない事情もあった…これは皆さんご存じだと思います。そこをまずはどうするのかということから補強が始まりました。
金南一選手以外の選手は残ったという形になった。そして、前に座っているエジミウソン、ポポ、都倉、冨田の４人が現実的には即戦力の選手だと思っているので、この４人が何試合出るのかというのが、底上げの１つだと理解しています。若い選手に関してはもちろん今すぐということではないですが、能力がある選手ですから良ければどんどん使っていきたいと思っています」

●エジミウソン選手
「（日本語で）ミナサン、コンニチハ。
昨年、大分でプレーしていましたエジミウソンです。今この場に立てて非常にうれしく思っています。先ほど監督もおっしゃっていましたが、このチームの目標を達成するために、今までよりよい順位に立てるために、全力を尽くして頑張りたいと思っています。僕の特徴は、どういうプレーというより、まずチームのためにプレーするということ。試合が終わった時点でガス切れでこれ以上動けないというくらい、チームのために走ってチームのために貢献したい。それが私の特徴だと思っています」

●ポポ選手
「柏レイソルから来ましたポポです。私もこの場に立ててうれしく、またこのクラブが私を信じてくれて、契約してくれたことを非常にうれしく思っています。このお返しを、どうにかグラウンドの中でしていきたいと思っています。このチームの目標を達成出来るように全力で頑張りたいと思います。強いシュート、スピードが僕の強みです。それを活かしながらチームのためにプレーしていきたいと思います」

●冨田大介選手
「初めまして。冨田大介です。大宮から移籍してまいりました。今年はまず、やるからには優勝を目指しながら、その先にACL出場があると思うし、結果的にこれまでの最高順位の目標の１桁があると思っています。そのために自分のいろんな経験をチームに与えていければなと思いますし、いい刺激を与えていきたいです。自分自身も成長しながら人間的にも成長していきたいなと思います。特徴は、地味な守備とコーチング。あとセットプレーで得点を狙いたいと思います」

●都倉賢選手
「こんにちは。ザスパ草津から来ました都倉です。まずは再びこのJ1の舞台に立てるチャンスを与えてくれた神戸に感謝したいと同時に、僕自身の目標、そして、監督がおっしゃっていたチームの目標に向かって毎日努力していきます。これから１年間、応援よろしくお願いします。僕は常に、チームのために全力を尽くすプレーを一番心掛けているので、その中での泥臭さだったり、ゴール前での迫力、強さとか、左足など自分の特徴をたくさん見せられたらと思います」

●高橋祐太郎選手
「初めまして、福岡大学からきました高橋祐太郎です。自分の武器はヘッドの強さ、高さだと思うので、それを活かしながら、試合の中で監督に求められていることをしっかり身体で表現できればと思っています。
ヴィッセル神戸のために、レギュラーとして試合に出られるように頑張ります」

●三島康平選手
「こんにちは。駒澤大学からきました三島康平です。今まで経験して来たことや、自分の特徴である最後まで全力で諦めない強い気持ちやヘディングの強さ、高さ、泥臭いプレーなどを活かして、チームの勝利に貢献出来るように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」

●有田光希選手
「はじめまして。新潟の北越高校から来ました有田光希です。まずこのヴィッセル神戸という素晴らしいクラブに加入出来ることをうれしく思います。高卒１年目なんですが、日々の練習から努力して、まずはチームのためにということを考えながら、その中でも身体の強さを活かしたプレーや足元の強さを見てほしいです。そうした特徴でチームに貢献出来るように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」

●森岡亮太選手
「はじめまして。久御山高校から来ました森岡亮太です。この世界は慣れないことばかりですが、日々努力して、パスとかドリブルとか、そういう面で得点に絡んで得点を演出できるプレーをしたいと思っています。１点でも多くチームの得点に絡めるよう頑張りたいと思っていますので、応援よろしくお願いします」

●嘉味田隼選手
「こんにちは。嘉味田隼です。今年自分は第４GKからのスタートですが、日々努力して、先輩の皆さんに付いていけるように、少しでも追い付いて、追い越せるようなGKになりたいです。ゴールを守るのももちろんですが、攻撃参加でロングスローとかロングフィードを見てほしいです」

以上