1月6日(水)AFCアジアカップ2011カタール 予選Aグループ第5戦 イエメン vs SAMURAI BLUE(日本代表)(22:15KICK OFF/サヌア)
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●岡田武史監督:
「明日の試合はアジアカップの予選ということで、どうしても勝点を取りたいという気持ちで来ています。ただ、イエメンチームも非常に最近メンバーも変わりシステマチックになって力をつけていると思っています。そういう意味で簡単なゲームにはならないと思っていますが全力を尽くして勝点を取りたいと思っています。以上です」
●槙野智章選手(広島):
「与えられた時間の中で、ボクたち、岡田さんに選出されたメンバーの中でしっかり戦っていきたいと思っていますし、この厳しい環境の中でも自分たちの力を存分に出したいと思っています。そしてかならず勝点3をとって日本に帰ってきたいと思っています」
Q(岡田監督に):昨日ケガをした西川選手と柏木選手の状況はいかがでしょうか?
「二人はいま病院に行ってMRIを取っています。基本的に打撲だと聞いていますが、明日の試合で使えるかどうかは明日の朝判断しようと思っています」
Q(岡田監督に):その二人は今日の練習には参加出来そうでしょうか?
「これも結果次第でぼくもまだ聞いていないですが、ボクの予想から言うと西川は今日は無理じゃないかと思っています。柏木に関しては帰ってきてドクターと相談した上で、どうにかなるんじゃないかと思っています」
Q(岡田監督に):若手主体のチームですが明日の試合で期待する事を教えてください。
「確かにフル代表のメンバーに比べて経験、そして技術的なところでは落ちる部分もあるかもしれませんが、ともかく元旦に集まったメンバーの顔、そしてモチベーションの高さ、元気の良さ。これは素晴らしいものがあって彼らはきっとそういうものをピッチで表現してくれると。ともかく我々はこれは、セレクションのゲームでも何でもなくてアジアカップの予選という公式戦なので明日のしあいで選手たちがチームが勝つために一丸となって戦ってもらいたいと。目的はチームが勝つことであると。それにチーム全体が一丸となって戦う姿を見せてもらいたいと思っています」
Q(岡田監督に):イエメンに来ていただきましてありがとうございます。イエメンの治安やホテル、グランドなどはいかがでしょうか。
「日本ではいろんな報道がなされていて、家族とかが心配をしてメールなどを来ますが、我々ここに入ってから一度もそういう緊張感を感じたことはありませんし、練習場、またはホテルにおいても快適な生活をさせてもらっていますので、全く問題はないと感じています」
Q(岡田監督に):若い選手が南アに行くチャンスを掴むために何が必要だとお考えでしょうか。
「日程が変更されずに当初の予定通りに20日過ぎになっていたら、フル代表でやる予定でした。フル代表の中でも天皇杯の決勝などに行っていないメンバーでやる予定でした。そういう意味ではこれはビックチャンスだと受け止めています。若い選手は、まだまだ経験と技術で足りていないところがありますがやはり彼らの元気の良さ、モチベーションの高さ、アグレッシブさ。そういうものを出していかなければならない。そして今回はじめて公式戦を経験する選手もいると思いますが、意識の高さがこれらの彼らにとって非常に大切になると思います。公式戦の重み。日の丸を背負う重み。そいういうのをまだ実感していない感じがあるので、そういうものが必要になると思っています」
Q(岡田監督に):ケガをした選手はどれくらい重要な選手だったのでしょうか?
「すべての選手が大事ですが、ひとりはこのチームの中で数少ないフル代表を経験している選手で、キャプテンにしようと思っていた選手です。もう一人も当然このチームの中盤のリーダーになる選手かと思っています」
Q(岡田監督に):明日の試合でイエメン代表について警戒している部分は?
「明日のイエメン戦に関してわれわれは自分たちのベストを尽くすのみで、恐れるものは何もありません。ただ、日頃と違うのはこの高さ。海抜2400mという高さ。それによりコンディション。それとピッチ状態がどうかと。我々はパスを繋ぐサッカーなのでピッチ状態が大きく左右すると。その二つは今日グランドに行って(前日練習で)チェックしてみたいと思います」
Q(岡田監督に):新型インフルエンザにかかった選手は、どこでかかったのでしょうか?
「インフルエンザに関しては私はドクターではないのでわかりませんが、ドクターから聞いたところによるとおそらく日本で観戦したと。そして付いたときに発症したと、いう事です」
Q(槙野選手に):公式戦の前日会見の場に呼ばれたことについて、槙野選手はどこが選ばれた理由なのだろうとお考えでしょうか(笑)。またそれについての喜びなどがあれば教えてください。
「まずボクに託されたことというのはピッチの中でもそうなんですが、ピッチの外でもボクの役割というのはあると思っています。特に今回は招集されたメンバーの中でほとんど名前しか知らないようなメンバーなんですが、その中でもボクとか特に22、23歳の選手というのがピッチの外でもしっかりとコミュニケーションをとって、それでピッチの中で表現するというのがイエメンに来ての課題だと思っているので、まずはこういう場に呼んでいただいた岡田さんにはすごく感謝していますし、ピッチでももっともっとコミニュケーションをとってチームの良さを出していければと思っています」
以上
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